文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
製作記③では床から下の過程を紹介します。
足回りを仮り組みしてみました。
ホイールベース・車高はOKでしたが、
トレッドがダメではみ出します。
デキのいいこのキットでは最大のダメ部分。
とはいえ、ディスクのパーツを削って調整
すれば大丈夫な程度ですが。
ご覧のようにブレーキディスクが丸見え。今まで作った中では一番見える部類です。
ディスク&キャリパーをきちんと塗らないといけませんね!!
ホイールはクロームとガングレーのツートンなので、その塗り分けも丁寧にやるコトにします。
まずはディスクの細工。手持ちエッチング(250GTOの)のディスクがいいサイズなので、一部切り取ったり、内径を削ったり、
ちょっと加工して合わせました。ハブ付近をガンメタル、キャリパーはスターブライトシルバーで塗りました。
続いてホイールの塗装を。
メッキは活かすコトにして、
メタルプライマー → ガンシップグレー
とスプレーしてから拭き取りました。
リム と V字のスポーク がクロームで、他は濃いグレー。
実車のカラーリングできました(^^)
ホイールセンターはこんな
パーツ構成。
独立パーツなおかげで、デカール貼りもツヤだしの
クリアコートもとても作業しやすいです。
しかもピッタリはまります。快適♪
ボルトのモールドにはクロームシルバーを慎重に乗せました。
エナメル塗料ですが、底の方に流れたら拭き取り不可能でしょ?
またまた息を止めてボルトの頭のみを慎重に。
これでホイール完成。
組んでみました。
ブレーキ、いい感じに見えます、OK !!
普段はたこ糸やらワイヤーやらで適当にベースに固定してますが、今回は人様へのプレゼントなので、ちょっと一工夫を。
きちんと固定されて、かつ脱着が容易なようにします。
まず、ベースにシャーシを置いてピンバイスで貫通。
さらにバスタブも合わせて穴を開けます。
2ミリ径の真鍮線を穴に刺して、ベースに接着して、
こういう状態。
強度を出すために裏をパテで固めてたっぷり瞬着をつけて固定しました。
真鍮線と入れ子関係のサイズの真鍮パイプを買ってきて、
パイプがシャーシ側の受けになるワケですね。パイプはシャーシと
バスタブの底を貫通して、シートの底面にぶつかる高さに調整しました。
脱着するときに刺す場所が分かるように、少しだけシャーシ底面から顔出すようにして接着。
きちんと位置決まりました!!
タイヤなしでも定位置に収まる出来映え、
うまくいきました、うれし♪
最後にベースのお化粧。実車用のカーボンシートです。最近では悪魔のZのベースにも使いました。
ベース面に貼り込んで、
オマケでサイドにも。
ベースの裏面が汚らしいので、スポンジシートを買ってきて、
裏面の形に合わせてカットして貼りました。
これまた、自分のなら絶対しませんが、プレゼントですから小綺麗にね!
・
シャーシ構成パーツを塗り分けて、
そこそこの塗り分けですが、
ベースからはずして底を
見られても、まあ合格、
ぐらいかな(^^)
さあ、あとはボディと外装パーツを残すのみです。依頼主さんには「数ヶ月待ってくださいね」って言ってありますが、少しでも早くお渡し
できるようにペースあげましょう!