展示会参加レポート vol.63 part2 第5回モケトモ展示  at AMM in 名古屋2024 【 2024.12.15 】

2018年の名古屋オー集でモケトモの合同展示を初めてやらせていただいて以来、コロナ中止の期間を挟んで、今年が

 

目。今回のテーマは「ロータリー」ということで、新旧のマツダ車がズラリと並びました♪ 当サイト恒例で、

 

トモ展示だけをレポ part2 として紹介です(^-^) 全体はこんな感じ。

 

11人:18台の合同展示となりました。うたたね さんのXでのお付き合いからモケトモの輪が広がってて、まさに海千山千の作者さん達のすばらしい作

 

品が卓に並んでシアワセです♪

 

 

787B:くまわた さん。

 

ドセンを飾っていただいたビッグスケールの 787Bから。MFH の1/12、で合ってますよね? 大きくて迫力があるのは言うに及ばず、この大きさの

 

ボディ面をわずかな瑕疵さえなく、美しい塗装とデカールワークで仕上げられてます。まずはその美しさのレベルにため息。アーガイル模様の境い目

 

の白い点線は、一つずつ緑の大判デカールから切り取って貼り、自然な見え方になるようにされたんですって。うわぁ。。。

 

本物にしか見えない精密なエンジン周辺にも刮目です。コード/パイプの取り回し・密度感に圧倒されますねぇ。元のキットの内容は存じませんけど、

 

とことんこだわって作り込まれたであろうコトはあきらかです。各部の質感を再現した塗装もお見事。

 

どのスイッチも動きそうだし、スイッチ入れたら作動しそうな本物感です。私、昔に1/24を作った時に、資料本をイヤっていうほど見たので、ボディ

 

もエンジンルームも室内も、その写真の記憶が残ってます。その記憶と照らしながら見るので、一層リアルさが実感できちゃいます。貴重な作品を展

 

示いただきありがとうございました。実は、展示がさびしい場合に備えて、自分の787Bも持参しようかって、ちらっと思ったんですが、持っていか

 

なくてよかったぁ。。。この作品の横に並べる気にはならないですぅ。。。

 

 

センターの紹介に続いて、24スケールのクルマを紹介していきましょう。以下、クルマの年代の新しさ順に。

 

 

今回FDは最多の6台。

 

 

FD①:マシグレ3さん。

 

タミヤのキットですね。今回集まった6台、タミヤもフジミもアオシマもあるので、フォルムを比べながら鑑賞できたのもよかったです。抑揚に富ん

 

だ曲面が力強くてカッコいいですね。1月の地元の展示会にマット仕上げの86を出展されてて、しっとりとした黒が魅力的でしたけど、今作もマット

 

仕上げが美しい。ヘッドライトのリッドに片方だけデカールっていうのもオシャレなアクセント。いつかマネさせていただきましょ。

 

FD②:マシグレ3さん、2台目。

 

こちらはアオシマ。ボンネットの低さ、全体のシャープさが際立つフォルムなんですね。mazda車純正のライムグリーンの再現だそうです。マットカ

 

ラーの作品と対照的な彩度の高いグロス仕上げって時点でオシャレですけど、それがmazdaの純正カラー、っていうのがさらにセンスいいですね。ス

 

テキな2台並べ、ありがとうございました。

 

 

FD③:bluebellさん。

 

こちらも色の設定がオシャレです。現在のmazdaの代名詞になってるソウルレッドの再現に注力された作品。FDの現役時期とソウルレッドの時期は

 

ダブらないんですけど、もしありせば、ってモデリング。そういう意味ではマシグレ3さんのライムグリーンと共通の意匠です。こちらもアオシマな

 

ので、そこも共通。2台並べて写真撮らせていただいたらよかった。。。ソウルレッド、実車の色がとても美しいので、それの再現を狙う製作ってや

 

りがいありそう。。。いつか挑戦してみたいです。

 

 

FD④:Kさん ⑤:Kさん、2台目。

 

Kさんはバラエティに富んだ意匠のFDを3台ご出展。左はフジミ、右はアオシマのキットに大幅に手を加えられた作品です。Kさんも実車への造詣

 

が深くて、その再現に一切の妥協なく注力される工作で圧倒されます。エアロやホイール、見れば見るだけタダモノじゃない所が見つかって見飽きま

 

せん。ただし、あんまりじっと見てるとレベルの高さに慄然としてきますけど ^^;

 

 

FD⑥:Kさん、3台目。

 

RE雨宮仕様。ロータリー車のチューンといえば雨宮、ミーハーの私でも当たり前のように知ってるビッグネームです。でもミーハーなので細かい所

 

は知らないですが。。。こちらの作品も、実車の再現にきっちりこだわって作られてます。そのこだわりの結実がオーラを発しているかのような逸品

 

ですねぇ。

 

 

続いてFC。3人、3台でした。

 

 

FC①:Kさん、4台目。

 

お分かりですね。Kさんは合計4台のご出展だったんですけど、うち3台はダイナミックな仕様違いのFD。で、RE雨宮でFCとFDのコンビ、と

 

いう含蓄たっぷりのラインナップなんですね。1台1台のクォリティも極上なんですけど、設定がまたすばらしい。模型の出来栄えにも、設定のオシ

 

ャレさにも、唸りっぱなしになっちゃいます。いやあ、スゴイ作品を並べていただきました。ありがとうございました。

 

 

 

FC②:うたたねさん。

 

こちらは関西オー集のレポに詳解させていただいた、うたたね さんの左右仕様違いの作品。今回はロールゲージの様子の分かる写真にしてみました。

 

ボディサイドのモールを引っぺがしちゃって、大径ホイール履かせて、がっちり剛性補強も、っていうカッコいいモデリングです。純白のボディの美

 

しさも上質♪

 

 

FC③:Iさん。

 

モケトモ展示への出展をお願いした時に、この作品を持参してくださるってお話していて、「昔、名古屋オー集に6台キャンディレッドで並べて出展

 

したうちの1台」って聞いてすぐに思い出しました。今回のモケトモ展示で唯一のオープンカーです。

 

何年だったかなぁ、ってレポを振り返ってみたら、2018年の名古屋オー集でした。日独のオープンスポーツ各3台を全部キャンディ塗装のレッドで作

 

って、NDロードスターのフィギュアを全部に乗せるって展示。当時、塗装のレシピについて教えていただいたりもしたようすがレポに書いてありま

 

した。この展示、とってもインパクト大きかったので、即思い出しましたよ(^-^)

 

 

SA①:sugiさん ②:sugiさん、2台目。

 

こちらも数年ぶりに拝見できた、sugi さんのSA22。製作直後に拝見した時も思いましたが、無彩色のシルバー系で、明度の違うボディカラーの2台

 

並べ、クールですね。こういう意匠、実は大好きなんですけど、自分ではなかなかやれません。なぜか? 色の選択&調色のセンス、2台(以上)をほ

 

ぼ同時に仕上げる製作速度、という、私の持ち合わせない2つの要素が必要だから。広いガラスとボディの両方がツヤピカに光ってます。速さとかス

 

ーパーカーライトとかのイメージが強いこのクルマの、「美しさ」を改めて気づかせてくれる素晴らしい作品です。

 

 

嬉しいサプライズ! いつも唯一無二のセンスで素敵な作品を作られる、N.O.S の Rydel さんが、RX-3を持って来てくださいました。「転倒虫さん

 

のと並べたくて間に合わせてきました。」って。まあ、嬉しかったコト♪ いつもの「Rydel スタイル」で製作された作品で、30年以上前にジャンク

 

として購入されたマルイのキットを生まれ変わらせたモノ。ワークスフェンダーのレーシングサバンナが2台並ぶなんて、まったく予想もしてなかっ

 

たので、ホントに嬉しかったです。

 

で、N.O.S の O会長もフジミの RX-3 のロードカー作品を置いてくださり、3台並びになりました。華やかなFCやFDがいっぱい並ぶ中に、1つだ

 

け私のRX-3、、、って思ってたので、お2人のを並べていただき、存在感が増したのも嬉しかったですねぇ。

 

 

RXー3①:Rydelさん。

 

上述したように、ジャンクを再生させた作品です。左右非対称のバックミラー、当時のレーシングカーでよく装着されてたんですって。ツートンの塗

 

り分けのアイデア、往時を彷彿させるパーツメーカーのロゴ、ホイールに貼られたウエイト。。。いつものように、深い造詣のもと、たっぷり遊び心

 

を盛り込んだ1台。これまた左右非対称のヘッドライトカバーもかっこよくてニンマリして見入っちゃいます。ご出展、ありがとうございました。

 

 

 

RX-3②:Oさん。

 

O会長のはフジミのキットです。前期型の顔ですね。ひしゃげたナンバープレートは「品川51」だし、ガラスの車検ステッカーも昔のタイプ。砲弾型

 

のフェンダーミラーも純正仕様と、現役当時の姿です。ならば、ストック状態のクルマなのかというと、ボディカラーはとてもビビットな黄色だし、

 

白塗装のホイール付けてシャコタンにしてあるし。。。ググっとひねりの効いた作品です。N.O.S. のお2人にご参加いただいたのは初めてでしたけ

 

ど、旧車エリアに華を添えていただきました。ありがとうございました。

 

 

ルーチェ ロータリークーペ:ギャバンさん。

 

昨年の名古屋オー集でご紹介いただき、来年はぜひご参加ください、ってお願いしてました。デアゴスティーニの日本の名車シリーズのミニカーのリ

 

メイク作品をご出展くださいました。旧車好きなおぢさん達が「これはどういうキットだ?」「スクラッチ?」「なんだなんだ?」って大注目でした

 

(^-^) バラせるだけバラしてリメイクされてますけど、ガラスを破損せずに外すのが大変だったそうです。接着剤でつけてあるだけじゃなくて、溶

 

かしてあるみたいな感じだそう。また、フェンダーミラーはどうしても外せなくて、ボディ一体のまま、マスキングして塗装されたんですって。個人

 

展示の方もpart1で紹介してますけど、手練れのモデラーさんです。ご出展ありがとうございました。

 

 

コスモスポーツ①:sugi さん、3台目。

 

今回一番年式の旧いモデルはコスモスポーツ、ロータリーエンジン初搭載車だから当たり前なんですけど。マットビハイクル仕様をご出展くださいま

 

した。私は今回は出来立てのRX-3だけ持っていこうか、とも思ったんですが、台数が集まらない場合に備えてコスモや787Bも持ってこかな、トカあ

 

れこれ考えました。で、たぶんsugi さんがこれを持って来てくださるだろうから、2台並べ♪に備えてコスモは持っていこ、っていう結論になったん

 

です。予想通り(^-^) ロータリー車の元祖ですもんねぇ、2台並べられてよかったです。

で、RX-3③ & コスモスポーツ②:私。

 

本当に楽しい合同展示卓になりました。

 

前日にこんなポップを作って、気分は遠足前の

 

小学生 ^^;

 

 

 

 

 

 

おまけのおバカねた。。。テーマがロータリーって決まったあとで、『オートメカニック』のロータリー特集号を本屋で発見して、資料になるかも、

 

って手に取ったら、SA22 のペーパークラフトのオマケ付きじゃないですか。

 

こりゃ、ポップに使えるぞ、なんていい

 

タイミング♪って即購入。

 

本番の1週間前から作り始めてたんです。

 

 

 

 

 

まったくの初心者ながら、まずは超丁寧に

 

切り出しから始めて、

 

 

 

 

 

 

ボディをだいたい作った時点で、あまりのへたくそ加減に我ながらあきれました。ヘタウマみたいな味があればいいんですけど、ただのヘタヘタ。

 

 

これは卓に置いたら雰囲気をぶち壊しちゃう

 

のが決定なので却下(T_T)/~~~

 

まだ捨てる踏ん切りつかずにおいてあります

 

けど、年末の大掃除でこの世から消えると

 

思います。エンジンまでパーツ化されてる

 

いいキットだったのに、ムダにしちゃった

 

罪悪感が。。。

 

 

 

 

 

 

というワケで、5回目となった名古屋オー集でのモケトモ展示レポ、以上です。ご参加いただいたみなさん、素晴らしい作品を多数ご出展いただきあ

 

りがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします♪