文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
エンジンも室内もディテールアップしたい所だらけなんですが、まずはシートをいじります。
(エンジンもほんのちょっと始めてるんですが、まだ紹介するほど進んでません)
シートベルトのモールド。
マスキング&塗り分けより・・・
落としてベルト追加の方が早い!
荒れた表面をペーパーで整えて、
削り過ぎた所をパテで補修。
ベルトの通る穴(合計5コ)
も開口します。
消えてしまったモールドを
彫り直して、
シートベルトは赤、
あとで黄色の sabelt の
ロゴを貼り付けます。
(実車通りの組み合わせ)
・・・実はこのアト、仕事も体調もいっぱい×2の毎日が続き、頭を使うしんどい作業をやる気が出なくて、単純&好き、なデカール貼りに
行ってしまいました。本当はエンジン周辺の細工も終えて、「組む」ことのメドをつけるのが先なのは百も承知ですが、好きなコトして気分転換
せずにいられない感じだったんです(^^;)
複雑に面の入り組んだ部分ですが、チマチマとカーボンデカールを貼り込んで行きます。シートの右にも左にもいっぱい細工したいコトが残ってますが、後回し!! アトで悔やむだろうなぁ・・・ シートは綺麗に仕上がりました。
続いて本丸のボディーのデカールを!
←製作記①で紹介したキット付属のデカール。
20年放置されていたモノなので、劣化が
超心配です。でも、グリーン&シルバーの
部分を塗装でやるのも大変そうなので、
使ってみます。ダメならマスキング・・・
カラーリング以外のロゴやマークは
黄ばみのない(当然)買い足した
方のデカールを使います。 →
特に白い□□□のデカールはタミヤ
の黄ばみが落ち切らなかったので
ありがたいですね!!
デカール周辺の「余白」が大きいので丁寧に切り出します。
デカールハサミ〈4〉でなければとても無理!
カルトグラフのデカールの評価が高いのは、馴染みやすさと
強さのバランスがいいコトはもちろんですが、余白が最小で
こういう切り出しが不要なコトが大きいんでしょうね。
ちなみにstudio27の方は余白最小、切り出し不要です♪
約2時間でこれだけ貼りました。右の写真の → の辺りを馴染ませながらなので、どんどん時間が経ちます。一晩2時間で少しずつ・・・
心配していた劣化は全く問題なし。軟化剤で過度にふにゃふにゃにもならないし、凹部にもかなり馴染みます。むしろ良好なぐらいです♪
↑ のような所を軟化剤〈22〉や
蒸しタオルならぬ「お湯ティッシュ」
を使いながら馴染ませて、5日目
(連続じゃありません。
時間の取れる日にとびとびで)
でここまで。
7日目。
ここまでの写真でお気づきと思いますが、
タミヤのグリーンとシルバーのデカールは上に重ねるデカールに「透け」が起こらないように白抜きがされてます。カユイ所に手が届くグッジョブ!
上に貼る studio27のデカール と 白抜き部分 のサイズの不一致が心配でしたが、バチピタでした。20年前のタミヤのも STUDIO27のも優秀ですね♪
10日目。
約20時間でボディー
貼り終わりです。
あー楽しかった♪
精度の高いデカールでしたが、タッチアップの必要な箇所は随所にあります。
調色してピッタリの緑色を作らなければ!
一度軽くクリアを吹いて、デカールを保護してからタッチアップするコトにします。
※ここは開口したので合わなくて当然です ↑
(タミヤデカールの名誉のため付言)
デカールついでにハチマキを貼りましょう。まずはガラスのブラックアウトの塗装を裏から筆塗りで。
←ブラックアウトの塗装のはみ出しをいつもの
ホワイトスピリット〈22〉で拭き取ったら
モンモンが残りました。
塗装面だと大丈夫ですが、クリアパーツだと
見えちゃうんですね。
コンパウンドで軽く磨けば綺麗に取れます。
今回はハチマキは裏から貼るので、
デカールのノリはジャマ!
筆で洗い落とします。→
ガラス3枚完成!
ページの上の方に載せた写真をもう一度確認。
この部分、パーツはたった3つ!!
*床に消火器(?)が一体モールドされたコクピット
*ドライバーズシート
*シフトレバー。
ところが実車の写真を見るとエラくにぎやかなんです。知ってしまうと、まったく無視! というのも気が済まないというかツマランというか・・・
ボディーかぶせたら見えなくなるのはお約束ですが、少し追加工作することにします。
シフトレバーは運転席の右側。
いかにもレーシングカーらしいムキ出し感
ですね。
で、パーツはこれ。
悪くないけど、この部品のパーティングライン
を処理して、白・黒・銀に塗り分けるのって
手間のワリに満足感少なそうです・・・
・・・というワケで自作に決定!!
1・5ミリ径のプラ棒に
1ミリ径のプラ棒を刺します。
真鍮パイプ・真鍮線〈25〉・プラ板
を使ってこんな風に作って・・・
赤いコード〈11〉もあしらって・・・
(1ミリプラ棒には0・5ミリの ↓
穴を開けて真鍮線を刺せる ↓
ようにします。黒く塗って、 ↓
プラ棒の中心を分かりやすく ↓
してピンバイスを回すと ↓
うまくいきます。) ↓
塗装して組み付けるとこんな感じです。
助手席側にはシートはなく、
代わりにECUのユニットが
デーンと。
パーツは影も形もないので、
プラ板やらホースジョイントの金属パーツやらで
自作します。
コードは実車とかなり雰囲気が違ってしまい
ました・・・
↑ ↑
ECUユニットの下の金属板パーツは下の写真を見て追加したモノです。
シートベルトやインテリアの様子をこの写真で確認してたら、
なんとなく銀色だと思っていた
消火器(ですよねぇ?)が赤いコトを発見!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
これまた、マスキングして
赤で塗って、ラベルを貼って、
固定ベルトを黒く塗って・・・
・・・よりは、置き換えた方がラクでキレイ
にできそうです。
今さらですが切り落として(T_T)
金属のちょうどいいのが手持ちジャンクの中に
あったので採用! プラ板に穴を開けて少し床に
食い込むように細工しました。
組み付け完了! 自分なりには気に入りましたよ♪ 先にカーボンデカールを貼ってしまい、手順としては × なんですがうまくいきました。
自作パーツはどれもおおざっぱですが、「完成後にガラス越し」 なコトを考慮して決めた妥協線です。
構想・成型・塗装・組み付け、全部で10~12時間ぐらい。例えば倍の25時間かければ(技術の巧拙はさておき)、もっと精密感が出るでしょうが、
いつまで経っても完成しませんよねぇ! しかも、妥協線をもう少し高くしたい、エンジン周辺の工作が控えてますし・・・
内装完成!って言いたい所ですが、一番手強いこれがまだです。
製作記④はここで終わって、コレの塗装は(塗装で済むかなぁ?)
ページを改めるコトにします。