昨年は仕事で参加できなかった静岡ホビーショー。今年は2年ぶりに参加できました♪(土曜は夕方からでしたが)
会場は展示作品の数も、人の数も、空恐ろしくなるほど。大げさじゃなく歩けませんでした!!
① PROJECT F のブース & 両隣さん(43モデラーズクラブ「ルマンの会」・Club Modeler GP)
PROJECT F のブースです。
今年のテーマは「BMW」と「ランボルギーニもう1回」。私もできたての320iを持って張り切って参加です (^^)
テーマのBMW&ランボ から雑誌作例のトラックやF1、それから旬のロードスターと賑やかに並びました。
まずはBMWから。かっこいい♪
クロスピーさんの2台。大きな改造を加えておられるのに、じろじろスミズミ見ても、どこにもスキのない美麗仕上げです。
私と2人、めでたくFの三重支部 正会員を拝命(!)したMKBさんの i8(右)。いつもながらオリジナルの色味が魅力的です。
完成は土曜早朝3時ですって。
で、わたしの320i。完成時刻はMKBさんと全く同じです(^^;)
お次はランボルギーニ。
ウェブではこの1年、親しくやりとりさせていただいているWackyBee さん。お会いできるのを楽しみにしていたんですが、お仕事で不参加でした。
昨年のBTTF仕様のカウンタックに続いて、今年もカウンタックを大改造。作品名 PROTO-TRIDORON / C-TIPO。
寡聞にして元ネタを知りませんでしたが、後日教えていただきました。仮面ライダードライブの劇中車で、NSXに架装しまくった車です。
去年のBTTFはデロリアン、今年のライダーマシンはNSXがオリジナルのベース車。それをどちらもカウンタックで、という趣向ですね!
同じ趣向でまだまだ可能性広がりますねぇ(と、遠回しにリクエストしたりして ^^))
(2枚とも拡大します)
PROJECT F のブースに限らず、創業100周年のBMW と 発売後半年のタミヤ ロードスターが旬で、多数出展されてました。Fにも3台です。
こちら、MKBさん。
お得意の多層塗装で独特
な色味のワインレッドを
表現されています。
オレンジレザーの内装が
とてもハイセンスで好き
です。
私の。
あちこちアラがあるん
ですが、会場の強い照明
で分かりませんね(^^;)
2年連続で、関西オー集でお話させていただいてたFさんの作品。ご職業はフィギュアフィニッシャー!! おとなりのClub Modeler GPとFの
ブースの両方に出展されてて、今まで以上に親しくお話できました。
アトでバイクに乗ったカッコイイお姉さんの作品も紹介しますが、(当たり前ながら)フィギュアがすばらしい。で、驚くのはカー&バイク模型を作る
ようになって2年足らずってことです。もちろん塗装に関してはもともとプロなわけですが、それにしてもこのデキ!!
クリエイターさんならではのセンスをお持ちなんですね。メッキ塗装を下地にしたキャンディについて教えていただきました。 (2枚とも拡大します)
クロスピーさんのボルボ
青も黒もデカール
じゃなくて塗り分け!
とても清潔感の高い
仕上がりでした。
来場者にいっぱい質問
受けてましたよ
(希少キットでもあるのかな?)
KさんのF1。雑誌作例にふさわしい、お見事な作品でした。
こちらも雑誌作例に掲載のトラック。Tさんの作品です。ディテールの一つ一つ、使っている素材の一つ一つにこだわりが満載。
実は会社愛あふれる1台なんですね♪
Nさんのトラバント。
昨秋の静岡オー集で、このペイントの作品がベルリンの壁の前に置かれたビネットを見て、びっくら感動してたんですよ。(参加レポにも載せてます)
で、今回半年を経てお話をうかがえたワケです♪
実は昨秋のビネットはプレゼントとして嫁いでて、今作は2台目だそう。 ボディのペイントはベルリンの壁崩壊25周年記念のキットに付属の
デカールなんですって。入手しにくそうなキットを2台も! 30周年でも記念キットが出るらしく、それも入手を狙ってるとのことでした。
こういう出会いがあるから展示会はやめられません (^^)
Fのテーブルの最後は、完全スクラッチのチョロQ。Akibaさんの作です。
一昨年もFのブースに出展されてましたが、今回はさらに進化してて、なんと3Dプリンターでの製作です。しかもフル開閉。。。
開いた口が塞がらないとはこのことですね。二度見&質問の見学者多数でした! (2枚とも拡大します)
お隣の「Club Modeler GP」から3つ紹介。
こちらも3Dプリンター製。今回、あちこちのブースで3Dプリンターを使ったスクラッチやパーツ製作の話を聞きました。最新の模型技法の話題に触れられるのも展示会ならではですね。ちなみにこのバイク、1台の制作費10万円ですって!!
↑のロードスターの所で話題にしたFさんのバイク&フィギュアです。プロの仕事ですねぇ!
こちらもとんでもない力作。ネコパンチさんのエルフです。フルCADで原型を設計製作、レジンに置き換えた完成作品だそうです。
このたび、PROJECT F のメンバーに決まられました!
続いて、反対の隣の「ルマンの会」です。1/43 キットがずらり。
小スケールなのにこのクオリティです!
静岡HSでは、この3つのクラブが友軍といった感じで並ぶのが定番。去年は配置が違ってて残念だったそうです。
② 当日お話させていただいた方々の作品
katsu さんのRXーVISION。
東京モーターショーで初めて
姿を現した車なのに、
3週間後のオー集名古屋で
スクラッチ作品を展示、の
驚愕が記憶に新しいですね。
その時の物を電飾も含めて
丁寧に仕上げ直された逸品。
しかもMAZDAのコンパニオンも加わりました。HPを拝見してて、「katsu さんがついに人間に手を出したあ!」ってびっくりしつつ、
実物を拝見するのを楽しみにしていました。カタログは固定じゃないので、他の車のカタログに差し替え可能だそうです (^^)
今回は会場滞在がほぼ日曜のみ
だったので、会場を見て回るには
時間不足で、知り合いの所を
訪ねるという見方でした。
でも、こちらの作品は強烈な引力
で足が止まりました。
ただならぬ雰囲気でしょ!
製作を始めてあしかけ7年とのこと。それなのに初めてHSに参加した一昨年には見かけなかったので、話を詳しくお聞きしたら過去2年はHSお休みだったそうです。
カーモデル界のサグラダファミリアですね。次回拝見するのが楽しみです♪
最近、すっかりプロのライターさん化してるSOFさんのロードスター。あいかわらず超早いのに超キレイな作風。本当に綺麗な塗装をされますね。
kwnさんの320i
イエガーマイスター。
会場全てを見たとは
言い切れませんが、
320iのグループ5は
私とコチラの2台だけ
だったと思います。
私のアラだらけ作と
違い、すばらしい
フィニッシュ。
展示場所離れてて
よかった(^^;)
TDMCのTさんの作品群。おなじみの人工芝ベースが今回は2枚。大量出展を発見して嬉しかったです! (2枚とも拡大します)
昨秋の静岡オー集で知り合った若者、Hさんの新旧ランボルギーニ2台。半年前には「中学3年なのにドア開閉ってか!」って驚かされましたが、
今回はめでたく高校に進学されてました。カウンタックがアオシマじゃなくてアリイっていうのが、並みの若者じゃない!!
静岡HSには昨年からなんと GARAGE 24 のブースに出展されてます。
今回始めてお話させていただいた、マチウリさんのRXー8。観音開き開閉化です。このキットの元の状態を知らないんですが、かなり難物のデキらしく
キチンと作るだけでも大変らしい。それを開閉化して中身もしっかり作り込まれた労作です。お話させていただけて嬉しかったです。
レポートの最後を締めくくるのは、私の長年の憧れの人、模型電動士さんの作品です。
当HPの他のページでも言ってますが、10数年前に車模型に熱中し始めた頃に、電動士さんのHPを発見して、製作記を見まくって以来のファン
です。5年ほど前にとんでもない勇気を振り絞って、氏の掲示板に作品画像を送ってから、ウェブ上ではやりとりをさせていただいて来たんですが、
実際にお会いできたのは今回が初めて。ご挨拶してお話させていただいて、涙目になるほど感激の時間でした。
まずはHS直前まで手がけられていた86。トラブル続出の様子をHPで拝見していましたが、完成すればこの仕上がりです。
氏の所属される GARAGE 24 の今年のお題のガルウィング、のシルビアです。ガルウィング(バーチカルドア)化するだけじゃなくて、通常の横開きもできるように作り込まれる所が、いかにも電動士さんらしい、ファンの期待のさらに一歩先を行く工作ですよね。
氏のHPで何度も何度も拝見したポルシェ910。45年も前に高校生だった氏が製作して、タミヤのモデルカーコンテストに入選された作品です。
現在の、種類も性能もハイレベルな模型用の道具や素材を使ってもこんなの作れませんよ。しかも当時は高校生なんだし。スゴイですね。
で、今回の電動士さんの一番の力作、1/12のフェアレディZ。製作記が更新されるたびに「おおおぉ!」って感じでした。
車は好きだけど模型はやらない、って
人に見せたら、10人中10人が実車の
写真だと信じて疑わないでしょうね。
(模型やる人なら電動士さんの作品は知ってるでしょ?)
模型電動士さんとお話させていただけて
作品もたっぷり拝見できて、
本当に嬉しかった♪
今回、撮影してきたデータをなくすという大失態(こんな経緯)でしたが、ご厚意でお譲りいただいたデータを使ってレポートを作ることができました。
データをご提供いただいた皆様、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
また、お願いして撮影させていただいたにも関わらず、データ紛失のためここに紹介できなかった作者の皆さん、本当に申し訳ありませんでした。
これに懲りずに、展示会等でお会いできた時には、またご交流の程よろしくお願いいたします。
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