文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
初挑戦の電飾ですが、ベースへのスイッチの組み込みは③でできました。今度は肝心のキットへの組み込みです。
もちろん、ヘッドライトのハウジングにくっつけて光らせるだけなら簡単なことですが、世の中から遅れること
幾星霜ですから、せめてなるべく本物っぽい光らせ方にこだわってみたいと思います。。。
本丸に行く前に、簡単な所をあちこちやって
しまってやる気をためましょう。
まずは、切り離してメッキ塗装した
ドア & ウィンドウのハンドルを軸打ち接着。
ねらい通り内張から浮いて、動きそうな
感じが出たと思います♪
木目の塗装もいい具合にできました。
インテリアの残りはラジオだけ。
ちまちとまマスキングして、エナメル筆塗りで塗り分けます。
スピーカーと両サイドのレバースイッチはクロームシルバー。
0.4ミリ幅のマスキングテープでさえ貼りにくい狭いスキマです。
ツマミのスイッチは1ミリ径のポンチ〈15〉で穴を
開けたマスキングテープで塗り分けました。
頭の中に、金爆の ‘女々しくて’ が鳴り続けます。
ステアリングも取り付けて、
ダッシュボード完成。
女々しくても楽しかったぁ。
ラジオを塗り分けただけでも机の上は
こんな様子。
ハズキルーペ〈32〉も使用。
一作業終えて机上が大混乱になるのも
それを一段落するたびに片付けるのも
いつものコトですが、今日はふと
思いついて写真撮ってみました。
めんどくさいですが・・・・・
・・・・・報われますねぇ (^o^)
木目はスッキリ光ってるし、
シートは革っぽいツヤが出たし、
各部の小物もそれぞれ満足だし、
インテリア、自分なりには合格。
でも、前後ドアとも、アームレスト
の中央をくりぬかなかったのは
判断悪かったですね。
できてみたら予想外に目立つんだ、
これが。
いまさらやり直しはさすがにねぇ。
あきらめます。
まだ本丸に行くエネルギーがたまってないので、
さらに寄り道。フォグライトの所にはまるパーツ
です。
レース仕様のキットなので、ライトをはずした穴のフタなのかなって思ったんですが、実車画像を検索すると、ロードカーでも半数ぐらいはこれがはまってます。
何ていうモノなのか知りません。。。
~~~ ってブログにも書いて、情報くださいってお願いしたら教えていただきました。名称は「ホーングリル」。フォグ設置穴のフタなんだけど、
スリットを開けてホーンの音が抜けるように、ってコトですね。ただし、この真後ろにホーンはないと思うので(だってフォグのあった場所でしょ)、
音抜けの実効性よりカッコ重視なんでしょうね。確かにただのフタより機能的っぽくてカッコいいと思います。光岡のビュートでもこれ付けてるの
いますね。自分が知らなかっただけで、Mk.Ⅱの特徴的な部分だったのかな ~~~
さらに情報いただきました。名称はホーングリルだけど、エアの取りこみ効果を狙ってるスリットでは?、とのこと。
なるほど、3.8L最強バージョンですから冷却を演出してスパルタンだぜ!ってコトですね。 お二人様、情報ありがとうございました m(_ _)m
メッキは綺麗にかかっているので、スミ入れだけしました。このスリットを本当に抜く、などという無謀&不毛には踏み込みませんよ (^^;)
残念ながらサイドにゲート跡が来ちゃうので、ぐるりと1周サンディングしてから、ミラーフィニッシュの細切りを巻き付けてできあがり。
← テールライトの裏はスターブライト
シルバー。部品が小さいので、大げさ
にギラギラ反射をねらいます。
ここの赤いレンズ表現はダメ元で
クリアレッドフィニッシュ〈13〉を
貼ってみたら、予想以上に綺麗に
いったのでこれで。 →
(この二つの部品が合わさってテールライトができあがりですが、オレンジと赤の塗装がまだなので、完成写真は製作記⑤で。)
フロントのウィンカーです。裏のスターブライトシルバーの反射感、お分かりでしょうか?
旧い車らしく灯火類がどれも小さいので、細かいキラキラで。
フロントグリルに誇らしげに付くエンブレム。
グリルをメッキ塗装した後でデカールを貼るのがイヤだし、クリアコートはもっと
イヤなので、別体化します。
プラ板を3ミリ径に抜いて、デカールを貼ってからエナメルクリアを厚く重ね塗り
して、ポテっと仕上げました。
いよいよ回り道のネタもなくなってきたので、本丸にかかりましょう。
ヘッドライトの反射板のパーツはこんなの。
メッキも綺麗だし、バルブのモールドも良好。
黙ってレンズをかぶせるならなんの修正もいらない感じです。
でも、光らせるためにはもちろん穴を開けなくてはならないので、
モールドを落とします。メッキは活かしたいですね。
そこで新道具登場。
買ったばかりのニッパー、安価です、
500円程度だったような。
こういう角度で使えるニッパー、
前々から欲しいと思ってたので、
嬉しい買い物でした。
← メッキに傷をつけないように、慎重に穴開け、1ミリ径です。
で、とにかく試行錯誤。まずは透明プラ棒の先を丸めて突き刺して
バルブっぽくしてみました。裏側に貼り付けるLEDの光が
透明プラ棒を通って前へ出てくる、っていう狙いです。 →
で、スイッチON!
こりゃアカン。 目玉オヤジか、刑事ドラマの取調室のライトか。。。
こんなど真ん中だけ光ってるヘッドライトでは悲しい。。。
(以下、点灯状態の写真は極端に露出を落として撮影しています。
そうしないと全部パアって明るく写ってしまって、違いが分からないので。)
では、というコトで、このパーツに注目。
レンズの部品はセンターだけモールドなしの丸見え形状。実車もこうなの?って検索してみたら
全然そんなことなくて、レンズ一面にカットが彫られてます。なんでこんな風にしてあるのかナゾ。
実車通り、この部分にもモールドを追加したら、乱反射して目玉状態が解消できるかも (^o^)
レンズのパーツに直接彫って失敗したら
号泣(しかもその可能性はきわめて高い)なので、
透明プラ板にちまちまとスジを付けて、
ハセガワの両面粘着シートと重ねておいて、ポンチ。
裏から貼り付けました。わざと周辺より細かいスジに
してあります。 祈 乱反射!!
レンズ単体で見ると不自然な感じがありますが、
反射板と組み合わせればご覧の通り。
消灯状態はこれで合格でしょ。
ドキドキしながら再度スイッチON!
大目玉になりました (^^;)
幾分広がったものの、まだ妥協できないレベル。
これ以上レンズをイジっても解決は望めそうもありません。
そこで、最近電飾にハマっている、ブルーベルさんにヒントをいただこうとお店に伺いました。スターデストロイヤーの後部のノズルを光らせる
時にジェルクリアを使われていたので、その勘所を教わろうというワケです。いつものように、あーだこーだと楽しく相談させていただきながら、
結論は「真ん中だけ明るすぎる光を周囲に拡散させるために、反射板のお椀の中にジェルクリアの層を作って、光の通り道にする」というモノ。
試してみたら、確かに光は拡散しましたが、まだ目玉が健在。 もう一度あーだこーだ・・・。
で、周囲に拡散している光に比べて、真ん中の穴を通って直進してくる光が強すぎるので、そこだけ遮断してみたら、ということになりました。
右の写真はあれこれ試したあとで、反射板からはずしたジェルクリアの層です。
①中心光遮断のために、まずは黒のマジックを塗ってみました。 ダメ、余裕で透過します。
②銀色ならどうだ、って金属粒子を含んだシルバーの塗料を塗ってみたら・・・成功!
明るすぎた中心光は金属粒子で遮断されて、周囲のジェルクリアの層全体が光って見えます。
やっとメドついた (^o^)
家に帰って、こんな風に作って試したけど失敗。
遮断された影が、レンズにデコボコ・いびつに写って、すごく目立つ。
プラ棒や塗装が綺麗な真円になっていないのが、
影絵のようにはっきり写ってしまう感じです。 却下。
結局、プラ棒を刺すのはやめて、ジェルクリアを流し込んで層を作ります。
穴もジェルクリアで満たされた状態。
で、中心光の遮断はミラーフィニッシュを1ミリ径に抜いたのを貼り付けました。
これなら真円で遮光できますよね♪
またもドキドキしながらスイッチON。
レンズ全体が光って見えて、これならまあOKかな。
少なくとも目玉感はほぼ解消できたので、
点灯状態での展示に違和感はそんなにないと思います。
やれやれ。初めての挑戦って本当に試行錯誤ですね。
でも、自分の模型作りに「新しい引き出し」が増えて
嬉しい。
最後に、余計な所から光が漏れないように、裏側にメタルック〈18〉を貼って遮光しときます。
嬉しいので、ボディに
仮り組み♪
向かって左が肉眼で見た
感じに近いかな。
右ほど明るくはないです。
光の写真撮るのって
難しいですねぇ。
ともあれ、難所は越えた。
完成後にまた点灯するの、
とても楽しみです(^o^)
④はここまで。次回の⑤が最終回になります。内容は研ぎ出し、窓枠塗装、外装小物の仕上げ、ってトコですね。
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