※ 文中の緑文字は、〈アラカルト ③愛用道具紹介〉に記事がある道具です。〈 〉は記事 NO です。
※ 画像は拡大します。
※ 文中の作業内容は、あくまで私個人の経験です。鵜呑みにされずに、慎重にお試しくださいね!
工程説明用にサンプルを作りました。塗装はすべて缶スプレーです。
左端=何にもしてないプラ板。キットの元々の状態ですね。
2番目=600番のサンドペーパー〈1〉で研磨。ツヤ消しになりました。
3番目=グレーサフを塗装した状態。
(この2つをやっておくと、塗装ノリが良くなります。
またスケ&色ムラ防止にも効果有り!)
4番目=今回は黒で塗装。2~3日乾燥後にデカールを貼りました。デカールを密着させるケミカル〈22〉などを使い、よく密着させます。
ゆず肌がすごいですが、この後の工程で消えるので、ここでは気にしません。(ゆず肌推奨ではないですよ、もちろん)
5番目=デカールを2~3日乾かしてからクリア塗装。最初は遠くから軽く吹いて、その後3~4回重ね吹きします。クリア塗料の光沢は出ています
が、鏡面に近いツルピカではありません。デカールの段差も目立ちますね。
クリア塗装から充分乾燥させて(私は最低5日。長い程ベター)
左端=2000番のサンドペーパーで軽く研磨した状態。
凸部分は研磨されてツヤ消し、凹部分はツヤが残ったまま。
2番目=さらに研磨。デカールの境目のツヤ残りがかなり小さくなり
ました。これ以上やるとデカール削っちゃう、と感じたら
再クリア塗装します。
デカールを貼ってなければ、この時点で全体が曇りガラス状態なので、下の2工程を飛ばして、★に進みます。
3番目=再クリア。2~3回重ねます。
4番目=また充分(同じく5日以上)乾燥させてから、改めて2000番で研磨。凹凸が全て研磨されて平坦になり、全体が均一に曇りガラス状態に
なりました。あとは研磨材の番手を上げて、傷をより微細にしていくワケです。
★ この後、
4000番相当=ラプロス〈1〉[♯6000] → 6000番相当=ラプロス[♯8000] → タミヤ仕上げ目コンパウンド〈2〉 の順に研磨します。
塗料のムラ=ゆず肌、や デカールの厚みの分の高低差=デカール段差、
は2000番研磨の時点でなくなり平坦になっているので、傷をすべて消せば平らで光沢のある表面が
現れる、という理屈ですね。
※上述の乾燥時間は部屋に置きっぱなしの場合です。乾燥機の使用により短縮できますが、ひび割れ等の
トラブルも起こりえます。私は自然乾燥。
一般的なプラモデル用の塗料はラッカー・アクリル(水性?)・エナメル、と3種類あります。
このうち、ラッカーとエナメルは溶剤の種類が違っていて、エナメルはラッカーを侵しません。
この性質を利用して、「細い・小さい部分をアバウトに塗ってから、はみ出しを拭き取る」ことができるワケです。
エッチングのエンブレムもコート。
透明樹脂でコートされたエンブレムの雰囲気を出せます。
※ジェルクリアは、接着力はほとんどありません。
また、私の経験では、ライトを近づけ過ぎると黄濁します(>_<)
※エポキシ系の瞬間接着剤〈26〉でも同じ作業ができます。
長い間放置されて黄ばんだデカールを復活させるために、日光にさらす方法があります。web上で多くの上級モデラーの方が詳細な紹介をされてますので、参照されるといいと思います。「デカール 黄ばみ」とかのキーワードで検索するとたくさん見つかりますよ。
カーモデルのジャンルでももちろんですが、飛行機のジャンルの方がよくされてきた手法のようです。私はタミヤの787Bのキットを入手した時に、
試してみました。
クリヤファイルにデカールを挟んで、南向きの窓に貼り付けてまず3日・・・ほんのちょっと取れたかな?
毎日夜に様子を確かめつつさらに5日・・・全体的にかなりすっきり! 一番ひどかった白のラインの辺りは半分方黄ばみが残ってます。
さらに3日・・・白ラインの黄ばみにそれ以上の進展なし。これにて終了。
という感じでした。普通は日光がいろいろなモノの褪色を促すイメージですから不思議に思いますが、確かに効果はありました。
試される場合は、日光にさらす期間に関してくれぐれも慎重にしてください。
webで検索すると漂白剤を使って黄ばみを取る手法も紹介されています。さらにハイリスクでしょうが、
興味のある方は調べてみてください。
アメリカの「MICROSCALE INDUSTRIES」社製の「リキッドデカール フィルム」というケミカルです。
ボトルには「古いデカールのレストア」「カスタムデカール製作」「超薄いフィルム」と三つの使い道が印字されてます。近いうちに使う予定ですので、使ってみたら記事を追加しますね(^_^)