文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
カメラの故障から買い換えのドタバタ & 年末年始の家族・親戚・友人ルーティンで、製作も更新も滞ってましたが、
久しぶりの製作記更新です。完成近し?
年末のブログでも触れましたが、妥協のひどいステアリングの
やり直しから。
元のステアリングはコラムから引っぺがしたらバラバラに
なってしまったので、ジャンクからグンゼのジュリアの部品を
持ってきて、最初から作り直します。
ステアリングホイールとオーディオカバー以外は
完成してて、こんな感じです。
シートベルトは、実車の画像を検索した結果、
こういう旧式のヤツと判明。
今風の黒と赤のバックルをつけるだけ、
ってワケにはいかなくなったので、ベルトも含めて
組みました。
まずまず自然な感じにできたかな。。。
オーディオカバーは、ジャンクから
メッキパーツのドアミラーを探して
きました。これを薄く整形します。
← こんな風にバリやら荒れを整えて
軽め穴も開けました。
今度は3穴。
ビシっと一直線に開口できた♪
木目塗装は同じレシピ。
プラ板・プラ棒でこんな
パーツ割にしました。 →
これで内装完成。
オーディオカバーはやっぱり
イマイチですが、最初のよりは
マシ。
オープンカーじゃないし、
これで可とします。
結局妥協しとるがな (^^;)
ボディは最終の
クリア後でこれ。
2000番に行くか
ラプロスでいいか
キワどいユズ肌。
ボンネットで先行
テストしてみます。
ラプロスから始めて、タミヤの
白キャップまで掛けた所。
綺麗な鏡面になった♪
変な傷をつけないように、
ラプロスは新品を下ろしました。
ユズ肌を完全に消すために、
グレーも茶色もしつこいめに。
水研ぎです。
というワケで磨き完了。
デカールの段差も
塗装の境目も
すっきりと面一の
テカテカに仕上がった。
やる気アップです。
とか言いながら、ちゃんとこういう失敗をしてる。
後でそおっとタッチアップしときます。
外付けのガラスの陰になって、
あんまり目立たない(ハズ)。
磨けたので早速窓枠塗装に進みます。
残り僅かで貴重なメタルックですが、
カーブする部分は追従性重視。
ラプロスに続いて、今度はデザインナイフの刃を新品に。
手の力は加えずに、ナイフの重みだけで
刃を動かす感じで切っていきます。
↓ 曲がってる部分のマスクをし終えたら、
直線部分は細切り(0.4ミリ幅)のマスキングテープで。→
幅の広いテープで周囲を囲んで、
最後はコンビニ袋でカバー。
これをメモ用紙とかの紙類でやると
磨き上げた塗面が荒れる経験多数。
コンビニ袋は今までイヤな思いしたコト
ないです。
今回は下地にメタリック塗料を挟んでるし
デカールもあるので、直貼りしたテープを
はがす時に塗面をごっそり持ってかれる
リスクも避けられます。
ブラシでタクミ〈19〉を吹いて、
サイドの窓枠は完了♪
製作初期にスジ彫りに
手間ひまを掛けたのが
ここで報われます。
今作の外装でもっともヤッカイなのが前後の窓枠。
黒いゴムの中心にクロームが走る旧車の定番です。
実車画像を見てみると、クローム部分の幅が
結構広くて、両側の黒い部分は細いですね。
中央上下で継ぎ目がカバーされてます。
とにかくまずは
磨きましょ。
目立つキズはありません
でしたが、少しザラザラ感
のある荒れ気味の表面。
青キャップ&白キャップ
で丁寧に磨いて、
完全透明にします。
サイドガラスは以上で完了。
ボディの鏡面仕上げの時もそうですが、ガラスの場合は特に拭き取りのクロスに気を配ってます。常にクロスのまだ使ってない部分を当てる
ようにして、ゴシゴシやらずに、ほわっほわっと優しく拭き取るようにします。コンパウンドカスなんかを引きずると一発でキズが走って、
またそれを消して、ってエンドレスになっちゃうので。。。 作業が済んだら次回の使用に備えて、しっかりお湯で洗っときます。
さで、話を元に戻して、窓枠の表現をどうやるか。今作を作り始めてから常に考えてました。
一昨年に作ったBMW320iの時は、0.3ミリ径のアルミ線を埋め込み。大失敗とはいいませんが、労多くして・・・だったかな。
第2案は、大昔に買ってから使ったコトのない STUDIO 27 の クロームデカール。クリアコートのテストなんかもしたんですが却下。
0.3ミリ幅の細切りでも曲がってくれないんです。デカール軟化剤もはじいちゃう感じ。実車画像でお分かりのように、四隅がカーブなので
「曲がる」コトは必須です。(まっすぐ貼る分には良好で、ツヤ消しクリアを掛けても光沢を保ってます。カドがRじゃない窓枠には使えそう。)
じゃあどうしよう・・・・・。と考えて、最終案はこんな感じ。
*窓枠を黒く塗っておいて、クローム表現はミラーフィニッシュの細切りを貼る。(曲がるハズ!)
*フィニッシュ貼りっぱなしはイヤ(コーナー等でハガレてきそう)なので、ツヤ消しクリアでコートする。
(フィニッシュのクリアコートは経験済み。問題ないハズ)
*どうせ最後にツヤ消し吹くんなら、最初に塗る黒はグロスにして、フィニッシュが貼り付きやすくしよう。 以上。
まずはマスキング。タミヤのシートを表裏ともに貼って、
表は窓枠のモールドのみ露出させます。
前後ともにマスキング出来たら、グロスの黒をスプレー。
ミラーフィニッシュを貼る時に、窓枠の幅の中心がわかりやすい
ように、表のシートは一度はがします。
はがしたシートは、再利用するので台紙に貼ってとっておきます。
両手を使って一生懸命だったので、
フィニッシュを貼る作業の写真はありません。
実車に倣って広めの幅に切り出したモノを
貼りました。
で、最後にもう一度マスキングシートを
貼って、ツヤ消しクリアを吹きました。
クレオスのプレミアムトップコートを初使用。
「白化しない」が謳い文句の製品ですが、
本当に白いツブツブがつきません。
その分、ツヤの消え方は穏やかですが、
窓枠にはちょうどいいかも (^^)
← シートの貼り直しが甘くて、クリアがはみ出し (T_T)
↓ こうしてムダな作業=ムダな手間と時間 が増えていくワケですな。
でも、クローム窓枠の表現自体はいい感じになって嬉しい♪
会心のデキじゃないけど、
まずまずかな。
少なくともBMWよりは
気に入りました。
上下の継ぎ目は
ジュラルミンフィニッシュの
カケラを2枚重ねで貼った
だけです。
来る上下合体にそなえて、エンジン下部のオイルパンの
複製を作ります。
今作は、エンジンを車外にディスプレイするので、
フロントフードの下はがらんどう。
たいして見えるワケじゃないけど、気持ちだけ床下を
カモフラージュしようかと (^^)
こういうコトです。
シャーシ完成。
ベースへの固定用のパイプを
つけたら、排気管がつかなく
なってしまった。
途中でブチって切れた状態の
ひどい床下です。。。
オイルパンは前から見るとこんな感じ。
ボディつけたらほとんど見えないだろうけど、
まあ、自己満足です。
空っぽのエンジンルームが、グリルの金網越しに
見えちゃうとイヤなので、目隠ししました。
プラ板を黒くして貼っただけです。
向こう側にクラッチケースの断面が
見えてますね (^^;)
グリルには裏からエッチングメッシュを貼りますが、
いろいろ凹凸があるので、ペタっと一枚では貼れません。
型紙を作り、それに合わせてメッシュを切り出して、
貼りました。
何種類かあるエッチングの中から、
実車画像に一番似ているのを
選びました。
下の小さい金網のみ、ボディカラー
に塗装してある画像が多かった
ので、後で白く塗っときます。
ボディは仕上がっていて、小物はまだ付けてない、
このタイミングでスミ入れします。
今作は赤の塗料がいい案配にミゾに溜まって、
自然に影っぽくなった所が多かった。ラッキー!
なので、スミ入れは一部のミゾだけで済みました。
例えばこんな所とか。↓
ヘッドライトはガラスのカットが浅くて
中が丸見え。実車もわりとそういう
感じのようです。
電球作りましょ。
平リベットを接着剤にちょんちょん
と押しつけて、
バルブっぽいでしょ♪
で、穴を開けて差し込めばOK。
お手軽工作です。
お手軽だけど満足度高し。
お次はワイパー。製作記①でダボの具合が良好なのは確認済みです。ただ、実車はいかにも旧車らしい細くて繊細なアームなので、エッチングが
似つかわしい。組み合わせるコトにしました。フィッティングが易しいので、この作り方好きです。。
いつになくキッチリとガラスに沿って
くれました。旧車の華奢なワイパーの
感じ出たんじゃないかな♪
アルファロメオの象徴の盾型グリル。
パーツの形状が良好なのでそのまま使います。
エンブレム部分は、デカールの上からジェルクリアでコート。
というワケでフロントはここまで
できました。
下の2つの金網、白く塗ってあるん
ですが、あまり分からないですね。
(新しいカメラ、よく写る! 嬉しい)
ここもまずまずのデキ。
これを貼るのはかなりしんどかった。
インレットが超細いので、フィルムをはがすのが薄氷を踏む思い。
細いピンセットで少~しずつ巻き取るようにはがしましたが、
20分はかかりました。
当然、糊成分がこびりついたので、最後にクリーニング。
水を含ませた綿棒&コンパウンドで、これまた神経使う作業でした。
その成果がこの後ろ姿。
作業中に引っかけて破損しそうなこれらが未装着。
ホイールセンターは上下合体後に付けます。
最後の難関がリヤのコンビネーションライト。モールドの表現はすばらしいけど、塗装工程はとんでもなく面倒くさいです。
完成間近ですが、このライトとフロントのウィンカーの塗装がただいま進行中。ちまちま塗らないといけません。
かなり長くなってきたので、ページを改めます。製作記⑤は灯火類の塗装 → 完成 → エンジン製作、の紹介の予定。
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