文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
26回目の製作記は、2018年の ルマン24Hで優勝したこれです。こないだまで作ってたR380 が1966年の車なので、52年隔たってます (^^;)
日本のメーカーの車として初めて マツダ787B が優勝したのが
1991年ですから、27年ぶりの快挙♪
昔787Bを作ってるので、これも作って並べなきゃって
思ったんですが、翌2019年もきっちり連覇!
ルマン優勝の日本車は全部作る、って決めてましたが、
あえなく取り消し。これを作って 787B と並べられたら
良しとします。。。
青枠内に書いてある、塗り分けのケガキ線。
削り取っちゃおうか残そうか迷ってました。
で、塗装の足付けのため、外板パーツを1000番で
少し研磨したら、あっという間に消えてく!
最後に磨く時の障害にもなりそうだし、
全部落とすコトに決定。
詳細&正確な組み立て説明書があるし、実車の
ディテールを撮影した膨大な画像もいただいて
あるし、なんとかなるでしょ(実は不安)。
今作は「余計なコトは何もせず、とにかく組説のとおりに作る」がテーマです。
*最新のタミヤのキットの精緻さに おんぶにだっこ、でいいじゃないか。
*この種の車についての知識に全く自信がないので、ディテールアップの勘所が分からない。ならば潔くストレートで。
*11月の名古屋のオー集になんとか間に合わせたい。2か月ちょっと。遅い私には素組みでもかなりの難関。
といった感じの理由です。ふだん、何かと改造を加えてるので、今回は逆に完全ストレートにこだわってみましょう。。。
製作序盤はひたすらマスキングの
連続になります。
ベースの白を早く塗ってしまい、
テープを貼る前にっかり乾燥
させたい。
R380のクリア乾燥の合間に
これらのパーツを、
指示通りピュアホワイトで
塗装しときました。
塗り分けラインが複雑な部分・曲面 など、マスキングが
難しいところ用には付属のシートがあって、
単純なところはテープを貼るようにという指示です。
ありがたいんですが、カットはされてなくて、
ナイフで切り出しなんですね。
急ぐ身としては切っておいて欲しかったなぁ。
と、文句を言いつつ、最初のマスキング。
なるほど、付属のシートを貼る場所は、
テープで自力でやれば手間がかかりそう。
よく考えてありますわ!
ということは、マスキングがやっかいな
場所がこれだけあるって
コトなのね (^^;)
最初の塗り分け完了。
組説通り=考えない、ってコト
なので、どんどん手を動かし
ましょう。
一つのパーツにグロスの黒と
セミグロスとを塗る場合も
とりあえずグロスで。
だって、デカール貼ってクリア
吹いて、って続くんだもん。
セミグロスの所は最後に半ツヤの
クリアを吹くようにします。
塗り分けのケガキ線を研磨しちゃったのは失敗でした。
このように複数のパネルに連続するカラーリングの部分のマスキングが
めんどくさくなってしまうんです。
これから作る方はケガキ線残されるコトをお奨めします。
この辺の、完成後は見えなさそうな所の塗り分けや
デカールもちゃんと指示を守ります。
色も全て指定色を塗りますよ。
意地でもストレート!
まだ緒に就いたばかり、ってトコですが、とりあえずほとんどのパーツを白と黒に塗り分けたので、デカール貼りに移ります。
既に作られた方によると、複数パネルに渡るデカールが多くて、それを貼るのが手間だとのコトです。どれどれ。。。
実車のこの部分、
これだけまとめて1枚のデカール。
位置関係が定まっててラクな気がしますが、
3つのパーツにまたがるので、
結局バラバラに貼るコトになります。
ここの赤いデカールも、
前後2つのパーツに渡るので、
パーツを仮止めしておいて、
パーツの切れ目にしっかり馴染ませて、
カットして、
やっと完了。
切る時に相当気を使うし、
このようにバラしてから、改めて圧着し直す
必要もあります。
ううぅ、確かにめんどくさい。。。
このデカールなんて4分割!
まずはウィングに貼り付けて、
他のパーツにまたがる所は
遊ばせておきます。
次にリヤカウルにウィングをセットして
下の部分を貼って、
パーツの分割ラインに沿って切り取って、
アンテナ群のパーツと、モノコックのパーツに
貼り付けます。
4つのパーツにまたがりました。
「HY」の外枠の白い四角が①②③に
渡るんですよ。
ううううぅ、めんどくさい。
アンテナのパーツにまたがるのに気づいて
なかったので、まだ未塗装。
塗ってないパーツに先にデカールを貼る
・・・初体験です (^^;)
「デカール、硬くて貼りにくいよぉ。」って
情報もいただいてたんでした。
確かに硬いです。ここ、破りました (T_T)
軟化剤が全く効かないワケではないけど、
しんなり とはなってくれません。
お湯ティッシュで押さえても素直には言うこと
聞いてくれません。
R380の素直なデカールが懐かしい。。。
どんどん貼っていきますが、
貼り忘れがないように、
マーキング図にチェックを入れてく
コトにしました。
ちなみに△印はカットして一部だけ
貼り終わったって印です。
とにかく全部貼っちゃってクリア吹かないコトにはどうしようもない。まだ先は長いです。。。
でも、白黒のパンダみたいだったのが、どんどんカッコよくなっていくので、張り合いはありますね♪
きょうはここまで。明日からデカール貼り再開します。
~~~ちまちまと毎晩デカールをちょこっとずつ貼って、先が見えてきました。同じような作業ばかりなので、あと2か所だけ紹介します。
フロントのここ、バチピタなのは
良いんですが、カーボンデカールが
またまたパーツをまたぎます。
貼って馴染ませて、
慎重にカットして、
ハズしたら切れ目の所をもう一度圧着して、
やっと完成。
パーツをまたぐこれらのデカールは、インストでは組み立て後に貼る指示です。つまり、デカールの上からクリアコートしたり磨いたり、
っていうのを想定してないんですね。「そういうことをする人は初心者じゃないだろうから自分で工夫してね。」ってコトでしょうか。
パーツ精度はこれでもか、ってぐらい高いんだから、デカールも細分化してあると嬉しいんですけどねぇ。。。
細分化されてても初心者が困るコトはないと思う。。。
あっ、そうか、今気づいた。パーツ毎にデカール貼ってる時点で組説通りじゃないのか。。。
製作記のタイトルに偽りありですなぁ (^^;)
上の方で紹介したこのパーツ。
大判デカールを貼り始めてから、ここにもまたがるコトを発見して
あわてて貼ったヤツです。
黒い部分を塗装しなくちゃいけません。最初は一度クリア吹いて
赤デカールを保護してからマスキング、って考えてたんですが、
面倒だし危険なので黒もデカールにするコトにしました。
手持ちの MODELER'Sの「黒デカール(カルト製)」っていうのを
使います。
少し大きめに切り出して貼り付けて、
余った所をデザインナイフで切り落としてます。
これでクリアコート。
セミグロスブラック指示のアンテナ類はエナメル筆塗りします。
ほぼ貼り終えたので、残ったデカールと、組説に付けた「レ」を
照らし合わせて確認。
バックミラー&ルーフ上のエア取り入れ口? に貼るヤツが
まだでした。
これらのパーツ、接着の合わせ目を消してから塗装しよ、って
後回しにしてて忘れてた (^^;)
最新のレーシングマシンっぽくてかっこいい部分ですね。
バックミラーは合わせ目が素直に消えて
くれなくて、まだ修正中です。
あと、ルーフのメッキパーツもデカール貼り
で少し汚してるので、クリーニングの方法を
考え中。
それ以外の外装パーツを一気に
クリアコートしました。
乾いてから軽く磨いて、セミグロスブラック
指示の部分に半ツヤクリアを吹く予定。
外装パーツの塗装&デカールをだいたい終えた所で製作記①の終了とします。②で室内とシャーシの工程を紹介しますね。
まだです。
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