文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
ボディー、キャノピー、前後バンパー(パルテノングリル)などの外装各パーツは何層にも塗装を重ねるので、塗装&乾燥 の間の待ち時間が
たっぷりあります。その時間に内装を進めると効率いいんですね。毎回だいたいこの順序で作りますが、下準備の連続でガマンガマンのアトなので、
内装にかかる頃には仕上げっぽいコトをやりたくてウズウズしてきます。そのせいで雑な仕上がりになるパーツもあったりするんですが、
今回はどうなるでしょうか???
やたら一体モールドのバスタブ。フロントシートの座面部分まで
一体です。シートも、運転席左右のコンソールも、少し細工を
したいんですが、この状態では手も道具も奥の方には届きません。
面もモールドも荒れ放題で、それを整えるだけでも
このままでは作業性が悪いのが一目瞭然です。
なので・・・・・
・・・・・フロントシートの座面を切り離して、床を大きく
開口することにしました。こうすれば下からも手&道具が入ります。
ところが、切り離してから気付きました!! シャーシとバスタブの接合はフロントシートの
下(裏)の凹凸で位置決めするようになってるんです。 あらら・・・。
そこで、改めて仮組みして、バスタブを適切な位置にテープで固定して、
ボディーをはずしてから、位置決め用のガイドとしてプラ棒を接着しました。
これでキッチリ位置が決まります、やれやれ (^^;)
それではあちこち細工をしていきましょう。まずは消滅した床を再現です。
この状態ですので、シャーシに
それぞれを置いて・・・・・
ガンダムマーカーで輪郭を描き込みます。
その輪郭通りの型紙を作って・・・・・
・・・・・型紙に合わせて赤のフエルトをカット。
フロアカーペット完成です ♪
シャーシをバスタブの床の代わりにして、カーペットで目隠しという
お手軽な床再現です。
続いて、運転席両サイドにあるコンソールの手直しに行きます。
上から順に、
単眼メーター
レバー(のダボ穴)
グリップ(みたいなの)が2つ
とモールドがありますが、荒れ荒れなモールドですし、塗り分けも
綺麗にできる気がしないので・・・・・
・・・・・ぜーんぶ落としてすっぴんにしちゃいます。
で、削り落とした部分をパテで再現。
プラ板・プラ棒を削り出すよりパテで作った方が、コンソールの曲面に
合った接着面ができあがるからラクでしょ?
コンソールにはセロテープを貼っておいて、
アトでパテをはずせるようにしておきます。
←この方向から見ると、曲面に合った接着面
って意味、分かりやすいですかね。
単眼メーターはパテの上に四角く切った
プラ板をグニって押しつけます。
グリップのだいたいの形状をパテに
描いてから、はずして整形。 →
輪郭線に沿っておおざっぱに
ナイフで形を出してから、
粗めのペーパーで整形していきます。この写真ぐらい形が
できたら、600番に変えてさらに細く、丸みをつける
ように削りこみます。
ここには、3ミリ径のポンチで穴を開けたプラ板
を重ね貼りして、メーターが奥に引っ込むように
しました。最後にガラスを入れる予定です。
レバーはキットのパーツをそのまま使用。
こんな感じになりました。
写真がぼけてますが、グリップの形状
わかりますか?
スジボリ用の道具〈10〉やら棒ヤスリ〈20〉やらを
これだけ使って、
シートの端っこにミゾを作ります。
パイピングを表現するのに、
プラグコード〈11〉を貼り付けたい
のでそのためのミゾです。
←0.4ミリのコードを当ててみたら
ミゾの 深さ&幅、ちょうどいい
ようです。
フロントシートもミゾ彫り完了→
パイピングは白いんですが、上の写真の時には手元に
白いのありませんでした。ちょうどいいタイミングで
白とクリーム色が発売されたので、入手!
今回は純白ではなく、クリーム色を
貼ることにしました。その方が雰囲気
いい(と思う)ので。
シートバックのモニター&スイッチ
も完了。やっと完成パーツが1つ。
あー嬉し ♪
適当なパイピングですが、完成後にキャノピー越しに見える
効果は結構ありだと思いますよ。
←こういうパーツ(これは運転席の無線の
マイク)のパーティングライン消しには
Rボコ〈48〉がすごく便利です。
ステアリングも同様にしました。
立体感に乏しかったので、プラ板で
ホーンボタン風のパーツをでっち上げ。
→
手持ちの木目デカールを、
まずは前面に貼り込んで・・・・・
木目が連続して見えるように
サイドにも貼ります。
ここではメーターのデカールは置いただけ。
今後、
クリアコートして木目デカール保護&ツヤだし
メーター周囲の□をエナメルシルバーで塗装
メーターデカールを貼って表面にガラス表現
と進めます。
内装、もうちょっとやりたいことがあります。
が、製作記③はここまで。
内装の続きは④で紹介しますね。