展示会参加レポート vol.46  第7回 三重プラモサミット         【 2022.7.16 】

毎年7月中旬に2日間開催されるプラモサミット。

 

私はちょうど海の日がらみの3連休のうちの1日が

 

毎年仕事の入るタイミングなので、土曜のみ参加

 

させていただきました。

 

前回の参加は2019年の第4回だったので、3年ぶり。

 

長らくお会いできていなかった方ともたくさん再会できて

 

とても楽しい一日になりました (^-^)

 

 

 

 

 

一日中賑わってましたけど、「密」が心配って

 

ほどの混み具合にはならずに、会場の様子は

 

いい案配でしたよ。

 

模型作品はどこもかしこもぎっしり並んでて

 

こちらは「密」。

 

この密はいくらでもOKですよね。

 

 

 

 

 

 

オールジャンルの展示会で、キャラクター模型が多めです。カーモデルは以前より増えてた気がして、これは嬉しい。

 

以下、カーモデルメインでご紹介します。

 

 

 

まずは地元モケトモとして親しくさせていただいている、katsu さんと 8マン さんから。お二人は毎年半卓ずつのご出展で、横並び。

 

これがkatsu さんの展示で、

 

これが8マン さん。この並びはすごい。スクラッチ作品のすごさはもちろん、展示の見せ方もすばらしくて、テーブル全体からオーラが。。。

 

 

 

katsu さんはワイルドスピードの登場車2台とRXvision、軽スポーツのABCトリオのカスタム車両の6台。

 

すべてフィギュア添えという素敵な意匠の展示です。

 

HS前にFDを作られてるのは知ってましたが、ありえない短期間でスープラまで作って出展というサプライズまで。HSでのご出展は

 

写真で見たのみでしたが、今回実物を拝見できました♪ ドライバーのハンのフィギュアとともに引力絶大な作品です。

 

ABCカスタムのA、AZー1改 サブロージャパン スコルピオーネ。コロナ前に katsu さんと最後にお会いしたのが2020年の2月。

 

こちらはその3か月まえの名古屋オー集で「黄色いスーパーカー」のテーマで合同展示した時に出展された車です。その後、仕上げし直されて、

 

黄色いコートがオシャレな女の子も添えられました。

 

で、Bは ビート 改 ビアルビート。フロントをアバルト風に改造するカスタムパーツを組んだ実車を再現されてます。ABCともに実在する

 

車なんですね。こちらの女性はロングのタイトスカートをボディカラーとコーディネートです。(黒白のボーダーはビートのシートのゼブラ柄の

 

イメージ? お聞きするの忘れてました。)

 

Cはカプチーノ 改 エランチーノ。これまたエランの顔にするカスタムパーツを組んだ車の再現。私は知りませんでしたが、このカスタムは結構

 

メジャーみたいです。2020年の11月に当HPで開催した「オープンカー」テーマの web展にご参加いただいた車です。写真で見て車も女の子も

 

メチャクチャおしゃれでほれ込んでいたので、実物拝見は感無量でした(^-^) 上半身が紺・ベルトが金・ボトムが白・靴(=ホイール)も白。

 

超おしゃれですよねぇ、タマラン。。。今後の模型計画のお話なども聞かせていただき楽しかったです。

 

 

 

8マン さんとも同じ期間お会いしてませんでした。開始早々お二人のお顔を拝見した時点で喜びマックスでしたねぇ。

 

8マン さんは完成作3台と製作中のフェラーリをご出展。フェラーリの各年のマシンを連作されてて、「赤もさすがに飽きちゃった」と

 

レッドブルを作られ始めた頃が前回お会いできた時期ですかね。

 

この作品は2020年の web展「オープンカー」に

 

ご参加いただきました。

 

 

ツヤ消し仕上げの美ってこういうコトなんだって

 

感動したモンです。実物ももちろんしっとり上質な

 

マットブラックでした。

 

 

 

 

 

こちらももちろん初めて拝見しました。

 

3Dプリンターでのパーツを組み合わされる

 

ようになったんですね。

 

以前のようにちょくちょくお会いしてたら

 

こんなお話もうかがってたんでしょうけど、

 

本当に久しぶりだったので初耳でした。

 

ALFA の紋章のロゴが誇らしげでかっこいい。

 

 

 

 

「厄介」とおっしゃってますが、ご苦労の甲斐あって

 

なんとも美しいグリーンです。で、デカールも

 

表面の仕上げも極上という。

 

ウィング、サス、シャーシ、これらを全部

 

ケミカルウッドで削り出してる。。。

 

あらためてすごいですねぇ。

 

蝶ネジさえも作れない私はどうすれば。。。

 

 

 

 

 

製作中の展示はフェラーリなので、再び「赤」 に戻られるんですね。進捗&完成を拝見するのが楽しみです。

 

 

 

こちらもプラモサミット常連の有名モデラー、たなやん さん。同一車種・異メーカーという意匠を中心にされた、すばらしい展示でした。

 

たなやん さんにも久しぶりにお会いできて、変わらぬ温かい笑顔に接して嬉しかったです。

 

話題のハセガワを色違いで2台、と思ったら違って、フジミのと2台並べでした。

 

手前の柔らかい黄色が魅力的なのがハセガワ、奥の旧車らしいしっとりとしたブルーのがフジミです。どちらも雰囲気ありますねぇ。

 

ルノー4が3台。ブルーがエブロ、グリーンがエレール、オレンジのサービスカーがエブロだそうです。

 

ヒンジを製作されて開閉式に改造されています。いやあ、それにしても色味が素敵。なんてオトナな展示なんだ。。。

 

ハセガワの AE92 レビンとタミヤのトレノの2台並べ。こちらも117クーペ同様、異メーカーの新旧キットを美しく仕上げて並べるという

 

オトナっぽくてとても趣味のいい展示です。トヨタの白、かっこよかったなぁ、なんて思い出がよみがえってきますね。

 

卓の半分はこんな展示。雑誌作例とかじゃなくて、趣味100%の作品だそうです。黒地に白文字のセリフのベースで統一されてて、とても印象的。

 

 

毎回遠路参加していらっしゃる水曜倶楽部さんのテーブル。久しぶりに拝見して、これまた感無量でした。自作デカールも使用された力作です。

一台一台がハイクォリティ・ハイレベルで、集まってさらに大迫力。カラーリング違いのR8がずらり。。。

関西オー集にお邪魔するたびに進捗を楽しみにしていたエンジン、完成形を拝見できました♪ おそろしい完成度ですね。

こちらもレジンとは信じられない機械感・金属感。

このPR展示も久しぶりに拝見して感動でした。

 

ポインターの「7」から2年お預けでの「8」回。

 

参加できることを切に願ってます。。。

 

 

 

 

 

 

 

実在の車の再現です。実車をつくられた会社にも、この作品を作られた作者さんにも満腔の敬意を表します。すばらしいです。

 

 

遅作りの私には決してできない展示。バラエティに富んだ車種をシャコタン仕上げで、木のベースに置いてずらり。

 

 

 

作者さん曰く、「ちょっと旧い車ばっかり作ってます。」 いやいやちょっとじゃないでしょ ^^;

 

実車の知識ぜんぜんありませんけど、「うんうん、こんな感じだったんだろうなぁ」って思わせてくれる雰囲気をまとったすてきな作品。

 

味わい深かったです。ICM って知らなかったので、どこの国のメーカーですか、ってお聞きしたら、ウクライナとのこと。

 

私、それまで笑顔で話してたんですが、急に真顔になってしまいました。。。このメーカーに関わる昨今の状況なども教えていただき

 

ありがとうございました。

 

 

 

塗装の美しさが目を引くスーパーカブ。作者カードを見たら「和茶」って。

 

ガンプラを精密にディテールアップされる作者さんで、地元の展示会等でお話させていただくようになって10年以上になります。

 

久しぶりにご挨拶してお話したかったですが、会場におられない時間が多かったようでお会いできませんでした。残念。

 

 

 

では、車以外の作品を少しだけ。

 

こちらはHSに出展されてて、いつも人垣ができていてなかなか近くで見られないほど人気だったそうです。大きさもすごいですが、細部まで

 

徹底的に作り込まれていて圧倒されました。2016年から製作中で、今も進行中とのこと。まさしくライフワークです。

この鋲、金属なのか伸ばしランナーなのか分かりませんけど、全部刺してあります。全体で何千本あるんだろう。模型自体はプラ板スクラッチだ

 

そうですが、アチコチこれでもかってぐらい脱着・開閉できるようになっていて、船内では登場人物が様々なシーンを再現してます。すごかった。

 

 

 

透明レジンを着色してどっぷり、重いだろうなぁ、って作者さんにお聞きしたら「水です。」って。

 

水を食紅で着色して、会場で注水するんですって。展示終了後は石油ストーブ給油用のポンプで水を抜いて持ち帰るそうです。

 

さらに水中でライトが光ってるので、そのこともお聞きしたら、釣りのルアーに付ける配線なし・使い捨てのLEDとのこと。

 

楽しくご親切にお話いただきありがとうございました (^-^)

 

 

これもびっくりしました。パーツパネルじゃなくて、ランナーパネル。ランナーに部品が付いたままの状態で、塗装・デカール・ウェザリングまで

 

した作品です。おもしろいアイデアですね。

 

 

主催ミエモの H☆imagine さんのジオラマ。製作規模も製作速度もすごい作者さんなので、今回もたくさんの作品を出展されていましたが、

 

私はこれに一番惹かれました。釣りキチ三平、懐かしいですねぇ。紅葉も水も岩肌もとてもリアルですばらしかったです。

 

久しぶりにお話できて嬉しかった。

 

 

最後に私のテーブルを。ビートルを作り始めたのが2019年の11月で完成は2020年の4月。

 

コロナ騒ぎが始まって以降に完成したのを全部持参しました。前日の夜、作っても作ってもどこかへピンって飛んでっちゃう蝶ネジに白旗を

 

上げそうでしたが、なんとか完成しました。

 

毎回ご参加の浜北モデラーズクラブが今年は参加できず、sugi さんが見物だけしに行きますってコトだったので、それなら私のテーブルに

 

青の356も置いてくださいよ、ってお誘いしました。そしたら作り始めてたいして時間の経っていないF40も出来上がっていてびっくり。

 

さすがハヤウマモデラーさんです。

 

 

 

模型を挟んでの楽しいおしゃべりが展示会の醍醐味ですけど、昨年末のクリスマスフェスタから半年ぶりにその楽しみを味わわせていただけました。

 

 

とくに、地元のモケトモのみなさんとは2年ぶり以上空いての再会だったので、とてもとても嬉しかったです。

 

だんだん日常が戻って、展示会も迷わず開催・迷わず参加ってなっていってほしいですねぇ。

 

 

主催ミエモの皆様、ご準備・運営をありがとうございました。おかげさまで、久しぶりに心楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

さあ、コスモスポーツ始めよ。。。