文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
年も明けて、横浜のオートモデラーの集いまで1ヶ月を切りました(これを打ってる今は1/10)。
2年続けて仕事で不参加、今回は3年ぶりに行けそうなので、とても楽しみ。このキットは昨年10月の発売なので、すでにとんでも
なく大勢の人が作られてます。横浜に出展しても目新しくもなんともないんですが、遅れすぎて旬をはずしてる、というワケでも
ないでしょ。なんとか間に合わせたいですねぇ。
最後のブルーを吹き終わったボディは数日乾燥させてから、2箇所の黒く塗り分ける部分を済ませます。
Aピラーの根本の所は、絶対ハミ出しイヤなのでデカール。大昔に買ったMODELERSの使いかけを久しぶりに引っ張り出してきました。
もう1箇所こんな所にちょろっと黒い部分があるんですね。
一段引っ込んでて、しかもごく細い部分なので、
手抜きして筆塗り。
上からラッカーのクリアを重ねなければならないので、
エナメルじゃなくてラッカー塗料、ガイアのピュアブラック
です。筆ムラ軽減のために少しリターダーを混ぜました。
上の写真、ルーフにカーボン貼ってあるように見えるでしょ。でも、失敗してやり直してる途中なんです。カーボンデカールの貼り込みについては
製作記④で紹介予定。
フロントのサスとモーター、リヤのサスとエンジン、この辺りまでは組説通り、おおざっぱに塗装して組んだだけです。
で、トラブル発生。
マフラーが横一線に並んでないじゃないかぁ。
すでに作られた方にお聞きしたら、ちゃんと横に並んだ
そうです。なんで私のはこうなるの?
赤いラインが正しいので外側の2本を↑方向にずらし
ました。 グイって力ずくでやっただけです(^^;)
すっかり話題になってしまっている、
リヤのディフューザーのズレ、やっと
確認できました。これぐらいパーツを
組んでからじゃないと、確かめられない
んです。
両サイドで1.5ミリぐらいスキマが
空いてます。
マフラーも開口部のセンターに
収まってませんね。
原因は? エンジンのどこかが当たってる?
っていろいろ眺めた結果、
ディフューザーの曲がり角度が設計よりも
緩くなってしまっているようだと判断。
縦に並ぶフィンの造形のせいで、赤矢印の方に
引っ張られるように変形してるのでは?
同じタミヤの 787B のシャーシでも変形を
経験しています。
このパーツもリヤのディフューザーの形状が
変形の原因じゃないかなって思ってました。
板状のプラに縦方向の形状が組み合わさって
引っ張りの力が加わる。ありそうでしょ?
それなら、少々曲げを加えて、ぴったり合うよう
に修正すればいい。
ってワケで、まずは浅く切れ目を彫って、
その切れ目に沿ってクイクイって曲げます。
で、めったに使わない0.3ミリ径のプラ棒(というかプラ線)を
曲げて広がった切れ目に押し込んで、
流し込み接着剤。
サンディングして修正完了。
ふふふ。
うまくいったぜ (^_^)
作り始める前から気になっていた所の修正が済んだ
ので、後は楽しく製作♪
これらを適当に塗装します。
このキット、シャーシもエンジンも完成後に
とことん隠れてしまうので、塗装のモチベーション
が上がりません。製作記を公開してなかったら
無塗装だったかも (^^;)
エンジンカバーを付けた後に、唯一見えるこれらのパーツだけは丁寧に作ります。
メッキは生かして、黒だけ塗装。
接着用に裏のメッキははがしといて。
目立つパーティングラインがあるので丁寧に処理。
パイプの根本の締め金具、モールドがリアルなので改造はなし。
実車資料を参考にして、ジュラルミンフィニッシュの細巻きのみ
追加しました。
手間がかからないワリには効果的でしょ?
塗装し終えたパーツをどんどんくっつけて、こんな感じ。残るはエンジンカバーだけです。
組説通りに進めます。超優秀なカット済みマスキングシートを使ってセミグロの黒を塗装。
残った透明部分にメッシュ模様のデカールを貼って、セミグロのクリアを一拭きして保護します。
完成したエンジンカバーをつけました。
OKOK ♪♪
というワケで、エンジン・シャーシ完成。ちょっと達成感 (^_^) 製作記④はボディへのカーボンデカールの貼り込みと外装パーツの塗装です。
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