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ペネロープ号製作記  ②外装下準備の続き

外装の各パーツのすり合わせを続けます。

 

ボディーは「塗装と乾燥と研磨」を何回も繰り返すので、製作期間中の大部分にかかります。特に乾燥はたっぷり時間が必要な上に、その間は

 

進められない・さわれないという矛盾をかかえます。ですから内装パーツの細工や塗装を、ボディーの乾燥待ち中にやるのが効率がいいんですね。

 

というワケで、早くボディー塗装にかかれるように、下準備を済ませましょう!

 

 

 

  シャーシはアッパーボディーにスカッと合うんですが、

 

  この部分の厚みが不細工です。

 

 

  特にボディーカラーがピンクでシャーシが黒、と

 

  コントラストが強いので悪目立ちしますよね!

 

 

  目立たないように工夫します。

 

 

 

 

後ろは1ミリ角のプラ棒を接着して、ボディーと面一になるように

 

 

 

削りました。

 

 

 

 

 

 

下から見るとこんな感じです。

 

 

 

シャーシとボディーの接着のガイドにもなりましたし、

 

 

後ろから見たらシャーシは完全に隠れるし、これでOKです♪

 

 

一方、横は後ろと違って曲面ですし、ボディー側に

 

細工をすると帳尻合わせが大変なので、シャーシを

 

薄く削る & 奥に引っ込める、でゴマかしします。

 

 

カッターナイフでラフに削って(写真左サイド)、

 

320番のサンドペーパーで整えます(写真右サイド)。

 

 

 

 

 

           これぐらい目立たなくなればよし、ですよね?

サフを吹いたボディーに

 

キャノピーを置いて様子を

 

確認してたら、エライことを

 

発見!!

 

 

キャノピーのフレームの

 

モールドとドアのスジボリ

 

の位置が全然合ってない!!

 

 

 

 

 

       こうじゃないとドアが開きませんよねぇ!!

 

 

 

マスキングテープで正しいフレーム位置の

 

 

考察をしてみました。

 

 

これならおかしくなさそうです。

 

 

で、ためらうコト15分・・・・・・・・

 

やっちゃえーーーーーーーーーー!!

 

 

 

やっちゃいました!!

 

 

320番→400番→600番の順に使って、フレームのモールド

 

全落としです。

 

裏からフレームの位置を描いとくのを忘れずに!

 

で、完全曇りガラス状態のキャノピーを、研ぎ出しの要領で透明に戻してから、パテでフレームを再生させます。

 

マスキングテープを、再現したいフレームの

幅・位置の通りに貼って(黒線の部分)、

その両脇ぴったりにもテープを貼ります。

で、センターのテープを取れば

真ん中にフレームのラインが残り

ます。

という手順を繰り返してこうします。


 

 

ここで使用したマスキングテープは一般的な紙製のじゃなくて、ビニールテープのような材質の

 

厚みのあるヤツなので、3枚重ねるとこれぐらい厚みが出ます。

 

この厚みの分、パテを盛るワケです。

 

光硬化パテを盛って、テープの厚みに合わせてサンディング。

 

 

パテの高さが不足で凹になってしまった部分を中心に溶きパテ

を塗って、再度サンディングします。


 

 

 

 

で、テープをはずしてできあがり♪♪

 

 

ただし、キャノピーにいっぱい傷をつけてしまったので、

 

 

またまた磨かなくてはなりません。めんどくさっ (T_T)

 

 

話変わって、リヤのアンテナの細工です。

 

 

ボディーにアンテナ基部のモールドが2か所あったんですが、削り落としてしまいました。

 

 

ボディーの研ぎ出しのジャマですし、アンテナは自作して軸打ち接着した方が綺麗に

 

 

出来ると思うからです。

こういう時に私はWAVEのCパイプを多用します。

 

←こんな風に接続できて便利なんですよね!

 

 

で、さらに今回は新兵器!!  → → → →

 

さかつう の真鍮パイプなんですが、WAVEの

 

1号からさらに細い方に接続できるんです。

 

これはありがたい!!


 

 

Cパイプ1号 + さかつうの内径0・5 + 同0・3 + 0・27ミリ径のワイヤー

 

 

と組み合わせて、瞬着をちょんっと流し込んで、

 

 

真ん中で切断したら、アンテナ2本出来上がりです!!

              

 

 

 

                  ボディーにはCパイプ1号の外径と等しい、0・9ミリピンバイスで

 

 

 

                  穴を開けておいて、塗装完了後にこうやって軸打ち接着します。

  

 

 

                  ボディーを汚すリスク、ほとんどないでしょ?

 

またまた話変わって、ロールスロイスの

鼻先の定番、フライングレディーの

フィッティングを。

 

ごつ過ぎるダボは切り落として、

 

0・5ミリの真鍮線で軸打ちします。

 

グリルのセンターを少し削って平らにして、

マスコットの座りがいいようにします。

もちろん差し込む穴も開けます。


 

 

 

 

 

    実車の写真です。 キットのパーツに比べてずいぶんスレンダーですね。 キットはハエみたい (^^;)

     ちまちまと削って、いくらか形をハッキリさせました。

 

     膝と腰を曲げてる所やら、衣の袖のウデの感じを出したつもりです。

 

     実物見ちゃうと似ても似つかないんですが、元の形が似てなさ過ぎ、

 

     ということで、勘弁してもらいます (誰に?)

 

 

 

   ただ、髪の毛や衣のシワはもうちょっと何とかします、たぶん。


 

 

ボディーの整えが済んだので最終のサフを吹きました。

初使用のタミヤ、ピンクサフです。うーん、いい色! 

他の缶スプレーのどの色よりペネロープ号のイメージな気が・・・。

よーし、この上からクリアに決めた!

 

 

 

キャノピーを合わせてみても概ねいい感じです。

 

これで下拵えは完了ですね♪♪


 

    ピンクサフの乾燥後に、ホコリ や 消しきれてなかった研磨跡 を1000番で軽くサンディングしてから、もう一度重ね吹きします。

  

    製作記③ではインテリア部分の作業を紹介していきますね。

 

 

 

 

 

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