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今秋発売、とアナウンスがあってから中々音沙汰のなかった、タミヤのロードスターが2015年末ギリギリになって販売されました。
昨年作ったハチロクがほとんど修正不用なキットだったので、ロードスターもさぞかし優秀なキットでしょう!
2016年の年明けとともに作成開始、ストレスなく作れそうで楽しみです。
ボディを観察してたら、ここにヒケ発見。
原因は裏側のライトパーツ取り付け用の凹モールド。
正確にかっちりライトを接着できるので、このモールドの価値も
大きい。まあ、サンディングで消せるレベルのヒケなので
これぐらいは仕方ないですね。
パーティングラインも
最小限。
ほとんどはスジボリに
沿っていて分からないし
そうじゃない所も軽微な
モンです。
ピラーとガラス、
バスタブとボディ、
その他各パーツ間の
合いはこれでもかって
ぐらいにバチピタ!
幌カバーとボディのフチの合い具合なんて、
ピッタリ過ぎて笑っちゃいます。
これだけ各部がピッタリだと、塗装の厚みが
問題になるかもしれません。
ちょっと意識するようにしよ!
上物は期待に違わずOKだったので、続いてシャーシのフィッティングの様子を見てみましょう。
まずはタイヤ位置。上下・前後・左右、どの方向の位置関係も良好♪ ノーマル状態の市販車の表現としては全く文句ありません、100点。
「車模型としてかっこよく見える」コトを狙って、実車とは違うのを承知で、あえて車高を下たり・ツライチ化したりするコトもありますが、
この車・このキットはこのままでかっこいいと感じます、修正なしで行こ。
~ ちなみにボディとシャーシの上下合体も全く力をかけずに、スっとはまりますよ。
メーカー発信の商品情報でも
強調されてたシャーシ裏の構成。
立体感すばらしいです。
リヤホイールなんて、サス側と
5箇所(!)も接点があるんですが
全部同時にスカっとはまります
(^^;)(^^;)(^^;)
この状態にさらに・・・・・
・・・・・タイコまで一体成形の
排気管が載っかって、・・・・・
・・・・・これまた一体成形の
このパーツが重なって、立体感の
てんこ盛り!!
しかも、どのパーツも取り付け
位置の近くに持ってっただけで
すいっと吸い込まれるように
ダボ穴に勝手に納まります。
エンジンレス・フロントフード開閉せず な一方で、シャーシを精密・重層的に再現する構成なワケですね。
うーん、底面を見せるようなディスプレイ考えようかなぁ。。。
いつもの手順通り、0.2 & 0.125 ミリのスジボリ堂のタガネ〈10〉でスジを彫り増ししてから、全体を600番〈1〉でサンディング。
この部分の複雑な面構成を損なわないように気をつけました。ラフにガシガシ研磨したら、エッジ消しちゃいそうでしょ。
1=この車のサイドビューの特徴となるソフトエッジ。 2=ドア下部を走るシャープなエッジ 3=ここにもう一つエッジがあるんですよ。
そうそう、フロントフードも、面の変化の連続が美しく成型されているので、サンディングの時は要注意ですよ。
とてもオシャレで上品なショールームにお邪魔して、
カタログをいただいてきました。
資料として有効活用させていただきます。
今作ではキャンディ塗装に初挑戦。
プラ板のテストピースに下地として、
ライトガンメタル・シルバーリーフ・メッキ調塗料、の3種類を吹いて
上からクリアブルー・スモークを重ねてみました。
(おまけでクリアレッドもテスト)
で、ちょこっと試行錯誤の結果、下地:メッキ調塗料 + スモークをあっさり一吹き + クリアブルー拭き重ね が現時点での結論。
曲面での見え方を確かめるために、丸い所に両面テープで貼ってみました。
1 はスモークを濃いめに吹いた上からクリアブルー3層。
2 はスモークなし、メッキの上にクリアブルーです。
3 はスモークを一吹き。上からクリアブルーを同じく3層。
3 で行こうと思います。
3つの写真、同じものを撮ったのに見え方違いますねぇ! どの写真も目の前にある実物と違う。キャンディ塗装って面白いけど難しそう。
今回は使いませんが、ライトガンメタルの上からクリアレッド、のピースがこちら。
いつかこの色を使うこともあるかも。
下地がメッキ調塗料と決まったので、何はともあれツヤピカ!って
逸ってクリアを吹いたんですが、サンディングのペーパー目が
あちこちにいっぱい (>_<)
メッキ塗装は塗面の状態がくっきり出るのでこれはイカンです!
研磨 & 再クリアかなあ。情けない失敗。。。。。
・・・・・再クリアして、鏡面に磨いてからタクミのAMC〈19〉を吹きました。
普段から塗装はほぼ缶スプレーなので、こんな広い面にエアブラシを使うのは初めてでドキドキしました (^^;) 完全乾燥後に軽く拭う予定ですが、
塗布直後の様子がこれ ↓ チューブのタミヤマークが写る程度には鏡面です。
メッキ塗装の車って、新鮮な絵ですねぇ (^^) このアト、いよいよ重ね塗りの本番。ここで製作記①は区切りにして、②では内装に取りかかります。
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