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NSX 製作記 ⑤並行、クリアパーツ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製作記④はこのブツブツをどうしたモンか、で止まってました。

 

 

   まずは保険の確認。カーボンフィニッシュで行けるか?

 

 

曲面への馴染み具合とクリアコートができるかの検証をしてみました。

馴染みもクリアも問題なし。。。ですが、カーボンの目がうねうね。

 

シワをなくすためにアチコチ引っ張るので、これは避けられません。

というワケで、これは保険にはなりませんね (T_T)


 

 

 

 

 

無保険、背水の陣でサンディングしました。

 

 

 

 

幸い、ブツブツを削った所も、さほど下地が出るコト

 

なく、ほんの数カ所白くなっただけでした。

 

 

 

 

 

 

 

  デカールの色合いに合わせて、黒と金色を適当に混ぜたラッカー塗料で、

 

 

  その数カ所をちょんちょんとタッチアップ。

 

 

 

 

  会心のタッチアップにはなりませんでしたが、白い点々が見えてるよりは

 

 

  マシかなってぐらいにはごまかせました。

 

 

 

また数日乾燥させてから、慎重に

クリアを薄吹き3回。

 

よし、異常なしって厚吹きしたら

ご覧のブツブツ (T_T)

 

前回より小粒ながら、数はいっぱいです。

 

3、4日乾燥させてから、軽くブツブツの頭を削って、もう一度薄吹きから始めて・・・・・

 

 

こんどこそ大丈夫って、仕上げの

 

厚吹きをしたら  → → → →

 

 

 

さらに小粒にはなったものの、

 

やはり同様の状態。

 

しつこい!!

 

 

 

たぶん磨けば解決するだろ、って

 

見切りをつけます。時間もないし。 

 

 

この時にルーフ以外は仕上げクリア、たっぷり4層。2000番で中研ぎしてあります。ユズ肌最小限でうまく吹けましたよ。

 

綺麗綺麗♪ 最終の研ぎ出し前にできるだけ長く乾燥時間を取ります。横浜オー集までの時間をにらんで、5日が限度ですね。少し時間不足。。。

  

こんな感じでクリアコートに手間取って、2週間ほど経ってしまいました。もちろんその間に他のパーツを仕上げていきます。

 

 

お見事バチピタのマスキングシートを使ってガラスのフチのブラックアウトを筆塗り。はみ出しなし (^_^)。


 

 

フロント、サイド3面一体のガラスですが、サイドの黒は外から塗装の指示。

 

 

で、 NSX のロゴデカールも外貼りです。


 

ガラスにデカールを貼りっぱなしの段差、個人的には気になります。クリアコートして研ぎ出し、の方法もありますが、今回はデカール裏貼りで。

 

 

 

 

 

 

     ノリ成分がなくなるまで水にさらしときます。

 

 

マークセッターを使って裏から貼り込みます。

 

 

   しっかり圧着させたら、数日乾燥。


 

 

 

デカール保護のために軽くクリアを吹いておいて、

 

黒を裏からスプレーしました。 成功♪

 

 

 

 

すべて裏からやるコトで、デカール段差なしで綺麗な

 

仕上がりにできましたよ (^_^)

 

 

 

ガラス完成。

 

 

 

サイドガラスの後端はメッシュのデカールを

 

貼るはずなんですが、間違えて黒く塗っちゃい

 

ました。

 

 

奥まっててそんなに見えない(と思う)し、

 

このままにします (^^;)

 

 

特徴的な6連のヘッドライト。

 

裏からミラーフィニッシュ貼りました。

 

 

ヘッドライトユニットの下端につくポジションライトは、付属のデカールは使わずにドアミラーのウィンカーと同じモノを切り出して貼ります。

 

 

こんな感じ。

 

右端のウィンカーも同じ素材です。


 

その他のクリアパーツもどんどん

 

塗ってきます。

 

 

クリアレッドはクレオスの

 

缶スプレー。

 

紅色がかったキツめの色合いが好き

 

なんです。タレ・色ムラを警戒して

 

丁寧に薄吹きを重ねました。

 

 

青○のパーツは裏から断熱シート

 

シールを貼りました。

 

 

 

ドアミラーは上がクローム、下は黒の2トーンにします。

 

ゾル〈16〉を併用してマスキング。面倒くさかった。。。

 


 

こういう塗り分けラインです。粉吹きは完全乾燥後に拭いをかけます。

 


 

 

真っ黒に塗っておしまい、って思ってたリヤのディフューザー。ボディのクリアコートの乾燥待ち時間がやたらと増えて、やることがなくなってきた

 

ので、組説に従って塗り分けることにしました。境界線が複雑なので、ナイーブにカットしやすいメタルックを使用。


 

ボディ前後につくHONDAマークはインレットじゃなくてシール。

 

余白をギリギリまで切り落とします。

 

 

なんでシール?って疑問でしたが、すでに作った 「単身赴任模型堂」 さん曰く

 

「前後ともプレスラインのエッジの上なので、インレットでは馴染みにくいから

 

だと思いますよ。」    納得。さすがタミヤ。

 

滋賀の出戻りモデラー「H」さんの模型ネームです。もう出戻りではないので、今後はこの名前でね (^_^)


 

 

 

 

 

 塗装もすべて終わり、パーツ単位で組めるモノも全部接着

 

 済みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

迫る展示会の期日と、乾燥時間の確保・・・苦しい。

 

 

で、ボディ全体の磨きを終えてから、

 

ギリギリのタイミングでルーフを2000番で研磨。

 

 

問題なさそうです。この時点で横浜オー集の3日前。

 

後はルーフを磨いて、スジ彫りにスミ入れして、組んで。

 

~~~ なんとかなりそうで、ほっとしました。

 

 

 

なのに、なんでこうなる!! (>_<)号泣(>_<)

 

 

 

ブツブツを削り取った部分にクリアの成分がたまって

 

粒状に固まってたんでしょうか。で、磨いている内に

 

その粒がポロポロと取れてきた。

 

 

そんな風に見えませんか?

 

 

 

なんにせよ、後2日では絶対ムリ。

 

オー集には新作なしでの参加が決定です。

 

こんなこと初めて (T_T)

 

横浜には他の車を6台持って参加して、とても楽しく過ごしてきました。帰ってからは、ご挨拶メールをたくさんやりとりしたり、レポを編集したり

 

しばらく余韻に浸ってました。で、改めてルーフをやり直したんですが、モチベーションがガタ落ちな上に、次作のスーパー7の工作が楽しくて、

 

だらぁ、っと長い期間かかっちゃいました。

 

 

今度は満を持してカルトグラフのデカールを

 

使います。

 

 

写真左端のです。

 

懐かしいMODELER’S の製品で、パッケージに

 

「カルトグラフ社製」って書いてあります。

 

なんて頼もしい響き ♪

分厚いクリア層に守られて、簡単には落とせません。。。

 

ボディを傷めないように養生しながらひたすらガシガシ。


 

 

 

 

 

しんどい上にツマラン作業。

 

 

なんでこんなコトしなくちゃならないんだ (T_T)

 

 

 

 

 

・・・・・やっと落とせました。

 

今度はクリアを吹いても

 

研磨をしても

 

全く問題なし。

 

 

ただ、ルーフとボディの境目が

 

荒れてしまってため息。

 

溝掃除をしっかりやって、

 

スミ入れの要領でごまかしまし

 

たが、元のように綺麗には

 

なりませんでした。

 

デカール貼った後も、クリアを吹いた後も、たーっぷり乾燥時間を取りました(放置ブン投げが疑われるレベル)。

 

おかげで完成は3月下旬になってしまいましたが、できあがって一区切り付けられたのでよかったです。あちこちアラだらけですが、ボディが派手に

 

光るので目くらまし効果が期待できるかな? 完成画像もご覧下さい。