文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
製作記④はこのブツブツをどうしたモンか、で止まってました。
まずは保険の確認。カーボンフィニッシュで行けるか?
曲面への馴染み具合とクリアコートができるかの検証をしてみました。
馴染みもクリアも問題なし。。。ですが、カーボンの目がうねうね。
シワをなくすためにアチコチ引っ張るので、これは避けられません。
というワケで、これは保険にはなりませんね (T_T)
無保険、背水の陣でサンディングしました。
幸い、ブツブツを削った所も、さほど下地が出るコト
なく、ほんの数カ所白くなっただけでした。
デカールの色合いに合わせて、黒と金色を適当に混ぜたラッカー塗料で、
その数カ所をちょんちょんとタッチアップ。
会心のタッチアップにはなりませんでしたが、白い点々が見えてるよりは
マシかなってぐらいにはごまかせました。
また数日乾燥させてから、慎重に
クリアを薄吹き3回。
よし、異常なしって厚吹きしたら
ご覧のブツブツ (T_T)
前回より小粒ながら、数はいっぱいです。
3、4日乾燥させてから、軽くブツブツの頭を削って、もう一度薄吹きから始めて・・・・・
こんどこそ大丈夫って、仕上げの
厚吹きをしたら → → → →
さらに小粒にはなったものの、
やはり同様の状態。
しつこい!!
たぶん磨けば解決するだろ、って
見切りをつけます。時間もないし。
この時にルーフ以外は仕上げクリア、たっぷり4層。2000番で中研ぎしてあります。ユズ肌最小限でうまく吹けましたよ。
綺麗綺麗♪ 最終の研ぎ出し前にできるだけ長く乾燥時間を取ります。横浜オー集までの時間をにらんで、5日が限度ですね。少し時間不足。。。
こんな感じでクリアコートに手間取って、2週間ほど経ってしまいました。もちろんその間に他のパーツを仕上げていきます。
お見事バチピタのマスキングシートを使ってガラスのフチのブラックアウトを筆塗り。はみ出しなし (^_^)。
フロント、サイド3面一体のガラスですが、サイドの黒は外から塗装の指示。
で、 NSX のロゴデカールも外貼りです。
ガラスにデカールを貼りっぱなしの段差、個人的には気になります。クリアコートして研ぎ出し、の方法もありますが、今回はデカール裏貼りで。
ノリ成分がなくなるまで水にさらしときます。
マークセッターを使って裏から貼り込みます。
しっかり圧着させたら、数日乾燥。
デカール保護のために軽くクリアを吹いておいて、
黒を裏からスプレーしました。 成功♪
すべて裏からやるコトで、デカール段差なしで綺麗な
仕上がりにできましたよ (^_^)
ガラス完成。
サイドガラスの後端はメッシュのデカールを
貼るはずなんですが、間違えて黒く塗っちゃい
ました。
奥まっててそんなに見えない(と思う)し、
このままにします (^^;)
特徴的な6連のヘッドライト。
裏からミラーフィニッシュ貼りました。
ヘッドライトユニットの下端につくポジションライトは、付属のデカールは使わずにドアミラーのウィンカーと同じモノを切り出して貼ります。
こんな感じ。
右端のウィンカーも同じ素材です。
その他のクリアパーツもどんどん
塗ってきます。
クリアレッドはクレオスの
缶スプレー。
紅色がかったキツめの色合いが好き
なんです。タレ・色ムラを警戒して
丁寧に薄吹きを重ねました。
青○のパーツは裏から断熱シート
シールを貼りました。
ドアミラーは上がクローム、下は黒の2トーンにします。
ゾル〈16〉を併用してマスキング。面倒くさかった。。。
こういう塗り分けラインです。粉吹きは完全乾燥後に拭いをかけます。
真っ黒に塗っておしまい、って思ってたリヤのディフューザー。ボディのクリアコートの乾燥待ち時間がやたらと増えて、やることがなくなってきた
ので、組説に従って塗り分けることにしました。境界線が複雑なので、ナイーブにカットしやすいメタルックを使用。
ボディ前後につくHONDAマークはインレットじゃなくてシール。
余白をギリギリまで切り落とします。
なんでシール?って疑問でしたが、すでに作った 「単身赴任模型堂」※ さん曰く
「前後ともプレスラインのエッジの上なので、インレットでは馴染みにくいから
だと思いますよ。」 納得。さすがタミヤ。
※滋賀の出戻りモデラー「H」さんの模型ネームです。もう出戻りではないので、今後はこの名前でね (^_^)
塗装もすべて終わり、パーツ単位で組めるモノも全部接着
済みました。
迫る展示会の期日と、乾燥時間の確保・・・苦しい。
で、ボディ全体の磨きを終えてから、
ギリギリのタイミングでルーフを2000番で研磨。
問題なさそうです。この時点で横浜オー集の3日前。
後はルーフを磨いて、スジ彫りにスミ入れして、組んで。
~~~ なんとかなりそうで、ほっとしました。
なのに、なんでこうなる!! (>_<)号泣(>_<)
ブツブツを削り取った部分にクリアの成分がたまって
粒状に固まってたんでしょうか。で、磨いている内に
その粒がポロポロと取れてきた。
そんな風に見えませんか?
なんにせよ、後2日では絶対ムリ。
オー集には新作なしでの参加が決定です。
こんなこと初めて (T_T)
横浜には他の車を6台持って参加して、とても楽しく過ごしてきました。帰ってからは、ご挨拶メールをたくさんやりとりしたり、レポを編集したり
しばらく余韻に浸ってました。で、改めてルーフをやり直したんですが、モチベーションがガタ落ちな上に、次作のスーパー7の工作が楽しくて、
だらぁ、っと長い期間かかっちゃいました。
今度は満を持してカルトグラフのデカールを
使います。
写真左端のです。
懐かしいMODELER’S の製品で、パッケージに
「カルトグラフ社製」って書いてあります。
なんて頼もしい響き ♪
分厚いクリア層に守られて、簡単には落とせません。。。
ボディを傷めないように養生しながらひたすらガシガシ。
しんどい上にツマラン作業。
なんでこんなコトしなくちゃならないんだ (T_T)
・・・・・やっと落とせました。
今度はクリアを吹いても
研磨をしても
全く問題なし。
ただ、ルーフとボディの境目が
荒れてしまってため息。
溝掃除をしっかりやって、
スミ入れの要領でごまかしまし
たが、元のように綺麗には
なりませんでした。
デカール貼った後も、クリアを吹いた後も、たーっぷり乾燥時間を取りました(放置ブン投げが疑われるレベル)。
おかげで完成は3月下旬になってしまいましたが、できあがって一区切り付けられたのでよかったです。あちこちアラだらけですが、ボディが派手に
光るので目くらまし効果が期待できるかな? 完成画像もご覧下さい。
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