文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
JAGUARが完成してから完成写真の撮影、名古屋オー集の準備 → レポ とやってて、製作の手はすっかり止まって
ましたが、やっと次を作る気が起きてきました。タミヤの最新作なので、デキのよさが楽しみです。
先月の名古屋ですでにいっぱい出展されてました。遅ればせながら、なんとか2月の横浜オー集に間に合わせたいと
思ってますが、2ヶ月では無理かなあ? もう1回キャンディ塗装に挑戦して、ロードスターと並べようと思います。
2400万円、初年度分は即受注完了っていうスーパーカーなので、ディーラーにカタログ
下さいって行く勇気はありません。ムックを購入。また、ネットでは 「CarWatch」 が詳しい
解説を載せているので、「お気に入り」 に登録、参考にさせてもらいます。
去年の冬に作った86、今年の始めに作ったロードスターと、タミヤの新しいキットの部品精度の高さを堪能してるので、今回も感動させて
もらいましょ♪ って箱を開けたんですが、パーティングラインが結構しっかりありました。
すでに作られた方に伺うと、リヤのディフューザーも合わないとのこと。他はおおむね良好ともお聞きしたので、全般的にはやはり精度高いんで
しょうが、過信せずにやや慎重に進めようと思います。
キャンディ塗装のやり方はいろいろありますが、今回も下地にメッキ調塗装 → クリアカラーを重ね塗り、で行きます。
ロードスターの時に出た結論に従って、何も付いてないプラ地にメッキ塗料を吹きます。そのため、サフやクリアに頼らずに平滑面を作らないと
いけないので、サンディングは最小限にして、傷消しの手間を減らしたい。
パーティングラインを消した所は、
当然研磨キズだらけになります。
真っ白ボディで分かりにくいので、
ペーパー〈1〉を当てた部分に
マーキングしていきます。
マークのない所はコンパウンド〈2〉
のみで十分ってコトですね。
ところが、やってる内にどんどんペーパーを当てる部分
が増えていきました。
スジ彫りのはみ出しも何か所かやっちゃったし。
(スジの彫り増しは0.2ミリの BMCタガネ〈10〉にて)
で、かんしゃくを起こして、結局ボディ全体に600番。
地獄のキズ消し決定だあ (T_T)(T_T)(T_T)
800 → 1000 → 1500 → 2000 →
ラプロスの グレー → 茶色、
のあと、タミヤの赤キャップ。
ざっと赤キャップでポリッシャー〈52、53〉掛けすると、こんな風にキズが見えてきます、深いキズでしょ、げんなり。
ロードスターの時はこれを消すのを青キャップでやって、なかなか消えてくれなかった。赤キャップの粒子の粗さを勘違いしてたんです。
この場面にはちょうどいいぐらいの粒子だと、最近になって気づいて (^^;)。 ロードスターの時よりはキズが消えるの早かったかな。
で、最終は青キャップで仕上げ。イヤイヤなので、研磨に1週間以上かかりました (^^;) ツルぴかになった所で、いつものタクミのAMC〈19〉。
ああ綺麗♪ (ルーフはカーボンデカール予定なので塗ってません。)
100均スプーンにAMCを吹いたテストピースを
用意して、塗装テストをします。
曇らせてやり直しはゴメンだあ!
AMCに重ね塗りする時はアクリル塗料の方が
曇らないって教えていただいたのでテスト。
真ん中がAMC吹いただけのもの。
金属っぽい光沢出てます。
左はクレオスの水性トップコート、
右は同じくクレオスのラッカークリアです。
どちらも少々曇ってしまいますが、程度は同じ
ぐらいで、差はあんまりないようです。
それならラッカーで決定ですね。
もう一つテスト。
クレオスのクリアイエローを吹いたらご覧の通り。
こりゃひどい! 曇りどころじゃない。
完全に下地のメッキ調塗料の塗面を荒らしまくってます。
同じクレオスのラッカースプレーなのに不思議です。
ともあれ、塗装手順はこれで決定。
銀ピカのボディはよく乾燥させたあと、まずはクリアコート。
その上から色塗装、ですね。
念には念を入れて、スプーンテスト。
クリアを2回吹いて乾燥させた上でクリアブルーを吹いてみました。
白丸部分、ブツブツと荒れてるのわかりますね。
メッキ塗面保護のために、クリアは3層にしましょう。
というワケでクリア3層。
1回吹いては数日乾燥させ、の繰り返し。
幸い、最小限の曇り方で金属光沢は
保たれてます。
おそるおそる、って感じでクリアブルーの
薄吹きを3回。
うまくいきました。
メッキ塗面の荒れも、金属光沢の曇りも
ほとんどなくブルーが乗りました (^_^)
やれやれ。。。。。
ロードスターの時と同じように、透かし文字を入れて遊びます。
今回は「夢」。創業者 本田宗一郎氏自筆の字体です。
ロードスターでは文字のマスキングに両面テープを使ったら
粘着力が強すぎて大失敗。
今回はちゃんとマスキング用の素材を使います。
プリントアウトをマスキングシートに固定して切り抜きます。1枚は文字の影の形。
で、もう1枚、文字自体も切り出しますが、少し太くするために黒く塗って、ラインを
ハッキリさせときます。
2組のマスキングシートができました。
文字、影、ボディ、と濃淡の差をつけて
表現するつもりです。
まずは、ボディと影の濃淡ができた。
次の吹き重ねで、影と文字の濃淡をつけます。
薄吹きと乾燥を繰り返してるので、時間ばかりかかってなかなか進みません。シャーシも始めましょう。
右の状態、4色しか使ってません。
マットブラック、ブラック、
シルバーリーフ、フラットアルミ。
適当かつ手抜きですが・・・・・
・・・・・どうせこうなっちゃうんです。
センターのシルバー部分は
ジュラルミンフィニッシュを貼ってます。
ホイールはスターブライトシルバーにスターブライトゴールドを混ぜた
ほんのり金色にしました。
ホイールナットはブルー。エナメル筆塗り、っていうかちょんちょんと塗料を置いた感じです。インレットも貼って完成。
ブレーキが丸見えになるホイールなので、まじめにディスクを塗装します。
まずセミグロスブラック。
で、デカールを貼って、愛用のデカールフィットを水で薄めながらちょこっとつけて圧着。→ デカール保護のため半光沢クリアを一吹き。
ハブ周りのネジをクロームシルバー → ディスクをガンメタルで塗ります。100万円超のオプションのカーボンブレーキは、ムックで確認すると
凄い鮫肌。触ったらすり傷だらけになりそうな質感です。 その鮫肌を表現するためにトロトロの塗料を筆先で置きました。↓
まずまず再現できたかな。
こんな感じに見えます。
①はここまで。②ではボディ塗装を進めつつ、インテリアも始めようと思います。
・