先週、目がかゆい、って書いてから・・・・・
・・・・・真っ赤、かゆい、の毎日です。
金曜に真っ赤っかな私の目を見た同僚が、「私、アイボンの花粉用で洗ってちょっとすっきりしましたよ。」って教えてくれたので、早速買って
帰って使ってみました。もちろん劇的には効きませんけど、確かにラクになった気がします。アイボンとアルガードでアト数週間しのがないと。
相変わらず平日は時間がなくて、ガラスに
車検ステッカー貼っただけでした。。。
この車の新車当時はこのデザインのステッカー
ですな。
ガラスはこれで完成。ボディも磨き&塗り分けまでできてるので、お次はインテリアです。
最近の車の内装のファブリックは目の細かい生地が主流と思いますが、このクルマのシートと内張りは、かなりモコモコ感の強いファブリック。
実車の画像見たら、砂吹きだけではちょっと物足りない気がしてきて、何かしたくなりました。
先月の展示会で、引き出しいっぱいの うーたん さん
にお会いしたので、布表現のアドバイスください
ってお願いしました。「粉末」素材を活用した
工作例を教えていただき、参考にさせていただき
ながら試行錯誤開始。
まずはこんなのを買ってきて試してみました。
「粉」入りですが「塗料」なので、調色も
できるし、筆で塗るだけ(エアブラシ禁止って
書いてあります)なのでラクかなって。。。
扱いやすいですけど、布っぽくは見えない。
粉砂糖に見えます ^^;
本来の目的用にはとても優れた製品ですね。
続いてシャビシャビに希釈した水性接着剤
でトイレットペーパーを貼り込んでみます。
モコモコ感出たんじゃない?って塗装して
みたら、
シワとかヨレた所が目立ち過ぎ。
モコモコを通り越してボロボロ
ですね。。。
貼る時にシワが寄ったら、一度浮かせて
貼り直したいんですけど、すぐに水に
溶けちゃうので、浮かせようとしても
100%破れます。
却下。剝がします。
3rdチャレンジ。ティッシュペーパーを
面ごとの形に切って、水で貼っていきます。
水を付けた柔らかい毛足の筆で馴染ませて
いきます。ティッシュだとそっと浮かせて
貼り直し可能。
水貼りができたら、希釈した水性接着剤を
別の筆で染み込ませるようにして接着。
2枚重ねのティッシュのうちの1枚なので
充分に薄くて、ライナーのモールドも
埋没しません。貼るのがとってもメンドウ
でしたが、こうなりました。
4時間ぐらいかかった。。。おバカ。
塗装はほんの5分。。。
フラット黒とフラット白に、隠し味程度に
フラット青を混ぜて、ふんわり砂吹き。
「布目」っぽさは表現できたかな、って
思います。
ドアの内張りとコンソールの側面も同じファブリックなので、同じ作業をする場所がまだいっぱいあります。まあ、シートと違って平面ばかり
なので、これほどメンドウではないですが。組んじゃったらほぼ見(え)なくなる所に手間をかけて、不毛な工作ですけど、楽しいのでヨシ。
内装は修正したい所と改造したい所がぽちぽちあります。のんびり作りましょ♪
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sugi (月曜日, 20 3月 2023 04:24)
ご無沙汰しちゃってます。sugiです。
こちらにてコメントさせていただくことにしますが、感想を一言。
「やってることが、カッコイイ」です。
実はこの方法、全く同じことを先日あの場にいたキャラクターモデルやる方が
「1/100スケールだから、逆にそれっぽくナイスか~。」と
ツインメリットコーティングの再現法として教えてもらった過去がありまして、
いつかやってみたいと思っていたところです。
「まあでも カーモデルだとフロアぐらいかな、貼るの平面だし…」ぐらいに考えてましたが、
まさか それを複雑な形状のシートでやるとは。
バイクのタンクのみならずホイールにまで和紙貼った方もいますけどね。
やはりあの場に集う方々には、人をおかしな方向に引き寄せる感染症「H.E.N」が流行するらしいですな。
集まる度に私そう思います。
何よりも「楽しい」と思ってしまうところが、症状としては末期のようです。(大笑)
コレは主催者にも報告せねば。ってもう届いてるか。
せっかくのシート。見せたくなりません?Z32のオープンカーもありましたよね。
ではまた。
模型転倒虫 (月曜日, 20 3月 2023 23:47)
こんばんは。
おやおや、「カッコイイ」ですか? まさかの好評価。。。我ながら、なんて泥臭いやり方って思ってたので、カッコイイは意外でした。
平日に模型時間取れなくて、進みが超遅くなったのにも少し慣れてきて、この週末はシートだけできたらいいや、って感じの割り切りが
できるようになってきました。焦り続けてると楽しい模型じゃなくなっちゃうので、この割り切りがいい方に作用してるのかもしれません。
1/100スケールのツインメリットの表現だと、ティッシュの繊維感ぐらいのデコボコがちょうどいいのかもしれませんね。
実物通りの形状がはっきり分かるような表現をしたらオーバースケールなのかも。
今回、試行錯誤する中で、改めて模型の小ささを感じました。
例えば、ファブリックの凸凹が1ミリだったとしたら、÷24は0.04ミリですもんねぇ。薄っ!!
日常で「布」を感じるようなモノはどれもめちゃくちゃ厚すぎるワケです。
H.E.Nって感染症は初めて聞きましたが、今回の工作に日曜日をほぼマルマル費やして、楽しいって思ってるんだから、
おバカ指数は相当高いでしょうね ^^; 末期症状・・・まったく異論はありません笑
オープンカーでやるなら、もう一段丁寧に貼らないと。ますますおバカ工作にはまりこみですねぇ。。。
一日働いただけで明日がまた休み。なんて嬉しいんでしょう。バスタブのアラを直そっと(^-^)
usiusi (火曜日, 21 3月 2023 17:18)
すごくいい感じのシートが仕上がりましたね。塗装前のティッシュのまんまもファブリック感があってそのままでもいいような。
前澤先生の傑作Z、完成がたのしみです。
模型転倒虫 (火曜日, 21 3月 2023 23:52)
usiusi さん、はじめまして、コメントをありがとうございます。
故 前澤義雄 氏デザインの車は、MID4もプリメーラもすばらしかったですが、なんといってもZ32 が有名ですよね。
以前にも書きましたが、それまでの国産車の枠から軽々と飛び出したレベル違いのカッコよさが衝撃的でした。
おっしゃる通り、ティッシュ貼り付けただけの状態、繊維感がよく見えていい感じなんです。
実物がマダラっぽい色のファブリックなら貼りっぱなしもありだと思います。シャビシャビの塗料を筆で不規則に染み込ませるトカも
面白いかもしれません。
今作のシートはモコモコ感は強いですけど、色は全面均一に薄いグレーなのでブラシ吹きしました。
この記事に使った画像が濃い目の色に写っちゃってるんですが、貼りっぱなしの方は目視ではもっとティッシュ色です (^^;
完成までまだまだって感じですけど、少しずつ進めますのでまた覗いてくださいませ。