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製作記①で足回りの仮り組みもしてないのにボディを黄色くしちゃいました。段取りめちゃくちゃですが、②では
各所のディテールアップの小細工をちょこっとやっていきましょう。
フューエルキャップの部品は、ヒンジ付き・片開きのタイプのもの。
でも、コンペ仕様じゃないストラダーレでは、こんな感じのクルクル回転式のキャップなので改造します。
パーツのヒンジの部分を削り取ってしまい、上面を平らにしちゃいます。で、1ミリプラ角棒を半分に幅にスライスしてくっつければできあがり。
実車の写真を見ながら位置決め。
周囲にパテを盛って、組み付け時に位置決め通りの場所に
つけられるようにしておきます。
完成後に、こんな感じに見える位置。
良さそうですね。
製作記①でこの部分のボディの厚みを削った
甲斐があります。
コンペ仕様車の方は、こんなカバーが付くので、フューエルキャップ
は見えません。
このキット、見えなくてもいいコンペ仕様のフューエルキャップの
形でパーツを作ってあるワケですね。
変なの。。。
改造したパーツに、黒を吹いて・クリアを吹いて・メッキ塗装しました。ついでなのでメッキ仕上げになるサイドブレーキのレバーも塗装。
排気系のパーツ。
ラッパ型のマフラーエンドは
リューターでグリグリ彫りこんで
奥行きを強調しておきます。
パーツのつなぎのスキマが大きい
所はパテで補修したりして
下拵え。
で、塗装してとっとと接着。
こんな感じです。
ラッパ型で内側がよく見える形状なので、内側まで銀色のままだと
オモチャっぽく見えてしまう。かといって真っ黒に塗ってもこれまた
不自然になっちゃうし。。。
と考えた結果、エナメルのツヤ消し黒をシャブシャブに薄めて、筆で
ササっとなすりつけました。塗料が底の方にとごって、一番奥は真っ黒。
手前の方はこんな感じの黒ずみ具合。
これは成功だと自己満足です♪
前後のカウルを固定するフックは、レバー部分が薄く尖ってて、ボディから浮いてます。パーツは先まで厚ぼったい形状なので削り込みます。
シフトブーツにはミゾを彫りまくって、革のシワを表現。ノブは木製なので、ライトサンドで下地を塗って、クリアブラウンで木目を描きました。
フロントカウルの下にはスペアタイヤのモールドの施されたパネルが付く構成です。
真っ黒に塗っておしまい、でもいい気もしますが、エアインレット越しに見えてくれるかも知れないので、ちょっとだけ手間をかけます。
まず全体をホイールと同色のゴールドで塗装して、ホイールを隠して黒くして、最後にホイール内の「抜けてる」所にもエナメルの黒を流し込んで
完了。
さて、このキット、ボディの下側の幅は48ミリ。
で、その中にはめなければならないシャーシの
幅は57ミリ。
つまり、ボディを1cm広げないとはまらない
んです。恐ろしいでしょ。。。
同じハセガワのミウラのように、「不可能だろ!」 って程ではないですが、はめる時には冷や汗が吹き出ます。
なので、まだ2回しかはめてません。でも、タイヤの位置は絶対確認必要なので、意を決して3回目の合体をさせました。
リヤタイヤがはみ出るのは、
合体させるまでもなく分かってたので、
2ミリ程引っ込むように修正して
あったんですが、まだダメだった。
さらに1ミリ引っ込ませたい。
でも、2ミリ引っ込ませた結果、すでにサスペンションがホイールの内側に
当たっている状態。
これ以上引っ込ませるには、複数の部分を改造して同時に成立させなくては
なりません。
こうなると、ハセガワらしく凝った部品構成の足回りがアダになりますねぇ。
ホイールを削っちゃおかなぁ。
今、これを直す気力と時間はないので、しばらく放置します。
さらに、左リヤタイヤは前に寄ってる。。。(右はこれほどではありません。)
11年前はどうだったんだろ? って旧作を見てみると問題なし。苦労して直した記憶もありません。
こんなに毎日プラモやってるのに、11年前よりへたくそな仕上がりにするワケにはいきませんよねぇ。リヤの足回りの改修は腰を据えて
しっかりやろうと思います。とりあえずはインテリアとか他の所をやりながら、腰を据えられる時期を待ちますか。。。
製作記③はインテリアから始めます。
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