文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
TOYOTA86やらC2コルベットを作りつつ、次はBMWの車を作ろう
と決めてました。
そしたら、「関西オートモデラーの集い」の来年の特設コーナーの
テーマもBMWに決まって、ますますこれに決定!
私が持ってる中で一番長く積んでるキットです。
箱絵の通りモーターライズ!!
組み立て説明書も日米2カ国語のが入ってます!
時代を感じますねぇ(^^;)
このキットは2002年にスポットで再版されてて、私のはその時の
物です。購入したのは2005年頃かな。
787B 以来のコンペティションなので、久しぶりに
全身デカール貼りが楽しみ♪
デカールの傷みはここだけ。黄ばみではなく黒ずみ。カビ?
黒変してる余白部分を切り取れば大丈夫そうです。
でも、この頃のタミヤ内製のデカール、すぐに破れるし、軟化材〈22〉ですぐに溶ける経験多数 (^^;) 今回はそうでないことを祈ります@@@
それでは、手を動かしましょう!!
ボンネットが脱着式(開閉じゃなくて)になってます。実車がボンネットピンで固定する構造ですから、実車通りなワケですね。
エンジンのパーツも入っているので、エンジンルーム全体を作り込み、ボンネットフードをはずした時も見栄えするようにしようと思います(^^)
でもその前に、
立ちふさがるパーティングラインの壁。
あちこちこんな荒れだらけです。
↓ ↓
こんなふうに整えていきますが、修正箇所が
あまりに多くてゲンナリ。
古いキットですから仕方ないんですが、この
作業はできれば少なく済ませたいですねぇ。
古めの車が好みなので、当然作るキットも古いのがほとんど。慣れっこだったんですが、86を作って新しいキットのラクさを味わってしまった
ので、ちょっとシンドく感じます。そういう意味では300SLは好物の旧車なのにキットは最新。理想的ですな(^^)
タミヤなのにワイパー一体モールド。。。
でも今回はワイパーの下が単純な形状なのでラッキー、
ってお気楽に削ってたら、
折りました (T_T)(T_T)(T_T)
100%自分が悪いんですが、ちょっと言い訳するなら、
プラに粘り、というか弾性が少ない気もします。
少し意識して作業する必要があるかもしれません。
お約束のようにサイドガラスも
盛大なスキマ。
分割してフィッティングですね。
地道な作業のみだと、さすがにイヤになっちゃうので、
ちょこっとずつ楽しみも入れてきます。
フロントの窓枠の中心に0.3ミリのミゾを彫り込んで、
同径のアルミ線をはめ込みます。
で、600番でざあって削って面一に均します。
旧車によくある黒の窓枠の中心にクロームが通ってるヤツですね。
今までフェアレディZなんかを作った時にはスルーして黒一色で済ませてましたが、最近アルミ線を各サイズ入手したのでやってみました。
アルミならプラと同じぐらいラクに削れますから。これで仕上がりに満足できたら、今後の旧車に使えるパターンになります。。。
続いて、ボンネットフードとボディのフィッティング。
「フードをはめてキッチリ」&「はずして開口部がリアル」、が今作のキモだと思うので手間も時間もかけます。
実車にはあり得ないダボでフードをはめるようになってますが、ダボは全部取り払ってなるべく実車風の開口部を目指します。
まずはこの部分に、パテ〈35〉で段差を作ってフードが載るように細工。 で、整形。
この段差の上にフードを置いてみると、あちこち合いません。
まず、青の↑の部分。でかいスキマ!!
そして、赤い線辺りから後、ボンネットが
浮いているみたいにスキマがありますが、
この辺は高さが合っているので、ボンネットが
浮いているワケではないんです。
両サイドの赤○部分はスキマが 広い & 乱れてます。
上向き ↑ の辺りはフェンダーがハミだし
下向き ↓ の辺りはフードがハミ出てます。
ボディにエポパテを板状に貼り延ばしておいて、フードを押しつけて、
整形しました。
ところが、このやり方ではボディに力が加わって撓んだのか、一度はずしてから置き直してみたらスキマ開いてました(T_T)
セカンドチャレンジ。
今度はフロントグリルも組み込んで、ボディ側にセロテープを貼って(青↑↓部分)、
光硬化パテを押し込みました。
これで、フード側にパテがついてスキマ解消。
整形して完了♪
両サイドのカドの辺りも同じ作業です。
フード上のエアアウトレットを開口しましょう!
中級者な私はここの工作を失敗してのたうち回るコトが多いです。
TOYOTA2000GTでもコルベットでも苦しみました(^^;)
裏側にスミ入れ用ガンダムマーカー〈8〉で輪郭を描いて、
今回は満を持してギリギリまで薄薄に削りました。
薄皮一枚って感じ。
薄くすればするほど、切り取りが容易になって、
スリットをガタつかせるリスク減りますよね。
軽くデザインナイフを当てれば、ペロって切れます。
あー嬉しい♪♪
このキャップのモールドは塗るの絶対難しいですよね。
綺麗なクロームに塗装するために、別体化します。
裏から攻めていって、
頃合いを見て押したら、ペリッと。
← これを整形して軸打ち。
穴の周囲は綺麗に整えます →
← プラ板でフタをして
こうなります →
フィッティング完了。
しっかり塗装してから最後にくっつけましょう。
← 実車の画像。
今作はこういうキャッチピンを
再現したいと思います。
で、エッチングなんですが、
手持ちの中に同型のピンが4本
しかない。
似たヤツをもう1本持ってきましたが、これは目立つなあ。
0.8ミリ径のプラ棒 & 0.3ミリ径のアルミ線 を材料にして、
自作することにします。 (爪楊枝は細さの比較用)
少々の試行錯誤の結果、
最初にアルミ線を直角に曲げておいて、 こんな治具を作って、 こんな作り方にたどりつきました♪
← プラ棒に0.3ミリの穴を開けてから、
ちょっと太すぎるので細めます。→
細くしてからだと、穴を開けるのが難しく
なるのでこの順番で(^^)
実車と同じように、こうして突き刺します。
エッチングだとこれはできなかった。
うーん、嬉しい!
もう一がんばり、ピンをつなぐ
ワイヤーの細工を。
ピンより細い線にしたいけれど
0.3より細いアルミ線は持ってない
ので、0.2ミリ径のステンレス線で。
ステンは固いからキライです。
ところで、皆さんはステンレスを切る時、何を使われてますか?
私は100均爪切りやら、この金属ハサミを使ってます。
が、爪切りはあっという間に刃こぼれだらけ。ハサミはデカ過ぎ。
いい情報募集中です、教えてくださいませm(_ _)m
リングのハジを模型用ヤットコでクイって
曲げます。
ピンの輪に引っかけて接着しやすくするためね。
瞬着でくっつけて、プラ棒をシルバーで塗って完成!!
かっこいいボンネットになったと思いませんか?
サフも吹いてみました。
荒れは消えた。
アトはボンネットフードを
はずした時の開口部の整え
ですね。
だらだらと続いていた製作記①ですが、ここで区切りにします。
仕事の超多忙はもう少し続くんですが、だんだんモチベーションも上がってきたので、なるべく手を動かそうと思います (^^)
・