2019年11月の名古屋に参加して以来、3年ぶりの
オー集に参加できました。
静岡オー集は2019年の第13回に続いて連続の参加。
再開なった今回は会場が静岡駅前のホビースクエア
に変更になりました。
前回までは駿府匠宿が会場で、素敵な雰囲気が
大好きだったので残念な気持ちもありますが、
プラモデルの町の本丸の会場っていうのも
気分が盛り上がりますね。
どの作品もピカピカきらきらと美しく映える
模型展示会にぴったりな照明でしたよ。
主催クラブの「静岡オートモデラーの集い」の
メンバーさんの心配りが感じられる気持ちいい
環境の中、一日幸せな時間を過ごさせて
いただきました。
では撮影順に紹介しましょう(内輪のモケトモ作品は最後ね)。今回もいつものように、アチコチで話し込んではアチコチのテーブルに移動する
って感じだったので、撮影順とは言っても並び順にはなってませんが。。。
美しい仕上がりの作品で惹かれました。カードもなく、作者さん分からないなぁって思ってたんですが、モケトモが知ってて教えてくれました。
作者は ぶーにゃん さん。そう分かってから、過去の展示会レポを見直してみたら、これまでもちゃんと紹介してました。こういう美麗作品、
大好きですからねぇ。ハチロク&BRZ、現行と先代の4台並べ、いいですね!
TDMC の T会長と久しぶりにお会いできました。変わらぬ柔和な笑顔で楽しくお話いただきました。作品のクセモノ感もお変わりないようで、
元のキットもクセモノなら仕上がった車も個性的です。大きく手を入れられてますが、その痕跡なんてどこにもなくて、存在感ありありです。
昨年末のクリスマスフェスタで同卓させていただき、お話させていただくようになった、長野さんのサファリZ。大スケールのキットを2つ使って
「完成形の姿」と「エンジン・室内・シャーシの細部見せ」を並べる意匠は強烈なインパクトです。クリスマスフェスタの時はイエガーマイスター
の 934 で同様の展示をされていました。
大きな1/12 とはいえ、所詮は模型サイズなのに、このリアリティ、この機械感。エンジン音聞こえてきそう、すごいなぁ。。。
この車のこと全然知りませんが、作者さんの思い入れが伝わる魅力的な作品ですね。色がいいなぁ。。。
元がミニクーパーですか、大改造を見事に完遂されてます。
I さんの迫力の大量展示です。名刺をお渡しして話しかけたら、「転倒虫さん、前もお話したじゃないですか」って。。。失礼いたしました。
同じキットを仕様違い・カラーリング違いで3台ずつ。こういうセンス、大好きです。それにしても、発売されてからたいして時間の経って
ないキットも含んでるのに、なんでこんなにたくさん作れてるのか。しかも1台ずつがとても綺麗に仕上がってるし。
AE92 もそうですが、MR2も出たばかりのキットですよね。どうやったらこんなコトができるのか、驚嘆です。
デアゴスティーニ、1/8 です。ず~っとロータリーエンジンの音が鳴ってました (^-^)
作者さん曰く、パーツが細かく分割されている(週刊なコトと箱の大きさの制限から)ので、本来は一体でつながってるハズのボディが
バラけてたり、各パーツの合いに難ありな所が多々あったり、苦労します。とのコト。
とても趣味のいい設定をとても高い技術で実現した作品。
見れば見るほど発見あります。両車それぞれのセンスいい色使い、ピカピカと経年の対比、キャルルックとキャンパー仕様。。。すばらしい。。。
豊富な実車知識をお持ちのS さんの展示です。思い入れたっぷりの車を再現されたすばらしい作品達。どれもキラキラ、美しい仕上がりです。
特に2000GTのコンペカーはデカールもホイールもこだわり抜いての入魂の1台とのこと。ブルーのベレットも大好きなマシンだそうです。
いつも親しくお話していただいてて、オー集でお会いできるのを楽しみにしている先輩モデラーさんです。初めてお話したのが2015年の
静岡オー集だった、っていう思い出話に花が咲きました♪ S さんも私も悪魔のZを出展してたんでした、懐かしい。。。
これも S さん。
有名な日本グランプリのスカイライン。これまた綺麗なボディワークですねぇ。私、R380を作ったので、これを作って並べるの夢です。
K さんの1/43 の宝石です。いつ拝見しても美しさと精緻さに感動します、私。 ぴっかぴか♪
mutti さんの作品です。今オー集の準備・運営へのご尽力のおかげで私達参加者はとても楽しい時間をいただきました。
ここ数年GTマシンをとことん連作されてます。これだけのクオリティの作品をどんどん仕上げられてます。今回ご一緒した うたたね さんと
とてもコアな会話で盛り上がってました。横で聞いてて1ミリもついていけなかった ^^; お二人のモータースポーツへの造詣の深さに
タジタジ。。。
935 大好きなので、個人的にはこれが一番惹かれました。
こちらも新作ですが、カーボンデカールの貼り込みの技術がすごいんです。目を近づけるほどそのスゴさが伝わります。
デカールの様子が分かるように、画像を極端に「明るく」してみました。上で書いた「目を近づけるほど~」って意味、分かるでしょ?
こりゃスゴい、これでもかの大判デカールのポルシェ5態です。曲面に覆われたポルシェのボディに貼るコト自体が難しいのはもちろん、
すっきり段差も消えてて、美しいツヤ仕上げ。ホイール、ワイパー、ガラス等々ボディ以外の細部もスキなしの素晴らしいクオリティですね。
遠くからこれを見た時に「おや、七力さんの意匠をいただいて作ってる人がいるなぁ。」って思いながら近づきました。で、テーブルの前まで
来てびっくり。本当に七力夕二 さんの展示じゃないか! これまで横浜オー集でしかお会いしたコトなかったので、まさか静岡に来ていらっしゃる
とは考えもしてませんでした。この050は2019年の方のキットで、ちょうどコロナ自粛の始まる2020年の初頭から製作されたモノ。
ですから実物は初めて拝見したワケです。金色の紙吹雪を全身に浴びた誇らしげな優勝シーンのモデリングで、HPで拝見してのけぞりましたが、
実物を拝見できて感無量でした。
この3年間の製作記で見た作品がこぞって展示されてます。さっそくお話をって思いましたが、会場を隅々まで見回しても姿がありません。
お昼にかかる時間なのでランチに行かれたようです。作品をじっくり見せていただきつつ、会場に戻られるのを心待ちにしてました。
キットの箱絵の画像の横にコメントを載せたお洒落な作品カード
で統一された素敵な展示です。SAIを改造してプリメーラ?
氏の大改造の手腕は存じ上げてるつもりですが、HPで見た時は
やっぱりのけぞりましたよ。完成した姿はプリメーラそのものです。
これも大改造。ストレッチは半分に切って間にプラ板を
かましたんじゃなくて、2個のボディを「前長め&後ろ長め」
で切断してニコイチされてます(と覚えてます)。
これまた改造のアトなんて全然分からない仕上がり。
色もすばらしいですね。
今回同行した単身赴任模型堂さんが、「私、七力さんのHPのファンなんです。会場に戻られたら紹介してくださいよ」って。
戻るやいなや捕まえてお話させていただきました。2019年3月の横浜オー集以来なので、3年半ぶりです。感無量。。。
浜北モデラーズクラブのというべきか、浜名湖オートモデラーズクラブ会長のというべきか、sugi さんの新作のライチア・デルタ。
イタレリの1/12 キットです。sugi さんは神速製作なので、どれが新作なのか混乱するほどですが、これは間違いなく新作の一つ(!)です。
昨年末のクリスマスフェスタ、今夏の三重プラモサミットとお会いしてますが、そのたびにガンガン新作なのが恐ろしい。
ハヤウマなだけでは飽き足らず、現在7台同時製作を進行中とのこと。7台って。。。私の2年分なんですけど ^^;
浜北モデラーズクラブ会長の うーたん さん。以前にフェアレディZを 250GTO に改造という、実車と同じなレプリカモデリングを拝見して
その出来栄えとともにアイデアの洒脱さに感動した覚えがありますが、こちらはアオシマのチェイサーを「マッドマックスでナイトライダーが
盗んだパトカー」に改造です。
こういうキズを実物っぽく見せるのって、実は難しそうですよね。私のもっとも苦手とする「フリーハンドのセンス」が勝負の表現です。
ノコッチ さんの展示。バイクは実車もプラモも門外漢ですが、そんな私でも精緻とクリーンを両立した技術&完成度の高さは分かります。
前回(2019)の静岡オー集の「招待クラブ」だった水曜倶楽部の展示。このブルーのプレートを始めとするおなじみのハイセンスな展示です。
7月の三重プラモサミットでお会いした時に「8月の関西オー集、参加させていたくつもりです。」って言ってたのに行けなくて残念に思って
ましたが、今回Oさんとお会いできて、7月のお話の続きをさせていただけて嬉しかったです。
展示全体の意匠に目を奪われつつ各作品を拝見すると、1台ずつのクオリティにまたまた目を奪われます。
来年の特設コーナーのお題発見。911なんですね。メジャー中のメジャーな車種、すごいのが集まりそうで楽しみです♪
水曜倶楽部さんと同じテーブルに、こんなお洒落な展示を発見。とてもエンスーだし、ハイセンスだし、水曜俱楽部の新メンバーさんかな、って
思いましたが違いました。クラシカルなレースの意匠のショパールのスカーフ(!!)の上に小さなボックスを散りばめた上品な展示です。
私の敷物はいつも手芸店のハギレか100均グッズ。その差に笑っちゃいます。こちらの作品はハイブランドのスカーフが似つかわしい品のよさと
完成度の高さですね。
こういうモデリングなんですね。
アイデアそのものも素敵ですけど、作品の見せ方
の工夫もすばらしい。
センスの塊のような展示です。
で、一つ一つのボックスの中はこんなふうです。クラシックレースの知識はぜんぜんない私でも、ほぉぉ~ってため息出ちゃいます。
SOF さんとも久しぶりにお話できました。初めてお会いした頃はまだ学生さんでしたが、いまや立派な社会人&有名モデラーさん。
作例の車が手元に戻ってないので今回はバイクだけです、とのことでした。それにしても、いつ見ても何を作ってもスーパークリーンですねぇ。
子どもの頃に、スーパーカーブームとともに竹ヤリ・出っ歯ブームの洗礼も受けているので、展示されていると必ず見入っちゃいます。
車もバイクもスゴイ音しそうな迫力ですね。
地元モケトモ4人で駅ビルにランチ食べに
行きました。せっかくなので静岡料理のお店。
私はシラス丼(^-^)
生と釜揚げのシラスが半分こに乗ってて
おいしかった。
ちゃんと観たことないですが、このアニメの存在は知ってました。バイクはペーパークラフトで、フィギュアの着てる制服は布で手作りという
作品です。
布って、普段の生活では柔らかくて形状自由って
思ってますが、模型サイズに取り入れようとすると
相対的に厚みが大きくなって、いうこと聞いて
くれなかったりしますよね。
見事にフィギュアにフィットするように作られてます。
1914年のイギリスの消防車ですって。100年以上前って。。。各所の素材感の表現が素晴らしくて、クラシックカーの豪奢と旧さの魅力いっぱい
の作品です。
最後に私達のテーブルを紹介します。気の重い話になっちゃうので詳説はしませんけど、高齢の父の体調によっていつ予定変更になるか分からない
ので、模型イベントに行くことを決めてもなかなか事前に「行きます」って言いにくいんです、私。
今回も9月前半頃には行こうって決めててホテルも予約してましたが、地元モケトモにも言えないでいました。言い出しっぺがドタキャンって
イヤですもんね。そしたらモケトモの方から「行くんですか?」って連絡をいただいて、それからとんとん拍子に4人で前泊参加ってコトに。
急転直下とても楽しいコトになったのでした♪ 4人で小さい島を一つお借りして、こんな風に展示しました。
反対側。
各自の展示とは別に国産旧車の合同展示もしよう、って決まったので、こんなポップを作ってきました。あとの3人は「これを間に合わせるぞ」
って追い込みをかけてる時に、どうせコスモが間に合わない私はお気楽に展示グッズで遊んでたんです ^^;
午後には地元静岡の sugi さんの2台も加わっていただき、こうなりました♪
さて、一人ずつ紹介を。
こちらはクラーケン さん。合同展示にはエスハチ。個人展示はバイク3台と、直前までシークレットだった 34Z。
Zは黒の部分だけツヤ消しなのが効果的でかっこいいです。カワサキZⅡは黄色いライトが「あいつとララバイ」仕様で、ノーマルは
単身赴任模型堂さんのです。そして、エヴァコスモとセットになるトレーラー! 今回はヘッド部分の出展です。
トレーラーもキットは購入済みで、完成の暁にはエヴァンゲリオンの1シーンの再現が完成します。楽しみ♪
トレーラーが連結されると見えなくなってしまうこの辺り、今のうちにじっくり拝見。あんまり近くで見たらアラが見えちゃいます、
トカおっしゃいますが、アラってどこが?って感じです。艶消しのダークグリーンのボディと金属部分の対比、いろいろな黒で塗り分けてある
各部、すごいリアリティですね。キットはかなりの難物だそうで、ちゃんと形にできるようにいっぱい修正された力作です。
トレーラー完成したら置くとこないです、って。たしかに大きいモンなぁ。。。
うたたね さんの展示。合同展示の方に旧車のハセガワケンメリを並べて、こちらはネオクラ。オール日産ですね。
31 は赤がGTSーXで紺色がGTSーR、32はロードカーとカルソニックのGr.A。34の色も絶妙でしょ。33Zは最後の追い込みで完成されました。
ハセガワの32Rですが、他社のデカール&専用色の塗料など、材料も工作にもとことんこだわられた逸品です。
ツイッターのコンペで入賞されました。この知らせにグループLINEが大盛り上がりでしたよ。実物拝見できて嬉しかったです♪
単身赴任模型堂 さんは合同展示にはブルーのケンメリGTX&マルーンの240Z。
こちらは小さくてかわいい模型と大スケールの力作の対照的な作品の展示でした。
模型堂さんのライフワークの「おっとっと」のシリーズです。私はオトナになった頃で知りませんでしたが、瞬間最大風速的に大ブームに
なったそうです。一つ400円のシリーズと、100円の「ちびっこ」シリーズがあって、氏は長年かけて両シリーズのすべてのキットを入手
されてます。子どもの頃に部品の修正や塗り分けがうまくできなかったこのシリーズを「オトナクォリティ」で仕上げる計画が進行中なんですね。
今回は ちびっこ の方を出展。箱絵の切り抜きを作品カードにしたワクワク感たっぷりの展示です。両シリーズのコンプリートまで、見る方も
楽しみが続きますね(^-^)
こちらは製作に1年を費やされた1/12 の NSX。トランスキットにより「type R」化されてます。モケトモ屈指の速作りモデラーさんが
1年。それが納得できる偉作です。
製作途中の写真をちょくちょく見せていただいてましたが、「エンジンこうなりました」「内装こんな感じです」と部分部分を拝見するたびに
息を飲んでました。どこもかしこもすばらしい仕上がり。すごいですよぉ。赤と黒の取り合わせがお似合い、ってワケで同スケールの
ドロンジョ様もお出ましです。こちらもバランバランのレジンのフィギュアを完全美麗に仕上げられてます。
どこをクローズアップして見てもまさに「鑑賞に耐える」逸品です。
終了前の少しずつ空きのできてきたテーブルをお借りして、コラボ撮影もして遊びました。私はもちろんバイクコラボには加われませんけど、
Zには参加。4人4様のZが並びました♪
で、例によって、自分の展示の写真を撮り忘れてました。何回同じ失敗をすれば学習するんでしょう、私。。。
いつも会場入りするとすぐにお話や人の作品に夢中になっちゃって、自分の忘れるんですよねぇ。。。
これは前夜に撮った写真。100均で買ったスチレンボードを敷物にして、高低に差をつけたりして展示しました。
TOP GUN のステッカーは、製作時に資料用に買ったDVDのオマケ。Inamura Jane のプレートはこれまたDVDの特典で入ってた
クリアファイルを切り抜いたモノです。
なんで前夜に展示してるかというと、モケトモ4人で前夜祭をやってたから (^-^)
直前になって4人で参加って決まって、しかも全員前泊。それなら前の日の晩に4人オー集やりましょうよ、って単身赴任模型堂さんの発案です。
4時間近くお互いの模型を見ながら、あ~だこ~だと模型話。 いやあ、めちゃくちゃ楽しかったです。
オー集前の1週間、仕事が忙しかったんですが、頭のなかではいつも ♪も~いくつ寝るとぉ♪ って歌ってて、楽しみで仕方ありませんでした。
で、終わったあとの1週間、前週にも増して仕事が大変でシンドかったです。でもこうしてレポを作って当日を振り返る楽しさも久しぶりに
味わえてつくづくシアワセです。
初めての会場・感染症対策等々、準備&運営にご尽力いただいた主催者の皆様に改めて感謝申し上げます。
楽しい機会を本当にありがとうございました。
さあ、コスモ作ろっと。。。
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