文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
オトナプラモを始めたのが13年前ぐらい
ですから、これを作った頃は、やっと
デカールの上からクリアを吹いて磨いて、
ってやるようになったぐらいの時期。
当たり前ながら、今見ると許せない
出来映えです。作りたい車はヤマほどある
ので、同じ車の2回目っていうのは、
なかなか手が出ないんですが、今回は連作
の1つなので、ロードカー仕様でリベンジ
です。
内容はこんな感じ。
昔作った時に、初級者目線では作りやすかった印象があります。
これまで私が作ったハセガワのキットは、デキがよくてあまり修正の
必要がなかったモノと、勘弁してくれぇってモノがありましたが、
ストラトスは前者だったと思います。
右の写真、エンジンレスにしては、そこそこ部品数あるように
見えますが、・・・
・・・ラリー用の付加パーツが結構入ってて、ロードカー仕様で
作るときは、不用な部品がたくさんあるんですね。
オレンジ色の○の中がそうですが、他にも組説で網掛けになって
る部品は不使用。これらを除くと、パーツ数もグッと減ります。
今回は「太いタイヤがかっこいい」という、私の単純嗜好に寄せて、
不使用パーツの5本スポークホイール&幅広タイヤで
作りたかったので、タイヤのみパーツ請求しました。
こういうイメージですね♪
いつものように、まずはボディの
下拵え。
キャッチピンのモールド落としから
製作開始♪
この辺も。
後で自作パーツなり、エッチングなり
を付けるために、ガイド穴を
開けときます。
ロードカーには、スパルタンなこんなカバーもないので、ここも削り落とし。
パーティングラインを探して
消して、
スジ彫りがヨレそうな所は、まっすぐに
なるように脚付けしたり、
あるべき所にスジがなければ追加したり、
していきます。
フロントカウル上の
ど派手なエアインレットのスリットは
綺麗に抜けていない所もあるので、
デザインナイフと600番の細切りを使って、整形します。
こういう角度になるようにね。
ちまちまとメンドくさい
ですが、嫌いな作業では
ないです。。。
ふふ、美しくなったぜ。。。
この辺りで一度様子見。今回もボディは黄色なので、サフじゃなくてライトサンドを吹いてみます。
給油口のキャップがくる所の開口部、ボディの厚みがとても目立つコトを発見したので、裏からルーターで削って薄くしましょう。
効果大!!
というワケで、とりあえず下地までOKかな。
ガラスや外装パーツのフィッティングを確かめてみましょう。
後の大きな付加物3つ。
かっこいいですねぇ。
私たち昭和のスーパーカー小僧は、
こういう派手さに
憧れたんでしょうね。
「家の車」とは全く異質な
派手派手しさと、桁違いのスペック
への憧憬。 懐かしいな。
リトラクタブルライトは開閉選択。
今のところ「開」に気持ちが
傾いてます。
ラリーカーのイメージが強いので
リトラ開 がかっこよく感じるん
ですよね。
ガラスとAピラーの間に、少しスキマが空きます。イヤだなぁ。
ボディ側の改修じゃなくて、
サイドガラスを切り離しといて、
「押さえつけ接着」でごまかすぐらい
でしょうか?
こういう 「絶対直さなくちゃ!」と
「無視してもいいか」の中間ぐらいの
アラは嫌いです。
直すモチベーションは低いのに、
作業はやらなくちゃいけない。。。
パーティングラインの消し残しやら
面の乱れをサンディングしていたら、
リヤフェンダーを横切るパネルラインの
スジが浅くて曖昧なのを発見。
どれぐらいの深さに彫るのがいいか
決めるために実車確認・・・・・
・・・・・おぉ、彫ったらダメじゃん。パネルラインなんかなくて連続面じゃないかぁ!
BMCタガネは即刻、工具入れに戻して、
代わりにパテを取り出しました。
硬化後に研磨して、ライトサンドを吹いてみましたが、まだダメ。もう一度溶きパテですね。
外観上の大きな特徴となる
リヤのルーバー。
ダボ穴が大き過ぎて
見えてしまう。
これは完成後に興ざめの元に
なりそうなので解決
しときます。
と言っても、ややこしいコトをする
ワケじゃなくて、ダボ穴に同径の
プラ棒を差し込んで接着してしまい、
一回り小さな穴を開け直すだけです。
もちろん、ダボの方も周囲を削いで
細くしておきます。
これまた目立つルーフスポイラー。
スポイラーの脚とルーフの間に微妙なスキマ
があるので、そのスキマにパテを押し込んで
フィットさせておきます。
マスキングゾルを塗っておいたので、
パカって簡単に外れます。
この後、周囲にはみ出してるパテを
研磨・整形したらできあがり。
接着を易しくし、取付強度も高めるために
軸打ちもしときましょ。
この2つがビシっとフィットしてる
コトは、横から&後からこの車を見た
時のポイントだと思いませんか?
ガラスのフィッティングも含めて、もっと下拵えをやっとくべきなのは分かってるんですが、誘惑に負けて黄色くしてしまった (^^;)
スジ彫りがいつになくクリーンに整ったので上機嫌です。ドアの前後とリヤカウルの切れ目、合計3本のスジ。エッジの所でボディの面が直角に
曲がるので、その曲がり角の所でスジがヨレたり、ガタついたりしないように シャキっと通すの、結構難しいんです。
地味な努力ですが効果は大きいかと。。。
ホイールはゴールドですが、実車のザラザラ鋳物の質感を
出すために砂吹きしました。
センターとボルトにクロームシルバーを乗せて、
エアバルブを突き刺して完成。
実車ではエアバルブもゴールドに塗装されてますが、
せっかく金属パーツを使ったので、無塗装のままで
目立つようにします。こういう所が貧乏性と言うか、
さもしいと言うか。。。
オトナじゃないですねぇ、われながら。
リトラクタブルライトはオープンで行くことに決定。
パーツの合わせ目を消したいので、溶きパテを流し込んどいて研磨。
まだ消えていないのが見てとれるので、もう1回パテを塗ります。
私、どうしてもこの作業を1回では終えられません。
一発で埋めきるコツってあるのかなぁ?
ボディに外装パーツ3つを合わせてみましょう。黄色と黒のコントラストがよく映えて嬉しい。。。
前作のパンテーラと、次作予定のBBはロアボディが黒の2トーン。で、ストラトスは2トーンではないけど、大きな黒いパーツが付くので、
やはり黄色と黒の組み合わせになります。ピラーに黒の「b」デカールも付くしね (^_^)
ピカチュウみたいとか、タイガーズみたいとか、工事現場みたいとか、JAFみたいとか、ナンボでもツッコミ入れられますが、色の組み合わせと
しては、やはり文句なく綺麗でかっこいい。「黄色いスーパーカー3連作」と謳いつつ、実は隠し味で「黄色と黒のコントラスト」ってテーマも
あったのでした、ふふふ♪
このページ、放置期間も長かったし気分も変えたいので、ここで終えます。超多忙はまだ続くので、製作記②アップはいつになるやら・・・ですが。
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