【 491 】モケトモ展示 on web 2021 その6

 

 

 

 

 

6作目のご参加はうたたね さんです・・・・・

 

・・・・・この派手なカラーリングのカウンタック、ピンと来た方は「グランプリの鷹」を見てたワケですね。

 

1977年秋から約1年間放映されたテレビアニメです。スーパーカーブーム真っ只中♪ 

 

何度も書いてますが私、夢中になったスーパーカー小僧の一人です。でも不思議なことに、このアニメは見た覚えがない。スーパーカークイズとか

 

はやたらと覚えてますが。。。その5からしばらく間が空きましたが、すばらしい作品をご紹介しましょう。

 

 

『1977年に放送されたアニメ、グランプリの鷹に登場したカウンタックを製作しました。当時はスーパーカーブームで小学生の私はカウンタック

 

 やスーパーカー消しゴムなどに夢中でした。アニメは、主人公の轟鷹也がF1グランプリに挑戦するストーリー。鷹也がスペインGPで財閥の

 

 一人娘イザベルと出会い恋に落ちますが、後にイザベルは事故により亡くなってしまいます。イザベルの父から形見として鷹也が譲り受けた

 

 のが、彼女の愛車イザベルカウンタックでした。』

 

自然光での撮影でしょうか。赤と白と黒が同居する撮影の難しそうなボディカラーですが、とても綺麗に撮られてますねぇ。

 

ボディのピッカピカな極上フィニッシュ、清潔感この上ないガラスの様子、ピシっと決まった塗り分けライン。すばらしい!!

 

 

ガラスを通して歪みゼロでクリアに見通せるコンソール付近、ドアストライカーやサイドシルの辺りの雰囲気。いいですなぁ。

 

うたたね さんお得意のダブルアームのエッチングワイパーも作品の精密感をアップさせてます。モケトモ展示の第1回で黄色いカウンタック

 

装着されてたワイパーに魅了されたの思い出します(その時のモデラーネームは NKT さん)。

 

ドアミラーがしっかり「鏡」なことやリアルなシートベルトも見られるアングル。

 

『キットはアオシマのウルフver1、純正エッチングパーツを使用しました。シートの縫い目を極細プラ材で表現しました。 

 

 ウルフカウンタックはワイドなオーバーフェンダーが付いていますが、劇中の車の描写やスレンダーな彼女のイメージに合わせて私的解釈し、

 

 少し細めなLP500RのリアオーバーフェンダーやBBSホイールを装着しました。』

 

両ドアともアップしてる姿が定番ですけど、このように片翼だけ上げてる写真もよく目にします。私、個人的にはこの姿が好きです。。。

 

プラ棒貼り込みでライナーを表現されたシート。コンソールのフチもそうでしょうか? フロアマットのファイティングブルがチラ見え♪

 

 

『愛娘のためにイザベルの父がランボルギーニ社へオーダーしたワンオフモデル!?と想像しながらの製作が楽しかったです。

 

 イザベルをモチーフとしてフィギュアを製作。ハセガワのイオタに付いていたイタリアンガールズを改造しました。

 

 劇中では描かれていませんが、イザベルが愛車の横に立っていたら...このような再現ができるのは模型趣味の醍醐味ですね。』 

 

 

すごいリアリティと存在感。劇画調じゃない子ども風アニメの世界をとことんリアルに、っていう魅力的なモデリングです。

 

石畳は百均グッズかな? 百均のインテリア&小物用のシート、模型に使えるのがいっぱいありますよね。

 

上の方の写真は自然光でしたが、後半は黒背景でライティングしたモノ。どちらも美しくて作品のすばらしさが良く伝わりますね。

 

BBSホイールの塗色とリムのキラリが効果的です。

 

イザベルは大改造の逸品。

 

元のキットをご存じない方は「ハセガワ イオタ ガールズ」とかで

 

検索して見てみてください。

 

服、全然違いますよ、元はとっても布地が少ない(笑)ワンピース。

 

これだけ別物に改造して、これだけ自然に造形するってすごい。

 

キャデラックで私が作ったフィギュアとのレベル差が大きすぎて

 

泣けて(笑えて?)きます。。。

 

パレオ? ストール? は何を使われたんでしょう。

 

これをあしらうセンスに脱帽です。

 

肝心カナメの顔もとても自然に見える仕上がり。

 

背景の設定もセンスいい!

 

 

 

 

 

 

 

うたたね さんはこの1、2年、車1台にフィギュア1人っていうのを定番にされてます。人それぞれにモデリングの好みがありますよね。

 

フィギュア添え、フル開閉、電飾、シャコタン、汚し、エンジン再現・・・。これらを定番にされてるお上手な方って、たぶん初めてやった時に

 

うまくいってその快感から次もその次もって手掛けられるうちにますますうまくなる、っていう風なんじゃないでしょうか? 

 

うたたね さんのフィギュア添えもまさにそんな感じかと。。。 私、フィギュアが定番にはなりそうもありません (T_T)

 

 

うたたね さんはさらに製作中の作品があるんですが、11月末に間に合ってここで紹介できるコトを心待ちにしています♪

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    うたたね (土曜日, 30 10月 2021 13:48)

    模型転倒虫さんこんにちは。
    モケトモ展示 on web への掲載まことにありがとうございます♪
    転倒虫さんに解説して頂いて、めちゃくちゃ嬉しくって何度も何度も見ていました!
    子どもの頃にこのミニカーを持っていたのですが、今回はカウンタックの特集本を参考にシートやコンソールのライナーを表現したり、ガソリンコックの蓋を追加しました♪(6枚目の写真ボディサイドのナサダクト奥にちょっと見えてるのがそれです...分かりにくいですね(汗))
    今回のテーマは「劇中車」ということで、あの映画のこの車、大型トレーラーにアメ車、ポリスカー等作りたい車がたくさんあるのに、現在完成は1台...でございます。もう1台いきたいな~と思っていますが、残りの人生のテーマとしていくのも悪くないかな~と思っています。
    来年はもう少しスケジュール管理して製作し、2台は参加できるようにしたいですね。
    これからもよろしくお願いします。

  • #2

    模型転倒虫 (土曜日, 30 10月 2021 14:08)


    こんにちは^_^

    素晴らしい作品のご参加ありがとうございます。
    そうですか、進行中の作品はライフワークになりそうな感じなんですね。うたたねさんの趣味嗜好からすれば、時間と労力を惜しまずに注力するにふさわしいモノですもんね。

    もう2年近くお会いできてませんが、そろそろ集まってもいいのかな、って感じになってきましたね。みんなで模型を見せっこしてお話したいですねぇ。