文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
今月末(2024/1月)頃に完成の計画でしたけど、あっという間に時間が過ぎて、ほぼあきらめてます。(今日は1月12日)
近々5連休ぐらいの休みがあるなら別ですけど(まだ正月休みモードに未練たらたら ^^; )。。。
あまりグズグズと引き延ばす気はないけど、まあ、あんまり無理せずに行こうと思います。
とりあえずは内装を完成させないと落ち着かない
ので、他に気を散らさずに進めます。
キットのコラム部品は市販車仕様のコレですが、
実車はサーキット仕様らしくステアリングシャフト
むき出しです。
なので、ここを削ってシャフトの通り道を
作ります。
ルーターで削ってから棒ヤスリや丸めた
フィニッシングペーパーで整えます。
旧車の定番、スリットの空いた3本スポーク
のステアリングですが、プラモの部品では
抜けてないのがお約束。。。
穴を開ける前にスポークを薄くします。
右の厚さを左ぐらいまで。
金属の薄板としてはこれでもまだまだ厚いん
ですが、調子に乗るとペナペナになって
強度が保てないので(経験済み)、
この辺りでガマン。
開口の手がかりにする穴を開けたら、
その穴をつなぐ要領で、よく切れるナイフ
で少しずつ凹モールドの部分を切り取って
いきます。
シャフトやステアリング周辺の機構に
使えそうなジャンクパーツを発掘して、
いろいろチマチマします。
スポーク抜けました。
ボスの円盤、プラ板から切り出しました。
ウィンカーとワイパーのレバー自作。
シャフトにあれこれくっつけてそれらしく。
パーキングブレーキはステッキタイプなので
これまた自作です。
真鍮線は0.8ミリ径のもの。
それぞれグレーサフと白サフ吹いて
仮り組み。
そこそこの雰囲気にはなったと思います。
パーキングブレーキの握りが大きすぎるので
このあと二回りほど小さく削りました。
コラムの辺りはこんな感じ。
市販車のカバーを外した感じに
見えますかね?
ステアリングホイールはサフで見えてきた
アラを直して、グロスの黒を吹いて、
クリアコートして、ホイールを隠します。
これでメッキ塗装の準備完了。
同じくメッキ仕上げになる部品を作ります。
爪楊枝の径の半分ぐらいの小さい細工です。
目も指も疲れる。。。
このプラ板の半円形の切り欠きのところに
丸いプラパーツを接着して、中央にリベット。
ウィンドウレギュレーターです。
4ドアなので4つ作り始めたんですが、
改めて実車資料を見たら、リアドアの
内張りには付いてないように思えるので、
2個だけ作ります。
同じ要領でインナードアハンドルも2つ。
サフ → クリアコート、で下地完了。
が、今回はこれを試してみます。
下地が少々ラフでも大丈夫、
遠吹き、フワ吹き、気にせずに、
乾燥後はマスキングOK、
クリアコートしても曇りが少ない。
という謳い文句の塗料です。
プレミアムミラークロームも同種の性能と
思いますが、どちらが使い勝手がいいかな。
綺麗な金属光沢になりました。
謳い文句通り、吹き方にそれほど
神経使わなくても綺麗な塗面に
なりますねぇ。
経時で曇らなければ文句なしです。
今後もガイアと光り具合を比べながら
使っていこうと思います。
メーターパネルのユズ肌を磨いて、
これぐらい。
ボディ表面だったらまだまだここから、
っていうぐらいですけど、この部分なら
これで充分と思います。
あんまりこだわると周囲のセミグロスが
光っちゃったり、デカールが欠けたりって
トラブルになりそうだし。。。
ステアリングとパーキングブレーキの
2本のシャフトを塗装。
ジュラルミンフィニッシュの細切り
をあしらったりしてみました。
B・Cペダルはダッシュボードの部品から
切り取ったものを使用。脚を半分以下の
細さに削ってます。
Aペダルは形状が違うので、ジャンクを
使います。オルガン式なので、床に自立
するよう裏にプラ板付けました。
内張りも完成。
ドアグリップは切り取ったモールドを
「握れる」ように整形しました。
ダッシュボード&2本のシャフトも接着。
形になってきました(^-^)
ホイールは茶色の革巻きなので、
エナメル筆塗りで塗装します。
ボスの円盤はオフ白。
メーターパネルにスポークが写り込む角度
で撮影。後付けタコともども、「ガラス」感
OKです♪
シフトノブの前に極小のシフトパターンの
パネルが付きます。
ジャンクのエッチングからスリットの入った
小さい四角を探してきました。
シフトパターンじゃないワケですが、
なんとなく「線の入った四角いパネル」に
見えればよし、と割り切ります。
作れる気がしないんだもん。。。
完成後に、スカスカのダッシュボード下や、
バルクヘッドの軽め穴の向こうが変に透けて
見えないように、黒く塗ったプラ板を
箱組みしたモノで裏から目隠ししときます。
というワケで、ほとんど自作パーツに置き換わっちゃった内装がやっと完成です。ボディ&外装小物を進めます。
さて、糊汚しがイヤで、マークセッターを
使わなかったデカールが鬼門になっちゃいました。
クリアを吹いたら凹部分でブヨブヨと
浮きまくり。。。
浮いてきた所をぐいぐい、ってしたり、
なんとかならないか足掻いてみたものの
やっぱり気に入りません。
「GTⅡ」欲しさにパーツ請求したデカールが
あるので、思い切って貼り直すコトに
しました。
浮きのひどいゼッケン1枚とGTⅡ1枚を
剥がして、白と青の境い目を再塗装して
シャキッとさせます。
アルミ線の上の白ももう一度塗り直し。
なんたる不毛な工程。。。
で、アルミ線に乗ったクリアをこそげてたら
こんな失敗をして、またリカバリー。。。
これで泥沼の修正ループはおしまい。
クリアをたっぷり2度吹きしたので、乾燥後に
中研ぎ → 仕上げクリア です。
タイヤはセンターのバリもありますが、
それよりもサイドにエッジみたいにバリが
立っちゃってるので、320番でゴシゴシします。
自然なトレッド面になりました。
シャーシ裏は、な~んにもしません。
いつものコトですけど。。。
215/50/15、ってのがあんまりですが、
このまま。テッチンホイールは半ツヤ感が
とてもいい案配なので、無塗装です。
こんな所を無塗装って初めてですけど、
キズも荒れもないし、色もツヤもちょうど
いい感じなんですよねぇ。
製作中にこんな3Dパーツが発売されたので
購入しました。ウクライナのメーカーです。
今回はエアーバルブはモールドされてるので
不使用。ドアのキーシリンダーを使います。
緻密なキーホールのミゾが切られてます。
メッキ塗装前にスミ入れ。
このアト、メッキ塗装したら、いい感じに
スミが残ってくれました。
キーシリンダーも含めて、小物のメッキ塗装を
一気に。
ウレヒーロー、綺麗な金属光沢出ます。
ほとんどの場合、メッキパーツは落として再塗装
しますが、ここはスミ入れするため、パーツの
ままのメッキが露出する面積が小さくなります。
荒れ・キズ・バリもないので、メッキをそのまま
生かしました。
極小の反射板。エナメルのクリアレッドを
垂らしただけ。
サイドの「Skyline」、リヤの「PRINCE」は
あきらめますが、これらのエンブレムは輪郭が
単純なので厚みを再現します。
0.3ミリのプラ板を研磨して(推定)0.2ミリに
した上に貼ります。
で、クリア → 切り出し → 断面にシルバー
の手順です。それぞれ予備で1個ずつ余分に。
小物の最後はナンバープレート。
ひんまがったディーラーナンバーです。
曲げたいので、アクスティオンのアルミ
のプレートを使います。
表側のフチは凸になってるので、
裏を使いましょ。
せっかく穴が開いてるので、リベットで
接着します。
買いたての白色ラベルシートにプリントした
モノを貼ります。
先に曲げとけば整形はラクですが、シートを
貼るのが難しいので先に貼ります。
で、リベット刺して裏から瞬着で接着。
最後にグニグニと曲げます。
曲げ過程で、フチの赤がはげたのを
タッチアップ。で、純白過ぎて不自然に
感じたので、ウェザリングマスター〈7〉の
「オイル」を少しなすりつけて。薄汚れた
雰囲気にしました。
ボンネットのゼッケンのフチ。クリア面に
エクボ状の荒れがあって、あれこれやって
直そうとしてたら、ここまでひどくなって
しまった。。。このあれこれが大幅遅延の元凶。
仕方ないからマスキングしてゼッケンのフチの
白色をブラシで補修。
その後、ボンネット全体に再クリアして
磨き直しました。ドアップで見ると少し乱れが
分かりますが、これぐらいの距離感ならきれいに
なりました。もうこれであきらめます。
窓枠の黒塗装は塗り分けラインうまくいきましたよ。
後ろもOK。
限られた資料画像を参考にして、窓枠が黒いのは
前後だけと判断します。また、市販車では黒いゴムの
中央にクロームのライン加飾がありますが、レース
車両にはないようです。
サイドの窓枠はボディ色のまんま。
スミ入れはロイヤルブルーにフラットベースと
マット黒をちょこっと混ぜたエナメルで。
はみ出しはいつものように
ホワイトスピリット〈22〉で拭き取ります。
サイドはボディ色のまんまって書きましたが、
ここだけはクローム加飾で、これは箱絵でも
分かります。
なるべくゼッケンにマステの糊面が当たらない
ようにマスクして塗装します。
ここもクローム。
フチのリングとライトの奥が同時にクローム
に塗れるのでラクでいいですね。
ガラスと主だった外装部品を片っ端から
接着します。
上下合体で壊したり塗面を傷めたりしそうな
ドアハンドルとバンパーだけ置いといて。
テールライトとU字型の加飾が付いて
らしくなってきましたねぇ、この辺りから
ニヤニヤし始めます。。。
で、合体させたら、バンパー・ドアハンドル・
エンブレムをくっつけて完成です。
長々とやってたのに、窓枠塗装から完成までは
たった一日。
日曜日に朝から晩までやれる時間が取れたのが
大きかったです。
まあ、それにしても古めかしいスタイルです。
昔ながらの「ぶうぶう」の形ですな(^-^)
室内はほぼ全部改造しましたが、
外側はちょこっとディテールアップしただけです。
私が1才のときのレースの出場車。
作ることができました。キット再販に感謝♪
3月は2週連続で展示会参加予定で、1つ目の
半田モデラーズミーティングの前週に完成できて
よかったです。
コンビで並べるR380を久しぶりに出してきました。
加齢で(笑) 口が半開きになってるじゃないか。。。
干渉してたシャーシを少し削って、接着し直し
ます。
この2ショットは長年の夢だったので、展示にも
気合が入ってますよ。アクリル板を購入して、
100均のカーボンシートを貼ってベース製作。
こんなのを印刷して、透明アクリルでサンドイッチ。
で、クレオスのターンテーブルに乗せる、と。
昨年のトップガンコンビと、今回の日本GPコンビ、
ずっと作りたいと思ってたのが連続で叶いました。
3月の半田&四国オー集を皮切りに、今年1年の
展示会にはずっと並べよ♪
あわよくば1月中、だめでも2月早々には完成するつもりだったのに、3月10日でした。。。
HSまで2か月、遅作りの私にとっては1台新たに作るなんて無理だぁ、って期間ですが、アバルト フィアットをなんとか間に合わせたいので、
展示会レポも完成写真の撮影も後回しにしてもがいてみようと思います。
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