文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
製作記➂になっても、まだ下拵えやってます。大きなダイナミックな改造は手を出す勇気ありませんが、
小さい修正・改造は好きなもんで (^-^;
まずはホイールから。キットには実車より大径のホイールが入ってます。で、タイヤは小さいので、はめるのが大変。
タイヤのゴムがちぎれるか、ホイールのリムが破損するか、指をケガするか、爪がはがれるか。さあ、どれだぁ! って感じの根性がいります。
ね、どう見てもサイズ合ってないでしょ。
実車相応の小さいホイールとコンバートしては? という助言を
いただいたりしましたが、このまま使います。
というのも、この雰囲気が悪くないと感じるんです。実車は旧車らしい風船みたいなタイヤで、ホイールアーチとの間も盛大に空いてます。
でも、このキットの「タイヤハウスにみっちり収まってる」感がかっこいいなぁ、って。
実車よりは扁平だけど、そこそこハイトもあって、現代のペンペラタイヤとはハッキリ違うし。
パーツにはメッキがかかってましたが、
キッチンハイター〈9〉風呂に入れました。
あんまり磨いてないアルミの地肌っぽいぐらいの
光沢にしたいので。
シルバーリーフを吹きました。
BBのホイールのチャームポイントのスピナー。
こちらもメッキは落とします。
で、キットのままでもダメではないんですが、
少し背が高い気がします。(気がするだけかもしれません)
ちょっとだけ低くしました。(赤い線参照)
また「羽」の先端を削り込んで、少し尖り気味に整形。(白い丸)
正面からはこんな感じに整形しました。
羽の先端を尖らせた方が見栄えいいでしょ?
少し背が低くなった効果、
羽がシャープになった効果、
どうでしょう?
自分ではとてもかっこよくなった、
って感じるんですが。。。
まあ、自己満足ですな。。。
512 では熱抜きのスリットだらけに
変更されたリヤカウル。
365 はこんな様子です。
唯一「開いてる」のがこの小さなスリット
部分。
こういうパーツ構成になってるんですが、
組むとこんな風に見えてしまいます。
ここはスリットをスッキリと見せたい。
プラ板で浅い箱をこしらえて、ボディの裏にくっつけることにしました。カウルを開閉する気ならこんなのダメですが、
今作はクローズ固定なので、目隠しの役割さえ果たせばいいや、って。
こう見えてくれたらいいんです。
さて、このキット、512 ありきで作られていて、シャーシ/ボディを始めとして、多くの部品を 512 と共用しています。
リヤカウルとボディの分割線、リヤのフェンダーのふくらみの大きさ、リヤのオーバーハングの長さ・・・全部 512 仕様。
これらを 365 仕様にすると、共用できない部品が増えすぎて、不経済ってコトでしょうね。これら、全部ブログへのコメントやメールで
ご指摘をいただいたんですが、直したのは分割線のみです。他はそのまま。だって、仕上げサフ吹いちゃったんだもん。
また、もっと早い段階で知っていたとしても、技術的に難しい修正なので、やらなかった(やれなかった)可能性大です。
というワケで、小物でも 512 仕様の部分があるに違いないので、ちょっと慎重に確認していきます。
発見! ステアリングホイールが 512 だ。365 のステアリングホイールのスポークはスリットなしが基本のようです。
↓ 365 実車 キットの部品 →
スリットをパテ埋めしようとしたんですが、
スポークとホイールの接合部の形状の違い
にも気づいたので、一石二鳥作戦に変更。
接合部の厚みを残して、スポークとボスを
薄く削ったら、自然にスリットも消える
でしょ、って作戦です。
彫刻刀で大体の形を出しておいて(左写真)、600番&1000番で整えます(右)。
平らになっちゃったボスはプラ板の円盤なんかで再現予定。 で、センターのフェラーリマークはこれを使いましょう。
オトナプラモを初めて間もない頃、これの存在を知ったけど、
どの通販サイトでも「品切れ」表示。半年とか1年後とかに再販された時は、
メチャクチャ嬉しかったのを覚えてます。
ステッカーなんですが、厚みがあって、表面を透明フィルムでコートして
あります。フェラーリオーナーが後付けする、七宝焼きのエンブレムっぽい
感じですね。
今まで、DINO・512・F40・テスタロッサ なんかに使ってきましたが、
まだまだあります。
今作ではフロントカウル前端、フロント両サイド、ステアリングに使えますな♪
内装に手をつけたので進めることに
します。
タンより薄い色合いのベージュで。
使用色はクレオスの
キャラクターフレッシュです。
サイドブレーキのパーツは、パーティングラインを消してる時に折ってしまったので、アルミ線でつなぐコトに。
また、サイドブレーキの取付位置が前に寄っていて
コンソール上のスイッチにカブリ過ぎと思ったので、
ダボを矢印のように移植して、後に寄るようにしました。
位置を直す前の写真を撮り忘れましたが、
修正後はこの位置。
元はスイッチ上に丸カブリの状態だったので
ずいぶん自然なポジションになったと思います。
後半分(ブーツ部分)は革で、実車画像を見ると少しシワがあるようです。シワを切り込んでみました。珍しくいい感じにできたかも♪
とはいえ、完成後にはほぼ日の目を見ない自己満足工作ですが。。。
この辺りはマスキングしてエナメルの筆塗りで黒やシルバーを塗り分けます。
黄色のボディカラーに、薄めのベージュ1色の内装、
ではメリハリがないと思うので、濃いグレーの
フェルトシートを貼って引き締め効果をねらいます。
まずはメモ用紙を現物合わせでチマチマとカットして
型紙を作製。
約1時間半ですかね。
面倒くさいけど嫌いじゃないです (^_^)
こんな風にぴったり貼れると元気出ます♪
型紙作りの手間が報われますね。
シートベルトのバックルって、パーツが入ってないキットが多いですよね。小さい部分ですが、完成後にも結構見えて、存在感大きいと思うので、
毎度のように自作します。今回はパーツが入ってて嬉し、って思ったんですが、取付高さを確認するために実車画像をチェックしたら・・・
・・・形が違うの発見。またまたパーツが 512 仕様なのでした。365 のは変わった形なんですねぇ。
知らんフリしちゃおかな、って過ぎりましたが、直せる所は直そうって決めたんだから、ここは面倒くさがらずに自作しましょう。
STUDIO 27 のシートベルトセットの金属のバックルを削って、
小さく・四角く整形して、
彫刻刀でベルトの差し込み口の切れ目も
ちょこっと。
アルミ線を刺して、半ツヤの黒を塗って、リリースボタンは STUDIO27 の
セットのデカールをそのまま使いました。
バスタブ内は、
ダッシュボード&ステアリング
以外出来ました。
ページを改めて製作記④では、ボディも黄色にして、シャーシも進めようと思います。小物も塗装しないといけないし、「出来てきた感」の
ある④にしたいと思います。ストラトスの時みたいな失敗リカバリー記になりませんように (^^;)
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