文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
ページのタイトルはエンジンの製作ってなってますが、⑥で紹介しきれなかった車本体の工作の残りから始めます。
まずはタイヤのリボン。手元のムックを見ると、定番の白の他に赤・黄色・青と、様々な色があるみたいです。ボディカラーに合わせて赤にします。
レッドフィニッシュ〈13〉でなんとかならないか
チャレンジ。
サークルカッターでラインの幅(0,8ミリ程)の
円を切り出します。
← 新品の刃を付けて、なるべく力を
加えずにスーって切りましたが、
細切りのコツをつかむまで何度か失敗。
うまく切れるとこういう残骸が →
残ります。もったいないのでとって
おきますよ、もちろん。
難接着素材のピンセット〈3〉を使って、
リボンのモールドの上に貼ってみました。
大満足ではないですが、塗装でもっとうまく
できる自信もないので、これでいきます。
タイヤ/ホイール、これで完成♪
スピナーの自作やホイールの修正に大汗かいた割には
たいしたモンになりませんでしたねぇ(^^;)
← 実車のドアミラー。
製作記④でこんな風にでっち上げてました →
鏡面のフチを再現するために、透明プラ板に
ワイヤーの輪っかを貼り付けて、裏からミラー
フィニッシュを貼って追加工作。
こんな感じになりました→
ルームミラー、キットに部品入ってません!
ルームミラー省略っていうキットは初めて
お目にかかりました(^^;)
MCGのエッチングのミラーとプラ板・プラ
棒で自作します。
フロントガラスにパイプを刺して軸受けに
します。
こうしとけば接着強度も出るし、
汚す心配もないし。
ルームミラーのパーツがなかった衝撃から気を取り直して
実車の観察してたら、アンテナ発見!
製作の終盤になってから、こんな発見しててどうする?!って感じ (^^;)
見なかったコトにしてスルー・・・・・しばし迷いましたが、
見つけたからには無視するのは気持ち悪いので作ることにします。
← 志賀針の一番細いヤツ(0号)と
入れ子サイズの真鍮パイプ3本を組んで
メッキ塗料にどぶ漬け →
合格♪♪
磨き完了後のボディに穴を開けるのは心臓に悪いぜっ (^^;)
組み立ては作業中に手指に引っかけやすいような、
これらのパーツを後回しにして進めます。
で、一番最後に接着するのが三角窓。
つまり接着後にもっとも触れたくないパーツというワケです。
0.4ミリ厚の透明プラ板を切り出して、2辺のクロームの
フレーム部分をメッキ塗装しました。
なにせ、接着代はこれだけ!
しかも接着するのは透明パーツですからハミだし厳禁!
しかも三角窓オープン状態で固定するので、超ひっかけやすい!
今作の組み立ての中で、ダントツに難しい接着になります。
で、心強い新兵器。
行きつけのブルーベルホビーさんで教えていただいた新製品です。
水性なので塗膜を侵しません。
ハミだしても、スグなら濡らした綿棒で拭き取れます。
三角窓接着に備えて、簡単な部分で試用してみたら使いやすいのなんの。
なにが使いやすいかって、全く糸を引かないんです!
セメント系でも、ボンド系でも、瞬着でも、粘度のある接着剤って
糸引くでしょ。
で、その糸が「そこはダメぇ」って所に付くじゃないですか。。。
糸引かないとこんなにストレスないんだって気付かされました♪
乾燥後は結構カッチリくっつきます。愛用品になりましたね (^^)
三角窓の接着、
ラクラクでした♪
というワケでめでたく
完成。
関西オー集まで、明日
1日余裕があります、
めずらしく(^^;)
のんびり車名プレート
でも作りましょう♪
さあ、残るはエンジン。 これがパーツです。
実はC1コルベットのキットに入ってたパーツ。
資料を調べた所、C1の最終型からC2の初代
=’63年式 へは、エンジンはキャリーオーバー
なんですね。
C2のエンジン付きキットが手に入らなかったので
苦肉の策です。
細かな外見上の変更はあるかもしれませんが・・・
・・・・・ 一番欲しいのはこのモールド!!
’63年式の実車画像を見ても、ヘッドカバーはこのデザインです。
手元のムックを見る限り、ブロック本体やエキゾーストの形状も、C1と
’63年式C2のノーマルエンジンはほぼ同じに見えます。というワケで、
これらのパーツでC2のエンジンだって言い張ることに決めました。
金属素材のオルタネーターを含めた、
これらの手持ちジャンクも使いながら、
いつか使おうと購入してあった、このエッチングも使用して、
エンジンを組んでいきます(^^)
で、最も定番で、かつ最も視覚効果の高い、ディストリビュータへの
プラグコード突き刺しの細工から始めましょう♪
キットのディストリビュータは小さすぎて私には細工が難しいので、
一回り大きいモノを自作します。
手頃な大きさの円柱を見つけて代替品に。
V8エンジンですから、プラグコードは8本。
8個の穴が等間隔に見えることがキモなので、穴の並ぶライン
の目安を軽くケガキいておきます。
0.4ミリ径のコードを刺すために、コードの差し込み口として内径0.5ミリ・外径0.7ミリの真鍮パイプを埋め込みます。
まずは細めのピンバイスで位置決めして、 0.7ミリのドリル刃で穴開け。うん、(ほぼ)等間隔♪ パイプを1本ずつ接着して切断しました。
穴にパイプをグイっと刺して、瞬着を流して接着。
1本毎に適当な長さで切断していきます。
最後は少し背の高い、センターコード用の差し込み口。
400番で切断面を整えます。
ディストリビュータのモールドを
削り落としたら底抜けちゃいました。
そこで、ブロック本体に開けた穴に、
軸受けの役目をしてもらうコトに。
こういうコトですね。
ぴったり納まりました♪ 底の抜けた大穴は隠れます。
落としたディストリビュータとの大きさ比較。
ちょうどいい拡大具合でしたね♪
切断面は後回しとか言ってましたが、ここを処理しないと塗装始められないコトに気付きました。古いエンジンのミッションとの接合部分って、
ネットでなかなか見つかりません。コブラの時に散々探して、最後は適当に雰囲気で作った覚えがあります。今回も同じようにゴマカシで (^^;)
まずはプラ板2枚。
断面をフタしてから、円盤を重ね貼り。
3枚目は円盤と同じ外径のリングを重ねます。
真ん中はこんなジャンク金属パーツでお茶を
濁して。
リングに金属線を植えたいので、穴を開けます。ピンバイスがズレないように、ニードルでガイドを付けます。
ガイド穴にピンバイスを当てて開口。
穴開け完了♪
0.5ミリ径のアルミ線の頭を、ヤスリにこすりつけて丸めます。
ニッパーで切りっぱなし、よりは自然に見えるようにです。
本当に適当なゴマカシです。。。。。
C1のエアフィルターはC2のと形が違うので改造します。 まず、上からプラ板を貼って、 こんなのを作って、
こうします。
パテで段差を滑らかにつないで
メッキ塗装後の様子は、完成作品画像のページでご覧あれ
C2用に変更完了(^^)
このパーツはオルタネーターを落として
ベルトを1/3ぐらいに薄く削って
メタルパーツに置き換え。
プラ板&パテでベルトをつなげました。
エンジンをディスプレーするテーブルは
プラ板&プラ棒で作って、軸打ちしまくり
です。
スタンドの脚部分は、カーボンフィニッシュ
を貼り込み。
テーブルはC2型のエンブレムをはみ出る
ぐらい大きく印刷したものを貼って、
透明プラ板を載せて光沢を表現しました。
← こんな感じです。
エンジンを載せる土台もプラ板で適当に →
製作記は以上で終了。あとは各部を塗装して、プラグコードを刺して出来上がり。完成したら「完成作品画像」に載せますね。
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