待ってました、の方のエントリーです・・・・・
katsu さんが19番手で登場。
名古屋オー集でのモケトモ合同展示の初回、katsu さんの出展作は AZ-1 のプラモの大改造の サブロー・ジャパン スコルピオーネ。
昨年の第2回はタミヤの787B。ただしカーボン無塗装ボディのテストカー仕上げ。
普段はマツダ車のフルスクラッチで名を馳せている凄腕モデラーさんですが、今企画にはプラモ改造で参加されてきました。
スクラッチモデリングとマラソンが三度のメシよりお好きな方ですが、模型で人を驚かせるのは睡眠より好きというお茶目な凄腕さんです ^-^;
今回も事前に「積みプラのカプチーノを作ります」っておっしゃってましたが、もちろん誰も普通に作るなんて1ミリも思ってません。
かといって、事前にネタを言い当てるコトは不可能。。。答はエランチーノでした。
カプチーノをエラン顔にする「エランチーノ」は実車で行われているカスタムなんですが、私は知りませんでした。
ちょっと前に種明かしがあった時にネットで調べてみたら、画像がいっぱい。メジャーなカスタムなんですね。
実車で行われてる改造を模型でやるっていう意匠、発想のセンスが素敵です。青/白ツートンでベルトラインにゴールドのカラーリング、
一目で惹き付けられるオシャレな車に仕上げられてます。(以下『 』内太字はご本人コメント、( )は私の付記です。)
『いつもマツダ、マツダとマニアックなので、今回はオーソドックスに「エランチーノ」を作ることにしました。』
(katsu さんはオーソドックスって言葉の意味をご存じないようですな)
『ロータスエラン顔のカプチーノですが、調べた限り実車はエランのフェイスを型取って作ったのかどうかは定かではありませんでした。
ただグンゼのエランのキットをカプチーノのキットに合わせてみたらぴったりだったので、今回の模型では二個一で制作しています。
中略(HPの制作記をご参照ください。)』
(ニコイチの継ぎ目、全然分かりません! 氏のHPはこちら)
『フロントとサイドの灯火類はクリアオレンジと透明ランナーを加工して自作しています。ヘッドライトカバーのインセクトピンは前方2箇所だけ
貫通していて、後方の2箇所は頭だけ貼り付けています。押さえが弱いのでフィッティングに苦労しました(妥協しました)。』
(どの辺が妥協なんでしょう? きっちりフィットしてますよね)
『インテリアは真っ黒ですが、一応「ブラックグレー」「ジャーマングレー」「つや消しブラック」で変化を付けましたが分かりませんね(笑)
フロアマットは♯240の紙やすりにブラックとグレーのチェック柄を塗装したものです。ヒールパットはマスキングタープです。
外装が華やかなカラーになったので、色が散らばらないように地味目にしました。』
(フロアマット、地味な色目ですけどカッコいいです)
『他に内装で手を加えたのは汎用パーツのシートベルト追加、プラ材でシートベルトキャッチ製作、メーターパネルに透明塩ビ版追加です。
あとスイッチ類はエナメルのホワイトで点付けし、エアコンの赤青表示はテプラの切れ端を貼り付けて再現しました。』
(オーディオの小窓の表現もリアルです)
『フィギュアはアトリエイットのキットを複製したものを改造しました。頭と左手はそのままでポーズを変更。服は珍しくエポキシパテを使用
しました。服を着せていくような作り方になるのでポリパテよりエポパテの方が向いていると思ったからです。多分7,8年前に購入した
セメダインの「エポキシパテ木部用」を使用しています。硬化時間が10分(完全硬化は24時間)と速いため、サクサクと制作することが
出来ました。ただ古かったせいか、部分的に硬化不良を起こして修正に少し手間取りました。それでも造形に3日、塗装で1日で完成しました。
カラーはエランチーノに合わせていますが全く同じ色では逆に不自然かなと思い、シャツは下地をミッドナイトブルーにして
フタロシニアンブルーを光が当たる方向を意識してオーバーコートしてネイビーっぽい色にしました。ベルトはサンディブラウン、
バックはサンディブラウン+色ノ源のイエローです。全塗装後艶消しのクリアーをオーバーコートしました。』
(車と女の子は、青/白のコーディネートだけじゃなくて、「ベルト」はゴールド系、「足元」は白、まで合わせてます。なんてオシャレ!
シャツ&パンツのデザインもファッション誌に載ってそう。普段からお洒落な服装の作者さんらしい粋なフィギュアです。
また、姿勢もとても自然で、これまたファッション誌のモデルさんみたい。服のシワの造形もスゴイですね。)
これが最後の作品紹介になるのか、それともまだエントリーをいただけるのか。いよいよ終了間際となりました。
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katsu (月曜日, 30 11月 2020 02:23)
早速掲載していただきありがとうございます!
写真も一杯で恐縮です。
ネタ要素が強い作品ですが、いつもそうですが作り始めると愛着が湧いてきますね。
カラーリングからフィギュアまで、アイデアも次々出てきて楽しかったです。
今回間に合いませんでしたが、もう一台の車も続けて作りたと思います。
模型転倒虫 (月曜日, 30 11月 2020 22:55)
こんばんは。
早々にコメントもいただき、ありがとうございます。
文中でも書きましたが、車も女の子もとてもキュートで想像をはるかに超えるすばらしい出来栄えでした。
「作り始めると愛着が湧いてくる」っていうのも「アイデアが次々出てきて楽しい」っていうのも、(私のレベルなりにですが)とっても共感です。
模型作るために資料を漁ってると、その車に詳しくなるのに比例して愛着出てきますもんねぇ。
また、こんなカラーリングで遊ぼうトカ、こんなパーツをここにあしらおうトカ、そういうことを考えるのも至福の時間ですよね♪
もう一台の方はあの車をどうカスタマイズされるのか、フィギュアとのセットアップはどうされるのか、またまた楽しみです。
予想しても当たりませんけど (^^;