文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
手を付けて4カ月過ぎたのに完成には程遠いという体たらくですが、パーツ単位では完成する部分もそろそろ出てきます。
塗装をやり直したせいで肝心のボディが遅れそうですけど、できる所から部分完成させていきましょう。
ヘッドレストの切り離しと、全体の整形をしたシート。
軽いウェザリング&「影」見え を狙ってエナメルでやってみましたが
不自然なうえに汚らしい (T_T) やっぱりこういうセンス皆無ですなぁ。
で、汚した部分がほぼ隠れるぐらいに元の色を上掛け。
ほんのちょ~っとだけ汚した所が残るようにしました。
全然残らなかった箇所もありますけど。。。
メッキ塗装したリクライニングレバーを接着して完成。
アームレスト下部のカーテシーランプ。
製作記④でダイソーレジンを盛ってました。
なかなか明けない梅雨末期で毎日雨の頃だったので、太陽光には
全く当てられませんでした。卓上の蛍光灯の近くで放置してて、
2日後には硬化してたものの表面がベタついてました。
で、1週間後ぐらいに触ってみたらベタ付きも消えてた。
晴れてる or 急がないパーツ なら使えそうです。
色は薄いけど。。。
ドア内張り、塗り分け&パーツ接着
してこの状態です。
カーテシーランプはエナメルの
クリアレッドを筆で上塗りしただけ。
いくらオープンでも、この位置は
完成後にはとっても限定的な見え方に
なるでしょ。これで十分!
あとは上部の木目パネルだけです。
で、その木目パネルは、④でこの状態でした。
筆で描いてから、軽く1000番を当ててます。
で、クリアコート。
乾燥後にサンディング。
白っぽく点々と見える所が1000番の当たってない凹部ですね。
デカール段差をなくすのと同じ手順を踏むだけですが、木目を描いた
筆ムラの段差はデカールの厚みどころではないので、何回かループ
して平滑にしていきます。
セカンドクリアを掛けてこんな感じ。
これを磨いて終わりにしたい所ですけど、これまで木目塗装した
数少ない経験から、段差消しを手抜きすると見栄えがぐんと
落ちるので、完全平滑を目指しましょ。
④でもブログでも話題にしてますけど、キットのコンソールの
この形を、
こういう風にしなくちゃなりません。
灰皿とスイッチはキットからモールドを切り離したらいいですが、
シフトゲートの長さが違うのが困りものです。
自信ない作業ですが、中抜きして短くするコトにします。
シフトレバーもついでに自作。
ゲートの方はなんだかガタついてる気がしますが、よく分からないので、
黒く塗ってみて、必要なら整形を重ねます。
灰皿やスイッチは0.3ミリのプラ板を底に貼って
各部のベース表現をします。
シガーライターは虫ピンの頭を磨いたモノです。
一応実車に似た配置にはなりましたね。
ブログ【417】で紹介したように、インテリアパーツが2組入ってたので、
切り落としに失敗したカーステレオも無事確保できました。
嬉し。。。
ステレオ&エアコンのこのパネルはツヤの差異こそ
あるものの黒1色。
メッキ塗装とかしなくていいんです。これまた嬉し。
ただし、小さすぎて文字の表現は私には無理。
シフトノブもこの写真に倣って黒にします。
0.2ミリの透明プラ板でメーターのガラスを切り出します。
裏貼りのデカールを貼って、
表からはこう見えます。
④でパーツの厚みを削って、メーターが奥まり過ぎないように
しましたが、その効果がでましたね。
これぐらいがちょうどいい奥まり具合じゃないでしょうか。
今日はここまで。進んだ分だけ小刻みに追記してこうと思ってますよ。
~~~ 内装少し進んだので追記します。。。
シフトゲートがどうもガタガタで整いません。
小さいし、真っ黒なトコだし、とは思いますけど、完成後にそこを見るたびに
悔やむのはイヤなので作り直します。
今度は元のパーツの寸を詰めるんじゃなくてプラ板自作で。
ゲートを開口したプラ板1枚がスタートです。
そこにプラ板を重ね貼りしたり、周りを囲んだり、いろいろやって
こんな風にしました。
ガタつきを直せなかった黒いヤツよりスッキリしました♪
コンソール上、こうなりました。
上出来ってワケではないけれど、見るたびにがっかりって
コトもない。まずまず可愛らしくまとまったんじゃないでしょうか。
木目は仕上げ磨き前のクリア乾燥中。
仕上がったら各パーツを接着します。
ジャンクデカール使用2か所。
シフトゲート脇には、なんとなくソレっぽく見える
ヤツを貼りました。P・R・N・Dと並んだデカール
なんかないので、ただの幾何学模様です。
同じく、ステアリングの中央の JAGUAR の顔デカール
もないので、リーピング JAGUARのデカールを流用
しました。現代のモデルはこうですが、XJ-Sシリーズの
頃は「顔」だったので、嘘仕様です。
ウィンカーとワイパーのレバーはいつものように
先をつぶしたアルミ線に置き換えてます。
実車観察してたら、こんな所にサイドブレーキを
発見しました。部品は入ってないので自作です。
レバー=0.8ミリアルミ線
グリップ=内径0.9ミリ真鍮パイプ
ベース=1・5ミリ厚のプラ板切り出し
です。
ちょっと進んだ感が出てきましたね♪
この部分のメッキ塗り分けはこんな具合です。
バーは別パーツ。同じくタクミで塗装してあります。
ダッシュボード下部から生えてたABペダルは、ペダル部分のみ
使います。カーブした形に切り出したプラ板を「脚」にして
その脚をプラ板に差し込み接着します。強度担保ね。
こんな感じ。
真っ黒けに塗ります。
他にも、ドアミラーはクロームとつや消し黒に塗り分けて
鏡もくっつけたし、
この辺りの塗装もやってます。
フロントフェンダーのウィンカーはジャンクの
レンズの部品を小さく小さく整形して作ったモノです。
プレートは前が白・後が黄色。ちゃんとネットで
調べましたよ ^-^)
平滑仕上げに手間をかけてきた木目パネル、最終のサンディングを
終えてこの状態です。
スポンジ研磨材の3000番を使用。
ツヤ消し状態ですが、「平ら」にはなってるのお分かりでしょうか。
木目を描くための筆ムラで生じた凸凹がクリア層で覆われて平面に
なったワケですね。
あとはコンパウンドの番手を上げながら磨き上げれば
完了です。バーズアイメープルに見えなくもないでしょ ^^;
模様の巧拙はともかく、色がそれらしくてピカピカに
磨けてれば、高級車の木目っぽく見えてはくれると思います。
ここなんか面積小さいので、茶色くて
光ってれば文句なしです。。。
今作は事前にちゃんと細工の計画を立てて進めます、って書いた記憶が
ありますが、できないコトを宣言してはいけませんね。。。
シートベルトの収納口を作るの、完全に忘れてました。
塗装も済んでるというのに (>_<)
収納口の枠に見えそうなエッチングを探してきてくっつけてから、
ベルトを通すためのミゾを貫通させます。
右の写真は枠の内側にガンダムマーカーでミゾの位置を落書きした所。
エッチングの枠の内側は黒く塗って、ベルトを通します。
ベルトの逆の端はもちろん床の方です。床にもミゾを貫通させましたよ、フロアマットまで
貼り付けてあるのに。。。どちらのミゾも失敗せずに開けられてよかったですが。
床の裏に引っ張りこんだベルトは抜けないようにテープで留めておいて、
最後に組み立てる時にちょうどいい長さまで引っ張ります。
内装をバスタブ型に組んでしまうと、内張りと
ボディの間に号泣レベルのスキマが空きます。
なので、最後の組み立て時に内張りをボディと
接着してしまってから、フロアと内張りを
くっつける手順にします。
それまでこの状態で待機。
ABペダルやサイドブレーキ、コンソール上の
ごちゃごちゃ等、自作した効果があったかな、
ってちょっと嬉しい。
前方から見るとこんな感じです。
ダッシュボードは木目を仕上げた上で他の部分を塗り分けました。
エアコンのルーバーはモールドが埋まらないようにずっと貼ってたマスキングテープを外して黒く塗装。
グローブボックスのプッシュボタンは頭を平らに削った虫ピン。
各種スイッチのモールドは土台のツヤ消しに対して半ツヤの黒を塗ったんですが、写真ではあんまり伝わりませんね。
このつや消しと半ツヤの組み合わせはコンソール上もオーディオ&エアコンスイッチの所も共通です。
グリーンの極小ランプのモールド、なんとか緑っぽく
見える程度には塗料を載せられました。
ステアリングもつけてダッシュボードも完成。
オープンとはいえ、各部はとっても小さいので、
完成後に全体として見たら、そこそこには
見えてくれると信じてます ^^;
フィッティングに手間をかけたヘッドライト、
形状を修正したワイパー、
別体で仕上げたエンブレムなど
フロントのメッキ部分もできました。
ボンネットをクローズ固定しちゃったので、エンジンは超手抜きで、下から覗いた時に銀色に見えればいいやっていうレベル
だけどできてます。外装小物もできたので、残すはボディの仕上げだけです。セカンドクリアまで吹いたので、次は中研ぎ。
フロントスクリーンの窓枠の塗り分けが残った一山でしょうか。あっ、汚らしくなっちゃったバンパーの直しもあったんだった。
次回追記で完結(にしたい)です。。。
以上の部分は8月19日にアップしてて、今日は10月18日です。このページの更新、2か月放置。。。ブログでもたびたび書いてますが、
展示会の軒並み中止に加えて、県外移動や食事その他の行動も(私の職場では)制限だらけで、気持ちがすっかり煮詰まってしまってました。
さいわい、名古屋オー集でやらせていただくハズだった「モケトモ展示」の、拙HPでの web展示企画を始めたおかげで元気が戻ってきたので、
ラストスパートをがんばりましょう。私もこの JAGUAR で web展示に参加しなくちゃね。
2か月放置と言っても、少しずつは
進めてましたよ。
窓枠の塗り分けの厄介なボディは
まずは磨きから。
今回もペーパーは使わずに
ラプロスからで行けそうです。
白キャップまでやって磨きは完了。
このキットはとにかく塗り分けが面倒。
例えばこのテールライト。赤とオレンジの塗り分けはテールの
定番ですが、それに加えてクロームの加飾を塗らないといけません。
随所にクロームがあるのは JAGUAR らしくて見せ場でも
あるんですけど、塗り分けじゃなくて別パーツがいいなぁ。。。
まずはクロームの下地の黒を吹きます。
黒の上にはクリアオレンジだろうが、クリアレッドだろうが、
何が重なってもOKですから。
で、オレンジ。
このアト赤を吹いて、最後にメッキ塗装します。
バンパーも面倒。
せめてロアボディとバンパーが別パーツだと
やりやすいんですが、全部一体なので、
下1/3が紺色、
真ん中が艶消し黒、
上面がクローム という塗り分けです。
リヤフォグも窪みがあるだけでパーツないし。。。
窓枠も幅の広いクローム部分とその内側の
艶消し黒の塗り分け。
今回もメッキ塗装はタクミを使いましたが、
綺麗に光ってくれました。バンパーの上っ面に
ヘッドライトやグリルが映りこんでるでしょ♪
左ハンドル仕様で逆に傾けたワイパーも
きちんとガラスに沿いました。
バンパー内のウィンカーもパーツ入ってないので、
リヤフォグ同様に透明プラ板とハセガワの
フィニッシュの重ね貼りで自作です。
あとは組むだけ、と思ってたらトラブル発生。
フロントガラスにダッシュボードの角の所が
当たってしまい、シャーシがちゃんとはまらない。
削って干渉しないようにします。
完成間際にやる作業じゃないですよねぇ。。。
仮り組みしたハズなのに。。。
内装の各パーツは接着し終わってるので、
再塗装はマスキングしないといけません。
マットブラックはとても隠ぺい力の強い色ですけど、
こういう部分的な再塗装って、雑に上塗りしただけだと
境い目が目立つコトが多いですよね。
ダッシュボードのシボ表現で砂吹きしてあるので余計です。
この状態でサフの砂吹き→黒塗装、とやり直しました。
というワケで、
10月の末も末、
31日の夜に完成
しました。
ブログで確認したら、
4月18日に作り始めて
るので、なんと
6カ月半!
いつもなら、製作記の最後のページを編集し終えてから、完成画像のページを作るって順序ですが、今回は「モケトモ展示 on web」を
開催中なので、まずはそちらにエントリーのブログ記事をアップしました。JAGUAR と ビートルの2台を参加作にします。
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