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JAGUAR Mk.Ⅱ 製作記 ⑤あちこちピカピカ

最終回は小物とボディを仕上げて完成までです。

 

窓枠のマスキングの難関が残ってますが、下拵えの苦労の成果を味わえる楽しい工程ですね (^_^)

 

 

メッキ塗装を失敗したパーツ、もう一度クリアコート&

 

研磨をして塗り直しました。

 

 

 

別体化したエンブレムの接着面をマスキング。

 

 

 

メッキ調塗料って接着剤やテープの粘着性を受け付け

 

にくいコトがあるので、念のためにね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               グリル完成♪

 

 

 

    

 

 

ナンバープレートは黒で塗った

 

上からデカールを貼って、

 

周囲にはミラーフィニッシュを

 

貼りました。


 

 

 

フロントバンパーもメッキ塗装

 

 

やり直し。

 

 

ナンバープレートはここに付きます。

 

 

こちらリヤバンパー。

 

中央の丸い部分を別体化してあったので、

 

差し込んで接着します。

 

 

まっすぐくっつくように、固まるまで

 

こんなふうに置いときました。

 

 

 

 

 

   丸プラ棒もメッキ塗装。

 

 

 

   先端にデカールを貼ってから、

 

   エナメルクリアでコートしてあります。

テールライトは2色に塗り分け。

 

 

クロームのモールはミラーフィニッシュ

 

のつもりでしたが、うまくいかないので

 

メタルックにしました。

 

こうして拡大して見るとイマイチ

 

ですねぇ。  やり直し?


 

← ②でこんな風に作った

  

  ドアミラー。

 

 

 

  付け根部分をちょっと

 

  追加工作して、

 

  メッキ塗装も完了。 →


 

で、ミラー面を、ちゃんと写る鏡にしたい。その方法を考えて、ちょっと手が止まってしまいました。ミラー面の直径は3.5ミリ。。。

 

各サイズのポンチを持ってるんですが、1,1.5、2,2.5、3、4、5、6、7ミリ。3.5ミリはない! 円盤の中心に穴が開くのはイヤなので

 

パンチコンパスも使えないし・・・

 

 

・・・・・しばし考えて、こうしました。

 

 

 

 

 

プラ板の上に、3.5ミリ径の穴を開けたもう一枚

 

 

のプラ板を重ねて置いて、ジェルクリア。

 

 

← 硬化させて、

 

 

     パカって外せば、3.5ミリ径の

 

     円盤完成。         →

 

(何枚も作って、うまくできたのを2枚採用。

 写真は割れた失敗作です。成功したヤツは、写真撮る

 前に先に進めちゃったので)          

 

 

  

 

 

 

 

   その円盤にミラーフィニッシュを

 

   貼って、めでたしめでたし (^_^) →


 

 

 

メッキ塗装のパーツが全部ピカピカになったので、今度はボディのピカピカにいきましょう! 

 

2000番で中研ぎ後、最終クリアを厚めに吹きました(スプレーたっぷり3層)。 最近は中研ぎを入れるようにしています。

 

2000番の傷を消し切るのに労力を使うので、最終クリアの面をなるべく綺麗にしておいて、研磨はラプロスから始めたいんです。

 

 

 

 

 

クリアを吹いてから

 

5日経ったので、

 

そろそろ磨いても

 

大丈夫そう。

 

 

 

最近秋晴れ続き

 

だったし。

 

 

上の写真、綺麗に見えますが、いくら中研ぎを入れたと言っても、

 

クリア吹きっぱなしですから、細かいユズ肌はあります。(以下拡大します。)

 

 

ラプロスで水研ぎ。磨いてるうちに、凹凸がなくなってくると、

 

感触がスルッ、て滑らかに変化するのが分かります。


 

 

ラプロスのグレー終了。

 

 

ラプロスの茶色が終わった所。あんまり変化が伝わりませんね (^^;)


 

 

  続いてタミヤの青キャップ。ルーター〈53〉で一気に

  これぐらいまで。

 

 

   小傷が残ります。   

   ウエスで手磨きする所と・・・・・


 

 

 

 

 

 

・・・綿棒なんかも使いながら、目立つ傷を

 

 

取っていきます。

 

 

 

 

 

 

この辺り、この車のボディデザインの

 

 

見せ場ですが、磨くのはタイヘン。

 

 

 

 

白キャップで仕上げ。

 

 

 

正真正銘、無傷の

 

ツヤピカになりました。

 

 

 

 

 

 

 

このボディに

 

メッキ塗装したパーツ

 

やインレットを貼ったら

 

映えるだろうなあ・・・

 

 

 

 

・・・って思ったら

ガマンできなくて、

ちょっと置いて

みました♪

 

 

(こういうコトしてるから

 パーツ なくしたりするん

 ですが。。。)

  

 

うぅ、嬉しいっ!

早く完成したトコ

見たいっ!!

 

 

 

ホーングリルが内側

に傾いてますねぇ。

 

垂直につくようにダボを削ることにします。

 

 

磨きを終えて、ミゾに詰まったコンパウンドも洗い落とした所で、

 

スミ入れを済ませましょう。

 

ボディ色 + 黒 のお約束通り、この4色で暗いグリーンを作って

 

影の色にします。

 

今回はミゾが深く、奥まで塗料を入れようとして、すごいはみ出しに。

 

 

  この拭き取り、いろいろ試しましたが、ティッシュを小さく

 

  折りたたんだのが一番やりやすい気がしてます。

 

 

  拭き取りは、タミヤのエナメル溶剤ではなく、油絵の画材の

 

  ホワイトスピリット〈22〉を使用。モンモンが残りにくいです。


 

マスキングの写真を

 

撮り忘れましたが、

 

窓枠のメッキ塗装も

 

完了。ボディ研磨で

 

窓枠もツルツルに

 

なっているので、

 

メッキ調塗料の光沢

 

が綺麗に出ますね♪

 

 

 

少しはみ出しがあり

 

ましたが、コンパウ

 

ンドでそぉっと磨き

 

取って解決。

 

続いてインレット貼り。

 

今まで、エンブレムや鏡程度の小さなモノしか

 

貼ったことありません。

 

この長ーいの貼るのはけっこう難易度が高そうで

 

どきどきですね。

 

 

 

  劣化がひどくて、インレットの上に、こんな風に盛大に

 

  ノリがこびりついてます。

 

 

 

  先をとがらせた爪楊枝でこそげ落とそうとしましたが、

 

  しつこくて中々取れません。

 

      仕方ないのでテープはがしを使います。

 

      塗膜を犯すケミカルなので、こんな危ない使い方はやりたくありませんが、仕方ない。

 

                  慎重に慎重に!

 


  ふうぅー。やっと綺麗になった。

 

  

 でも、この作業をいちいちやるの? って

 ちょっとゲッソリ。。。

 

 

 ところが、貼れたのはこの1本だけで、

 他は全部、貼り付け面の粘着力がキレイさっぱり

 なくなってました。

 

 

 入手前の保管状態(箱がシンナリ、の湿気)

 が影響してるんでしょうか?

 デカールもカビだらけだったしねぇ。

 

 

 ここで決断、インレットをパーツ請求じゃ!

  

 

 テープはがしの手間から解放されたぜっ、

 案ずるより産むが易し。(使い方が微妙に違う(^^;)。)

 

 

パーツが届くまで、他を進めます。

 

 

 

こちらも難所、ガラスの接着です。

 

この接着代のなさ、すごいでしょ。

 

最近のキットでは考えられない部分ですね。

 

 

 

流し込みタイプのセメントで一部を固定してから、

 

コルベットの時以来愛用している、ハイグレード

 

模型用セメダインで補強。

 

 

   前後のガラス接着を終えたので、小物をつけていきます。

 

 

 

   ホーングリル、まっすぐ付くように直しました。

 

   車幅灯、マーカーも無事接着。

 

 

 

   コードがつながってるヘッドライト & 引っかかり易さNO.1

 

   の JAGUARAマスコット は後回し。

 

 

ずんぐりしたフォルムの車ですが、実は上下合体がキツくて、ドア内張りの裏がガリガリ削れるほど。合体はかなり冷や汗の作業になります。

 

なので、上記のマスコットを始めとして、バンパーやドアハンドル、バックミラーなど引っかけやすい部品の接着は合体後にやります。

 

で、それ以外のパーツをくっつけてくワケですが、ホーングリル同様、今さらながら修正のいる小物がいっぱい。

 

仮り組みの手抜きがたたりますねぇ、反省。。。

 

 

まずはワイパー。

 

全くガラスに沿わないので、ダボを切り

 

落として、プラ棒に斜めに軸打ち接着。

 

プラ棒が新たなダボになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォッシャーの

 

ノズルは実車で

 

クロームなので、

 

アルミ線の頭を

 

丸く整形して

 

差し込みました。

 


 

← 実車のここには

 

 キーシリンダーがあります。 

 

 

 パーツもモールドもなかった

 

 ので、これをくっつければ

 

 いいや、ってほっといた

 

 んですが、       →


 

 

 

 

 

 

こうするために、今頃になってボディに

 

 

 

穴を開けました。

 

 

 

もっと早くやっとけよ、って思います。

 

 

 

 

 

 

 

(シリンダーは0.5ミリ径のアルミ線)

 

 

 

 

リヤのコンビライトも修正必要。

 

これまた、なぜか斜めなんです。

 

 

 

 

念のため実車画像を確認しましたが、

 

やっぱり垂直が正しい。

 

 

さいわい、大工事しなくても、ダボを片方

 

 

落としたら解決しました。

 

 

 

        よかった。。。


 

 

 

 

 

   ライトの接着は合体後に。

 

 

 

 

 

 

 

 

  インレットが届いたので貼っていきます。

 

 

  新しいのはノリのコンディションもOKで、

 

 

  貼るのは楽しい作業♪  

 

 

 

  と思ってたら落とし穴。

 

   

  細長いインレットが曲面に追従できずに端からはがれてきました。

 

 

 

 

  これは予想もつかないトラブル。終盤に気が滅入りますねぇ。

 

 

 

  もちろんこっちも。

 

 

 

 

  どうやって直そうかぁ・・・・・

 

 

削ってとがらせた爪楊枝の先に接着剤をつけて、インレットに点々と

 

乗せてから接着。すぐに固定できるように先端にあらかじめテープを

 

セットしておきます。

 

 

こんな風に固定して硬化を待ちます。

 

待つ間、「うまくくっつきますように」って祈り続けて・・・・・

 

・・・なんとかなった。


 

で、ついに上下合体♪ って思ったら、サイドガラスのサッシュのメッキ塗装がまだでした。これはどんくさいですねぇ。クロームなのはボディ側の

 

ピラーだけと思いこんでましたよ。

 

 

黒は適当マスキング。メッキ塗料の発色のための黒塗装なので、多少

 

色が回らない箇所があってもOK。逆にはみ出しはダメなので、

 

そのつもりのマスキングです。で、段差が激しくなるのを避けて、

 

一度テープをはがして全体をクリアコートしました。

 

 

クリアが乾いてから、全体をコンパウンド掛けしました。

 

サッシュもガラス面もツルぴかになったら再度マスキング。

 

このマスキングは手間をかけて丁寧に丁寧に。

 

Rの所や三角窓の所は小さなテープをちまちまと貼り合わせました。


 

 

 

 

今度こそ上下合体。

 

ビッグフットじゃありません。

 

 

 

キツキツの合体の途中で、室内にホコリが

 

入ってないか最終確認するついでに写真

 

撮ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  スピナーやドアミラーをくっつけて、

 

 

  最後のパーツは leaping jaguar。

 

 

 

  (マスコットのメッキ塗装 & ボンネット に

   傷をつけないように柔らかい竹ピンセット。

   タクミの塗料は乾燥後は十分固いんですが、 

   念のために。)

 

 

 

                 10月中に完成のつもりでしたが、1週間オーバーでした。

 

 ちゃんと撮影してから完成画像まとめます。ツートンの両方の色が写るように撮影するの難しそう。。。。。