展示会参加レポート vol.36  第4回 オートモデラーの集い in 四国         【 2019.3.24 】

今年は横浜のオー集が3月初旬だったので、

 

同じ月内にオー集に2回参加という

 

初めての体験です。私の住んでる津市から

 

東へ400キロと西へ350キロ。

 

長距離移動の3月です (^_^)

 

 

去年と変わらず、主催の高松ニッパーズの

 

皆さまの、自分たちもめいっぱい楽しんで、

 

参加者にもたっぷり楽しんでもらいたい、

 

という気持ちの伝わる、素敵な雰囲気の

 

会場でした (^_^)

 

 

参加人数・出展台数ともに過去最高だったそうで、盛況でした。途中でテーブルが追加されてましたよ。

 

それではさっそく作品を紹介します。撮影順の紹介ですが、各テーブルをまわっている途中、アチコチに動き回ってお話をさせていただいたので、

 

隣同士においてあった作品が違う所で出てきたりします。あしからず。。。

 

 ~ パソコンでご覧の方へ:各写真ともクリックで拡大の設定をしてありますが、縦幅の大きい画像は一度目のクリックでは小さい表示になって

 

  しまい、再度のクリックで拡大します。~ 

 

 

 

会場入りして最初にお会いしたのが、水曜倶楽部の Qさま!! さんでした。新作はアウトビアンキ。小スケールを作られるコトが多いんですが、

 

24を手がけられるコトもたびたびです。今作はとても存在感と雰囲気のあるシブイ1台。

 

もう1台、Qさま!! のルノーのサポートカーです。とてもセンスのいいカラーリングでオシャレな作品ですねぇ。仕上がりもとても綺麗。

 

水曜倶楽部の今夏の特設コーナーのお題「おフランス」の所に展示されていて、最初はQさま!! の作品ってコトを知りませんでした。

 

 

さて、横浜に突然現れて驚かせてくれた、オートビルダーS さん。今回は作品持参とのコトでしたので、お会いするのを楽しみにしていました。

 

ところが、会場にいらっしゃらないなぁ。。。と思ってたら登場 (^_^)

 

まずはミニ2台。出戻られてまだ日が浅いんですが、この出来映え! 120sec さんを通じて存じ上げるようになって、ご本人のブログでこのミニを

 

拝見した時はとても驚いたモノです。「なんで出戻ってすぐにこのクォリティ?」って。ご覧の通り、旧車の雰囲気の伝わる美しい作品です。

ミニに続いて、歴代ロードスターを作られてます。NCはつい先日完成したて。1台ずつよく似合うボディカラーで作られていて、3台並んでの

 

色の組み合わせもまたいいですねぇ。それぞれにフィギュアが乗っていますが、こちらも一人一人に手が入っていて、みんな美人さんです。

 

現在はNDの製作を開始されていて、もうすぐロードスターコンプリート、楽しみです。

 

 

昨年の四国オー集で楽しく過ごさせていただいた 120sec さんは、今年は大切な他用があって来られませんでした。

 

でもニッパーズの「高松のF」さんとシビックのコラボをお約束されてて、オートビルダーSさんが持参されてました。

 

白いの=高松のF さん・濃緑の=120sec さん。どちらも丁寧に作り込まれた逸品で、私たち世代にはたまらない、味のある2ショットです♪

 

 

zo6 さんのミニ。

 

ブリティッシュグリーンのボディに、ユニオンジャックのルーフ。フィギュアのおねえさんに、「グッジョブ!」って言いたくなる展示です。

もう1台、zo6 さん。作品カードに前日完成ってありました。こちらも雰囲気満点のすばらしい作品でした。

 

カップルのフィギュアの姿勢に動きが感じられてリアリティ豊かです。すばらしい。

 

 

ikz さんのビネット。写真で切れてしまっている街灯も繊細な造型なんですが、そこまで入れるとバイクとフィギュアが小さくなってしまうので、

 

こんな撮り方にしました。うーん、みなさん、今オー集のメインテーマに合わせて、フィギュアを合わせたすばらしい展示です。

 

 

クリンチャー さんのアルファ。ボディ色・ストライプの意匠・ホイールの表現・リベットの迫力、かっこいい作品ですね。

 

台座のエンブレムの外周・おねえさんのハイヒール・車体色、と色合いがコーディネートされててオシャレです (^_^)

 

 

フェラーリ312T。私、F1は実車のコトも知りませんし、模型製作のキモも分からないですが、そんな私でも惹かれる作品です。隅から隅まで

 

しっかり作り込んであり、その集積としてのフィニッシュもお見事で、すごい迫力でした。

 

 

ニッパーズ会長の「高松のF」さんの250GTO。昨年の名古屋のオー集で、途中経過を拝見して、完成のとても楽しみな作品でした。

 

今回、完成した姿を見せていただくことができました。名車の美麗模型、いいですねぇ。フィギュアは変化球でワンちゃんです、

 

こらこら、名車に爪を立てたらダメだよぉ!

同じくF さんのウラカン。実車の知識とその再現の技術を併せ持ってこその作品ですね。またワンちゃん (^_^)


 

 

TさんのルノーF1。こちらもF1門外漢の私でも見入ってしまう作品です。フィギュアはおねえさんではなくてプロスト!

こちらもTさんのロードスターと930ターボ。タミヤの930、とことんボディに一体モールドなので、黒の塗り分けが難しいんですよねぇ。

 

昔作って、塗り分けラインがガタガタのヤツが手元にあります。。。打って変わって、こちらの作品はとても綺麗にキッチリ塗装されてます。

 

930の隣のフィギュア、颯爽としていてかっこいい。こんな風に作れたら楽しいでしょうねぇ。。。

 

 

かば さんのエスティマ5態。昨年はビッグホーンのズラリを出展されてました。いつも言いますが、私、こういうズラリ、大好きです。

 

1台ずつ仕様違いで改造されてます。ボディカラーも1台ずつが綺麗で、なおかつ並べた時の組み合わせも美しい。

 

 

ラ フェラーリのアペルタ化です。テーマのチョイス・改造と製作のクォリティ、ともにすばらしいですねぇ。

 

 

たくさんの作品を展示されていた O さん。第0回以来の参加ってカードに書いてありました。カードにはキャンディ塗装とシャコタンが好き、

 

とも。どの作品もキャンディカラーが美しかったですが、私はこの DBS に一番惹かれました。暗めの色合いの塗色に、シャコタンハの字の

 

大径ホイール、着色ガラス、とキマっていてかっこいいですね。

 

 

昨年は実車オリジナルの色を再現された初代シルビアの展示が印象深かった M さん。今年のクラウンもぐぐっと引力のある作品です。ちょっと

 

離れた所からでも、キリっとした金属光沢が目に飛び込んできます。近寄らずにはいられない魅力的な色と輝き。実車のタッチペンの塗料を使用と

 

書いてありました。ボディ色やグリルなど車全体から硬質な金属感が感じられて、実車みたいでした。

 

 

昨年の四国オー集で、スーパー7を並べて写真を撮って楽しませていただいた Murai さんの 250GTO。しっとりツヤツヤのボディの赤と

 

シャープな金属光沢の各部の対比が美しいです。難物で苦労されたそうですが、感じさせない仕上がりでした。

 

 

畔蒜プロの作品群。ボディが大きくて迫力に満ちたアメリカ車を、こういうシックなメタリックカラーで仕上げると本当に素敵です。

 

 

何年か越しでスクラッチを続けておられるクレーン車。今までお話したコトなかったんですが、作品カードに来年完成予定とあり、また作品の

 

進捗具合からも完成の近いコトがよくわかる状態だったので、今年は話しかけさせていただきました。来年の四国オー集で完成形をお披露目予定

 

とのコトです。感無量でしょうねぇ。


 

 

昨年、声をかけていただいてお話した ミケ・ハッキネン さんの最新作2台。今年も楽しく模型話をさせていただきました。

 

曰く「とりあえずマルボロカラーに塗っちゃうんですよねぇ。」「タバコメーカーのデカールは見つけ次第即買います。」etc. 面白かった (^_^) 

 

西讃プラ模型クラブの会長さんを紹介いただきました、ありがとうございました。

 

 

面白かったと言えば Rydell さん。展示会でお会いするたびに大笑いの会話を楽しませていただいてます。

 

今回の新作はどれかなぁ・・・あれ? どれも拝見したコトあるなぁ・・・。ご本人を見つけてお聞きしてみたら、

「新作は作りかけのこの2台なんです。

 

たまに煮詰まってくると、

 

こういうので遊んで

 

息抜きしたくなっちゃう

 

んですよねぇ。」

 

ですって。

 

 

「普通の人は仕事や日常生活の

 

息抜きに模型作るんですよ。

 

さらにその息抜きって

 

どういうコト?」

 

 

爆笑。。。

 

静岡でも大笑いしましょうね♪

 

 

サファリラリーの1シーンをジオラマで再現された大作。皆さん見られてて人気の展示でした。

 

 

葉巻型のホンダF1。大スケールのキットをきちんと仕上げられてます。大きい模型って、アラがあれば一層目立っちゃいますよね。

 

こちらはとても精緻にクリーンに作られていて見応えがあります。フィギュアの顔も大きいとゴマカシが効きにくいと思いますが、お見事な

 

出来映えです。

 

 

いつもクリーンフィニッシュに目が釘付けになる鵜飼さんの作品。今回もまずはこのMR2に吸い寄せられました。キャラクター模型用の塗料を、

 

調色ではなくそのまま使われているそうです。この車のイメージに合うとても鮮やかな黄色ですが、色味の問題だけではなく、作品全体から漂う

 

この清潔感・美しさはどこから生まれるんでしょうねぇ。もちろん工作・塗装のいろいろな要素の集合体であって、単純に「これが要因」とは

 

言えないんでしょうけど。

いつも書いてますが、こういうハの字・シャコタンの車でも上品な雰囲気なんですよねぇ。ボンネットにかなり手を入れられて、実車の形状に

 

近づけられたそうです。着色ガラスの塗装と研磨についてもお聞きして、詳しく教えていただきました。またシアノンの使用感についても教えて

 

いただきましたよ。七力夕二さんも愛用されてますねぇ、シアノン。私も使ってみなくては!

こちらのキャデラックはかなりの難物キットだったとのこと。魅力的なボディカラーできっちり仕上げられてて、そうは思えませんね。

 

タイヤのリボンの塗装について、目から鱗のテクニックを教わりました♪ 自分のキャデラックで早速マネさせていただこうと思います。

 

 

水曜倶楽部の のりを さんの作品群です。毎年恒例になった「関西オー集号」製作のエピソードをお聞きしつつお話させていただきました。

 

美しくかっこいいGTマシンに、「フィギュア」も加えて。背景のパネルも含めてとても完成度の高い展示ですねぇ。

オー集のお約束、「昼ご飯を食べるのを忘れる」。今回もふと時計を

 

見たら1時を回ってました。オートビルダーS さんをお誘いした

 

ものの、その後もお互い模型話に夢中で、さらに1時間経過。

 

これまたありがちなパターンですな (^^;) 次に目があった時は

 

2時でした。去年おいしかった「陳健一の担々麺」に行ったら、

 

この時間なのに満員。で、「讃岐三種丼」って店が空いてたので

 

入店。ローストビーフ丼みたいな感じの料理で、空いてたけど、

 

ちゃんとおいしかったです。お一人お一人と長くお話するコトが

 

多くて、この時点でまだ全テーブル見終わってません。

 

ちょっと焦りましたねぇ。。。

 

食べ終えて2時半ぐらい。おいしいもの食べて充電できたので、会場に戻ってまだ見られてないテーブルへ向かいます。

 

 

 

n-hirobe さんのデイトナです。昨秋の名古屋ではコンペ仕様の方が完成していて、こちらのロードカーは製作中の状態で並んでいました。

 

フィギュアは今回初登場。ご自身のサイトの製作記を拝見すると、反って変形している(!)ボディの修正から始められてます。

 

なのに、仕上がりはご覧の通り端正な逸品です。リトラになった後期型のデイトナ、たまりません。

 

凄腕モデラーさんですが、展示会の会場でお会いすると気さくに話しかけてくださいます。今回もお話させていただき、同じGARAGE24の

 

「S」さんにお引き合わせまでしていただきました。改めましてありがとうございました。

 

 

で、こちらがその S さんの作品です。まずはゴルフのフル開閉作品。本当に細部までスミズミまで作り込まれてて、個性の強い作品です。

 

「キャラの立った」って表現でいいでしょうか? 一度見たら忘れないでしょ、っていうすばらしい1台です。

もう一つ S さんのSLS AMG。シャープな白と明るいブルーの対比が美しいですね。最新のGTマシンと SAP のキャンギャルが並んで

 

サーキットの雰囲気を感じさせるかっこいい展示。フィギュアの肌の色が自然な感じで、顔の表情も素敵です。

 

 

 

K・Sさんのベレット。実在のレース車両の再現のようで、実車の写真が添えてありました。'60、'70 の箱車のレース車両の、無骨で強そうな

 

スタイルってかっこいいですぇ。

 

 

これもそうですよね。RX3のサバンナ。ハコスカとレースしてる写真もかっこいいし、町で見かけた族車もかっこよかった。この作品はナンバーが

 

付いてるので、町で見かけた方のヤツですけど、走りに振った改造車って感じでしょうか。マットブラックがとても似合ってます。

 

 

ベレット、サバンナ、と来てハコスカ。こちらは 砲撃手 さんの作品です。日本GPで無敵を誇った車。アイボリーの色味が本当に絶妙でした。

 

各パネルの間のスジやオーバーフェンダーの境目のスミ入れがとても丁寧。印象的なアイボリーのボディ+丁寧で自然な色のスミ入れで、

 

とても完成度の高い素敵な作品に仕上げられていました。すばらしい。。。

車とフィギュアの

 

組み合わせの定番! 

 

顔を塗れる人、本当に

 

うらやましいです。

 

 

こんな作品を自分で作れて

 

部屋のインテリアに

 

置いてたら気分いい

 

でしょうねぇ!

 

 

T さんの、所さんとバイク。このフィギュアは自作なんでしょうか? この大きさで、しかも実在の人間を作って塗ってこの出来映え。

 

完全に所さんですもんねぇ。すごい。。。

 

 

展示会のたびに進捗を拝見して、お話をうかがっている、TDMC T会長渾身のスクラッチ作品。金属素材・ネジ留めのフレームのしんどい工作を

 

終えて、ここから先は楽しく、また進行も早くなると思うよ、って仰ってました。キャビンが乗ってる!って一瞬思ったんですが、こちらは

 

アリモノのキットのパーツでした。イメージ用に置いただけとのコト。本当にキャビンが付いた姿、楽しみです。

 

 

インプレッサとレガシイがズラリ。大迫力で目立ってました。

 

 

いこまにあん さんの作品を2つ。他の方と話されてる所に割り込んで、一緒にお話を聞かせていただきました。

 

まず1つ目は、コミックスの表紙を忠実に再現したジオラマです。これは楽しい! ご本人は手間ひま・労力・技術をたっぷりと注ぎ込まれて

 

大変なワケですが、見る人は単純にいいねぇ、って楽しめちゃいます。動物たちは粘土でのスクラッチだそう。写真に納まるようにコミックスを

 

並べていただきました。

こちらは実在のミニのコンプリートカーの再現です。広範な改造を施されてますが、ピシっとまとめあげてあって美しい仕上がり。

 

すばらしい作品を見せていただきました。今後も作品を拝見するのがとても楽しみです。

 

 

私の展示のすぐそばに展示されてたんですが、お話するのはずいぶん時間が経ってからだった、カウンタック2台。なんと親子での製作です。

 

青いウルフがお父さん、黄色いLP400 が息子さん。親子で車好きでプラモ好き。。。いいですねぇ♪ 私の息子、プラモには見向きもしないまま

 

大人になっちゃいました。。。

20代前半の息子さんの方が「HP拝見してます。転倒虫さんが黄色のスーパーカーで、自分のカウンタックも黄色なんですよ。」って

 

ハニカミながら話しかけてくださいました。おじさん嬉しくて、黄色同士並べて記念撮影させていただきましたよ。

 

 

私はこんな風に並べさせていただきました。自分の展示の写真を撮り忘れてて(年に1回は忘れます。他の方の作品に夢中になっちゃって。)、

 

レポに載せるのあきらめてたんですが、オートビルダーS さんが撮影してて、ご自分のサイトに掲載してくださってたので、コピーさせて

 

いただきました (^^;) 助かりました!!

パーツパネルネタで結構お話しました。旧作だけど持ってってよかった。黄色は名古屋オー集の「みんなで黄色いスーパーカー」展示を話題にして

 

くださる方が多かったです。380 はレジン経験豊富な方からいろいろ教えていただけて、これも並べた甲斐がありました。

 

HP見てますよ、って話しかけてくださる方がたくさんいらっしゃって、嬉しかったです。ずっと続けてくださいね、なんて言われると本当に

 

張り合いがあります (^_^) 

 

T・Kさん、内容がご期待に添えるかどうか怪しいですが、リクエストにお応えしますね、しばらく(かなり?)お待ちくださいませ。

 

 

ブログでも申し上げましたが、主催高松ニッパーズの皆さま、今年も楽しい機会をありがとうございました。