文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
インテリアはベージュと黒のツートン。ベージュにはタミヤの「木甲板色」を使用します。
一般的な缶スプレーの中では車の内装のベージュに一番似つかわしいと思ってます。
↑ ↑ ↑
エナメルのツヤ消し黒を筆塗り。 木甲板色も筆塗り。筆でとんとんして ジュラルミンフィニッシュ〈13〉の細切り
シボっぽくしました。 を貼ります。サイドブレーキの先端は エナメルのクロームシルバー、筆塗りです。
ステアリングはデカール保護のために以下の
工程で。
・全体に木甲板色をスプレー
・デカール貼り→ツヤ消しクリアコート
・最後にクロームシルバーやツヤ消し黒を
筆塗り。
シルバーにツヤ消しがかかるコトを避けた
手順です。
もう一つ室内小物を。
ルームミラーは枠のパーツだけで、カガミはシルバーで塗れという指示。
洋白板〈23〉の磨き出しでの表現に挑戦してみます。
金属ハサミ〈4〉で角を少しカットしてから、400番で丸めて形を整えます。
表面は塗装面の研ぎ出しと同じ要領で研磨していきます。写真は800番をかけた所。
この時点ではツヤ消しのヘアライン状態。
サンドペーパーの番手を順次2000番まで上げて、
最後は仕上げ目コンパウンド〈2〉。
枠にもぴったりで、映り込みもキレイな鏡面に仕上がりました。
洋白板で鏡を作ったのは始めてでしたが、簡単・キレイ・硬質感有り!
で気に入りました。今後多用すると思います(^_^)
続いて大物、バスタブ&シートの塗装。
シートの中央部 & センターコンソール & ドア内張り を
ベージュにするので、その辺りに色が載るように木甲板色を
塗装して・・・・
(写真は1回スプレーした所。しっかり色が載っていない
感じだったので、もう一度重ね塗りしました)
ベージュを残したい部分をマスキングします。
マスキングはテープ〈17〉とジェル〈16〉を多用しますが、時々メタルック〈18〉も使います。今回の場合はシートの中央部分のマスキングに使用
しました。一番細い綿棒〈29〉で境界線の凹モールドによく馴染ませてデザインナイフ〈4〉でカットします。この時ケチらずに新品の刃を付けて、
切るというよりはナイフの重みだけで滑らせる感じで動かすのがコツです。マスキングテープやジェルも使いベージュ残しの部分をすべて隠します。
スプレーする前にメタルックやテープのフチをしつこく押さえて浮きを防ぐのを忘れずに!!
今回のマスキングに使った道具達です。
筆はジェルの塗布に使います。
1ミリ&2ミリ幅に最初からカットされているテープは便利
なので、常にストックしています。と言っても1セット買うと
かなり長くもちますけど・・・。
で、ツヤ消し黒をスプレー。
このような塗り分けの場合はとにかく
先に淡色、アトで濃色、を心がけます。
マスキングをはがすと所々黒のハミ出しがありましたが、
1000番のペーパーで慎重に削ったら取れる程度でした、よかった!
スピーカーのデカールを貼って一日置いてから
ツヤ消しクリアを砂吹き します。
・内装の素材っぽさ(シボ)を出すため
・スピーカーのデカール保護のため
・1000番の研磨キズ隠しのため
の一石三鳥!!
塗装の合間にフロアマットを 型紙を作って フェルトにあてがって、 こんな感じです。
お手軽に作ります。 デカールハサミでカット。
トレーシングペーパーで
輪郭を写して
さて、このキットを購入して、最初にパーツの具合の確認をした時に唯一改造を決心したのはダッシュボード。左ハンドル仕様なんです!
日本を走っている車として作りたかったので、ここだけは改造して右ハンドル化します。 以下ダッシュボードの写真がたくさん続きますが、
イヤがらずにご覧ください(^_^)
これがモトの状態。
両サイドにあるエアコン吹き出し口をツブしちゃうとヤッカイ
なので、その内側でカットします。
ノコギリ系は使わずに、とことん ケガいて切断。
スジ彫りガイドテープ〈31〉に沿ってニードル〈10〉で「道」をつけて、
溝がある程度深まったら、BMCタガネ〈10〉で加速 !!
切断完了♪
ところが、このまま入れ替えると、ステアリングがエラく中央に寄って
しまうコトに気付きました。 ~気付くの遅い(T_T)
そこで、 赤のラインでもう一度切断して
黒の←の方に切断した部分を持ってって、
ステアリングが青の→の方向に寄るようにしました。
軽く切断面のガタガタをサンディングしてからはめてみると、
予想よりキレイにハマりました。
接着してスキマをパテ埋めして・・・
(今回は光硬化パテ〈35〉)
サンディングして継ぎ目を消しつつ、モールドの乱れた所
(○部分の辺り)も整えます。
サフ → パテ&サンディング → サフ
と5回ほど繰り返して・・・・
やっと整いました。。。 上下ツートンですから、まず下半分に木甲板色をスプレーして・・・
ベージュで残す部分をマスキング。
また、メーター上のフードはこの時点で接着して、継ぎ目を整えておきます。こうしておいて塗装する方が一体感出やすいので。
マスキングをはがして境目の乱れを整えた後、全体にツヤ消しクリアを砂吹きし、シボ感を強調ました。オーディオ操作部分のスイッチをツヤ黒、液晶表示窓(細長いトコ)をロイヤルブルー、どちらもエナメルで。
※ステアリングのパッド部分 & 助手席のグリップは実車では黒ですが、
完成後にツートンの内装が少しでも目立つようにベージュにしてみました。
フロアカーペットも含め、全てのパーツを接着して
バスタブ完成です (^_^)♪♪
仕上がりの雑な所もいっぱいありますが、
オープンカーじゃないし、ボディーをかぶせたら
そんなに目立たない(ハズ)です!