文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
ジュリア製作の最後のページです。まずは灯火類を付けて車単体の完成まで。このページの後半ではエンジンを作って車の横に
飾ります♪
④の最後に載せたテールライトの部品の画像をもう1回。モールドが繊細でよくできてます。
実車画像です。
上半分がオレンジ、下が赤。
両方をまたいで、色味の違う赤のリフレクター。
リフレクター周囲とテールライト全体の周囲がクローム。
ボディとの接続部分がゴムの黒。
何回マスキングして塗り分ければいいんだ? 数えるのがイヤです、めんどくさそう。。。
きっと、組説の塗装指示はいい加減なんだろなぁ、って
確かめてみたら・・・・実車通りの塗り分け指示でした。
最新のタミヤキットなら、3つか4つにパーツ分割されてるんでは?
せめて2つに分かれてたらかなりラクなんですが。
しばし塗り分け順を考えて・・・。あ~ めんどくさい! けど、やらないと完成しませんからねぇ。一日一善ならぬ一日一塗り開始。
①:クリアオレンジ & クリアレッド着色。
ウラ側をエナメル筆塗りです。
ウラから色を付けておくと、オモテからは
薄く塗っただけでしっかり発色して
くれるので。
ところがプラが厚いので、ウラからの塗装は土台部分ぐらいまでしか届かない。肝心のライト部分は横から見ると透明なままです。
この透明を、オモテからの塗装で着色しなくちゃなりません (T_T)
②:リフレクターは、ブレーキライトの赤と見え方を変えるために、フィニッシュ〈13〉で表現してみましょう。
これまたウラから、クリアレッドフィニッシュ+ツブツブ金属シートを重ね貼り。
← これ貼ってから
これを貼って →
で、オモテから見れば
↓
ふふふ。
③④:今度はオモテから。
③赤い所をマスクしてクリアオレンジをブラシで吹いて、乾燥させてから、 ④オレンジをマスクしてクリアレッドを吹きます。
⑤:またまた乾燥させてから、ライト全体をマスクして、グロスの黒を塗装。クローム部分の下地です。
透明パーツにメッキ調塗料を吹いても、光沢の劣るアルミみたいな色調になってしまいます。透明じゃなくしとくコトが大事。
→
横から見ても、赤とオレンジに見えるようになりました♪
⑥:同じマスキングをしてから、タクミを吹きます。
(一度マスキングを外したのは、失敗してるトコがないか確かめたかったからです。)
⑦:リフレクターの周りのクロームは、エナメルの筆塗りにします。
あまりに細い部分なので、下地の黒 & タクミ をマスキングで吹ける気がしない (^^;)
逆に言えば、とても細い部分に色が乗るだけなので、タミヤのペイントマーカーの
クロームシルバーの金属感でごまかせると思います。
ところが、マスキングを外してみたら塗り分けラインが蛇行してて不合格。これは難しいコトになりました。塗りたい幅が0.5ミリ程度というのも
難しいんですが、さらに難しいのは平面じゃなくてタテ・ヨコ2面を銀色にしなくちゃならないコトです。下の写真の青い部分ですね。
⑦ テイク2
塗らずにメタルック。→ なんとか切り抜いたけど、シワシワ感が出て不満 (T_T)
⑦ テイク3
2面をきちんとクロームにするのはあきらめて、ミラーフィニッシュの細切りを貼り付け。テイク2よりはマシなので、これで見切りをつけます。
⑧:一番下の部分をマットブラックに塗装。これはマスキングもせずにエナメル筆塗り。タクミの上のエナメルは拭き取り可能です。
テールライトが少しでも光を拾うように
ここにミラーフィニッシュを貼っときます。
ボディに付けました。これで勘弁してくだせぇ、って感じです。。。
フロントのウィンカーは
メタルックでマスキング。
切り出しは息を止めて、ハズキルーペも
着けて、超慎重にやりました。
この期に及んでクリアパーツにスパァって
ナイフ傷つけたら、絶叫ですもん。
で、黒下地 → タクミ。
自作したサイドのウィンカーはベース部分も含めてクリアオレンジを
たっぷり塗っといてから、ベースだけタクミ。
クリアオレンジの塗装でツヤ出しも兼ねさせたワケです。
なんせ細い部分なので。
というワケで、車は完成。いつもながら気に入らない所いっぱいですが、自分の思うように自分のペースで作った結果なんだから仕方ないですね。
約2週間後の横浜オー集が初出しです。
引き続きエンジンを作ります。作り始めてすぐの頃にエンジンとクラッチケースは切断済み。
あんまり頑張らずにプラグコードだけ追加しましょう。4気筒だから楽勝よ♪・・・あれ、デスビに突起が8個ある。なんで?
~~ グーグル検索中 ~~ この車ツインプラグなんですって! コード8本ですな。。。
まず、エンジンを飾るテーブルの細工から。
テーブルの脚は、ニ○リのフォトフレーム →
に付いてるこれ ↓ を使います。
スチール製で磁石がくっつきます。しかも片側にネジ山が切られてるので、木ネジの要領で差し込めて楽ちん♪
「あのぉ、これの脚だけで売ってないですか?」 「売ってません。」(即答)
Tケースのベースに、ネジ山より小さめの穴を開けておいて、ぐいぐいとねじ込みます。
ジャンクのホイール(これもジュリアのパーツ)を持ってきて、
中央を5ミリ径で開口。
周囲の穴のモールドは約0.9ミリ径で小さ過ぎる上に
抜けてないので、1.5ミリのピンバイスで貫通。
テーブルの脚元の飾りに使います。
テーブルはプラ板を切り出して、ブライトガンメタルで塗装。
裏に、脚と同径のネオジム磁石をガッチリ接着します。
テーブルできた (^^)
横浜のオー集には、エンジン間に合わないので、
目隠ししときましょ。
このデカールがもう一枚あるので、ここに貼ります。
軸打ちして、
こんなふうにセットできるようにします。
オイルパンの底面が水平じゃないんですね。
軸につけたプラ棒は、金属線が見えにくいように
目隠しをしたワケ。
あとは、ひたすら小物です。デスビから手を着けましょう。
肩凝った。。。
プラグコードの端子が8本。
センターコードの端子が2本。
ツインプラグが表現されてます。
0.4ミリ径のコードがギリギリの感じ。
このまま穴を開けて差し込もうとすると、
いかにも失敗しそう (^^;)
端子の突き出ている部分を切り落として、
ニードルで位置決めをしてから、
0.5ミリの穴を開けます。
外側に貫通しちゃわないように、
ピンバイスを内側に傾け気味に使います。
コードはブルーにしよ♪
真鍮パイプの輪切りをくっつけて、
コードの先端を軸の代わりにして
差し込み接着するワケです。
目立たせたいなら派手な色を塗るところですが、
たいしたデキじゃないので、逆に目立たないように
デスビ本体と同じセミグロスの黒に塗っときます。
クラッチケースを切断した断面を
フタしましょ。
まずは適当な形に切り出したプラ板、
丸く切り出したプラ板、と重ねます。
アルミ線をそれらしく突き刺します。
エンジンを車の外にディスプレイするパターン、コブラ・コルベットに続いて
3回目ですが、断面の処理がいつも適当で冷や汗。
なら、やらなきゃいいんですけど (^^;)
こんなのを手がかりにしながら、今回もゴマかします。
ジャンクから丸くてソレらしいのないか探します。
おっ、クーリングフィンの羽根を切りとばしたら
中央のギザギザ円盤が使えそう♪
右の部分を真ん中にしよ。
本当に適当ですが、こんな感じで。。。
これも毎度やる作業、
ベルトの厚みを削ります。
ここのモールドがボルトに見えないので
製作記①でも使った、AFV用パーツの
ボルトに置き換えます。
プラグコードの差し込み用に内径0.7ミリ
の真鍮パイプをセット。
真鍮線は二重にしたいので、入れ子サイズ
の内径0.5ミリを切り出しますが、
カッターでコロコロが短気なので、
切断面が荒れて穴が乱れます。
精密ヤスリの出番。
これで、穴がまん丸になってくれますし、差し込みがきつい時に穴を広げ気味に
することもできる。1本目は折っちゃって、現在2本目を愛用中。
外側の荒れも研磨して、すんなり刺せるようにしときます。
内径0.5ミリなので、
0.4ミリのプラグコードが
ちょうど良い感じで
するすると刺せます♪
やっと塗装だぁ!
エンジン本体は
ASー12 シルバーメタル。
細部にエナメルの 半ツヤ黒、
カッパー、チタンゴールドなんか
を乗せてきます。
ボルトはフラットアルミを
塗りましたが、ほぼ分からない。
デスビをがっちり接着して、コード接続。
実車画像のマネして、2本づつ束ねます。
ツヤ消し黒フィニッシュの細切りで。
エアクリーナーにエッチングのホースバンドを巻き付けようと
したんですが、へたくそで、ズリってずれるたびに塗装が
ぼろぼろに (T_T)
仕方ないので、しっかり巻き付けてから塗装をやり直しました。
というワケで、エンジンはこんな感じに。
エアクリのホースは、ペイントマーカーのツヤ消し黒。
ビンのエナメルより圧倒的にツヤ消しですよ。
残りはこの3つのみ。
メッキ塗装にするので、現在下地乾燥中。
これをくっつけて完成したら、完成作品画像ページに写真を追加しますね。
そうそう、テーブルはアルファの蛇(竜)さんマークの
デカールの貼り付きが甘くて、あちこち浮いてきました。
デカールフィットをつけて直してたら破れたので、怒りにまかせて
サンディングしちゃった (^^;)
塗装からやり直して、こんなデカールに変更。
クリアコートしときます。。。
これにてジュリアの製作記は終了。
車は横浜オー集に出展させていただきましたが、エンジン付きで四国オー集に初出し予定です。
車のみアップ済。
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