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LOTUS  SUPER7 製作記 ③まだまだ ちまちま。

足回り・・・フロントのダンパー&スプリング作っただけ。。。エンジン・・・パーツがランナーについたまま。。。。。

 

製作記の3ページ目なのに、この進捗状態です。でも、作る前から「締め切りを決めずに楽しもう」って思ってたキット。あせりも

 

あるし、HPを見てくださってる方に申し訳ないって気持ちもありますが、相変わらずちまちま細工を続けます。いつかはできる!

 

 

フロアトンネル、オリジナルの実車をよく再現していて、パーツ自体も

 

キレイです。シフトブーツの形のみ不満なので、

上の方がすぼまった形状になるように削ります。ブーツの土台部分は

 

ゴムのシートに置き換えるので、これまた削って落とします。


 

 

Z だったか ストラトス だったか忘れましたが、(たぶん)ハセガワのラリー車に付属していたゴムシート。0.3ミリ厚程度で、模型用に最適な薄さ。残った1cm角ぐらいのカケラでも捨てられません (^^;) 悪魔のZを作った時に、0.5ミリ厚のゴムシートはホームセンターで見つけたんですが、今回の用途には厚すぎます。

 

 

その大事なカケラから5ミリ径の円をポンチで切り出して、シフトブーツの

根本のベースにします。ぐいぐいとしつこく押しつけたら、ある程度曲面に

馴染みました。最後に瞬着で押さえつけたら、ぴったり沿いそうですね。

うまく行った。


シフトレバーのパーツはこんなの。

 

「キミって、もののけ姫でカタカタ言ってた子だよねぇ?」って

 

話しかけたくなるぐらい愛嬌のある形(^o^) 

 

ちまちまついでに自作しましょ。  


 

  欧州車でもアメ車でも、古めのスポーティカーのシフトノブって、

 

  ゴルフボールより大きそうな球形状なことが多いですよね。

 

  こんな時は手芸用のビーズの出番。

 

  0.8ミリ径の穴が最初から開いていて便利なんです。


ビーズは元々ツヤツヤなので、エナメル塗料をトロリと

 

塗れば、ご覧のように綺麗なノブの出来上がりです。


ネットで探してみると、フロアトンネルの

 

色&素材は千差万別。

 

ボディカラーに合わせて塗装されてたり、

 

赤やベージュの革などが貼ってあったり、

 

黒やグレーで無造作に塗ってあったり。

 

ずっと迷ってたんですが、シンプルでかっこ

 

よく見えたこのカラーリングにしました。後

 

半分はジュラルミンフィニッシュ〈13〉です。

 

 

 

ちょっと組んでみました。満足♪

 

シートはセミグロスブラックを砂吹き。

 

 

 

 

 

モチベーションが上がった所で、

 

苦行に取りかかりましょう。

 

こういう複雑な形の「棒」のパーティングライン

 

の処理、大っ嫌いです。めんどくさい。。。

 

赤 ↑ のようにしっかりあるので、丁寧に均して

 

青 ↑ のようにします。

 

 

 

足回りのパーツ、棒だらけ。。。

 

リヤはともかく、フロントは完成後も

 

丸見えなので1個ずつ処理していきます。

 

めんどくさい。。。

 

 

 

 

 

しかも、ステアリングホイール・エキマニ・

 

マフラー・スペアタイヤラック、とまだまだ

 

いっぱいあります。

 

これを済ませたら楽しい塗装が待ってる!

 

と自分を励ましながらひたすら処理、

 

めんどくさい。。。

 

 

 

 

 

とはいえ、Rボコ〈48〉を使うようになって、

 

かなりマシになりました。

 

このように折れ曲がったパーツの内側などでも、

 

当てる角度を工夫すれば、かなり使えます。

 

これで面取りした後は、600番で軽く研磨すれば

 

OKな感じです。この道具はおすすめですね。

 

1回買えば永久に使えるし。

 

 

 

 

 

苦・楽・苦・楽、と水戸黄門の歌のように

 

進めます。(若い人はワカランかな?)

  

ステアリングホイールの改良行きましょう♪

 

ピンバイスで開口して、デザインナイフで

 

穴をつなげて形を整えて、精密ヤスリ〈40〉

 

で仕上げ。

 

 

 

 

 

 

スポークはスチール製。プラの厚みが

 

不自然なので、薄く削ります。

 

どちらの写真も左が元の厚み・右が削った

 

後です。

 

オープンカーですからね (^_^)


 

実車に倣って薄い色味のウッドを表現します。

 

 

塗装はタミヤの缶スプレーを塗料皿に出して筆塗りしました。

 

ライトサンドで全体をサッと塗ってから、レッドブラウンで木目を

 

描いて、半乾きの時点で溶剤で軽くなでてボカす、という手順。

 

 

こういうフリーハンドの塗装は不得意分野ですが、今回はいい感じ

 

にできた。たまに予想以上の出来映えもあるのが模型の楽しさよね♪


 

 

 

ずっと前に穴開けを終えてたメーターパネル。作業中にポキリ。

 

タコメーターとステアリングシャフトの通り道が縦に並ぶ部分、そりゃ

 

強度ないわなあ。

 

 

各種スイッチを差し込む穴を開け、キーシリンダーのエッチングも

 

貼って細工は終わり。

 

 

 

プラ板で作り直しました。メーターの引っ込み過ぎを避けるため、

 

より薄いプラ板を使用。エッチングセットのリングを先に貼ってから

 

穴を広げます。ポキリ予防でタコメーターの穴広げは一番最後にね。

 

 

タミヤのピュアレッドを砂吹きして、ツヤ消しクリアも砂吹きで

 

重ねます。シボ感のある皮革、ってつもりです。


なんでピュアレッドかっていうと、

 

内張りの赤と色味を変えたかったから。

 

塗装手順は同じですが、内張りの方は

 

レッドです。

 

実車画像を漁ると、メーターパネルの

 

赤が少し明るい色味に見えるのが結構

 

見つかって、それが気に入ったので。

 

 

 

 

 

メーターのデカールは黒く塗ったプラ板に貼ります。穴の位置ぴったり

 

になるように、こんな風に重ねて見てはズラし、を繰り返して。

 

 

真ん中にはメーターのガラスになる透明プラ板を挟みます。

 

3枚共通で、スイッチを刺す穴を開けておいて、


3枚重ねたらメーターパネルができました (^_^)

 

エッチングのスイッチを差し込めば完成ですね。

 

 

 

 

 

右の写真は、0.5ミリ芯のシャープペンシル。

 

軸先をヤスリ掛けしてギリギリまで薄くしました。

 

抜いたモノを押し出せるポンチの完成です。

 

nanapapa さん がコルベットのホイールナット

 

の工作でやられてた方法を真似させていただこう

 

と思って (^_^) 

 

ブログでもやり方を紹介されてますが、

 

横浜オー集で直伝いただきました。

 

 

 

プラ板の上にアルミテープを置いて、即席ポンチを

 

押し当ててクリクリってすると、丸く抜けます。

 

 

 

 

 

で、付けたい所に持ってって、コクッて

 

ノックすると、そこに0.5ミリのリベットが貼り付く、

 

という理屈です。この車のメーターパネルとサイドの

 

内張りはズラリと並んだリベットで留められてる

 

んです。全部で50個も穴を開けて金属を刺してたら、

 

汚したり割ったりしそうなので、初挑戦。

 

せっかく教わった新しい工作法ですからね!

 

 

 

 

ところが、シャーペンが安物だからか、とがらせ方が

 

足りないのか、テープの抜き方にコツがあるのか・・・

 

どうも丸が不揃いでイマイチ不格好。

 

また、0.5ミリは大きすぎです。

 

今度お会いできる時に再度教えを乞う

 

コトにしましょう (T_T)

 

 

 

 

結局、全部穴を開けて、アルミ線を突き刺す

 

ことに。。。0.3ミリ径にしました。

 

突き刺して、ちょこっと頭が出るようにして、

 

裏から瞬着。

 

 

 

 

 

塗装済みのパーツに穴を開けたので、穴のフチの

 

塗料がはがれてます。

 

さいわい砂吹きのブツブツ塗装なので、

 

タッチアップでごまかしやすくて良かった。

 

 

 

29回繰り返しました。。。

 

トグルスイッチやキルスイッチも差し込んで

 

メーターパネル完成です。

 

 

 

 

 

こちらは39回。

 

 

 

 

 

 

 

     木目の塗装まで終えてたステアリング、表現したいのはポリッシュされた鉄製のスポーク。タクミのAMCを吹きました。

 

       クロームの手前ぐらいの輝度にしたかったので、下地はクリアは吹きっぱなしで、研磨してありません。


室内、こんな感じです。

 

 

 

 

 

   タイヤは400番で一皮剥いて、オモチャっぽさを軽減。 

   今回はエアバルブも奢ります。スペアタイヤを含めて5本なので、

   1パックで足りんがな (T_T) しかも2パック目は3個残るてか (T_T)


鉄ちんホイールの色、迷いましたが、

 

結局使い慣れたシルバーリーフ。

 

ちょっとキレイ(輝き)過ぎなんですけどね。

 

バルブはホイールに刺してから、頭にツヤ消し

 

の黒を載せました。

 

 

 

 

 

 

 

さて、5本目のスペアタイヤ。ボディの後にラックがあって、そこに載ってます。で、多くはクラシカルな革ベルトで留めてあります。

 

  手持ちエッチング (250GTの) からベルトのバックルを持ってきて、

穴にピンが刺さって見えるように、こうしてみました。


最後に切れ目を隠すように、上からベルトを

 

貼って完成。それらしく見えるでしょ♪

 

 

 

 

 

ベルトは、ナイロン素材(いっぱい持ってるシートベルトセット

 

のどれかに入ってたモノ)ですが、エナメル塗料でうまく

 

塗れました。革っぽくなりましたね。

 

 

 

 

ベルトの余り部分を通す輪っか2つは

 

マスキングテープの細切りをグルグルと

 

3重巻いてから、同色で塗装。

 

スペアタイヤにボルトが付いてたら

 

おかしいので、モールドを削り落として

 

穴を開けておきました。

 

 

 

 

 

このベルトは幌カバーの中から出てるんですが、

 

幌カバーにスリット開けてなかったので、

 

得意の「今さら開口」。

 

失敗しなくてよかった (^^;)

 

 

 

 

 

ベルトの下側はこんなふうにホイールを

 

巻き込みます。スペアタイヤとベルト、

 

実車と同じようにできました。

 

 

 

 

 

 

 

             これにて③の区切りとします。④をお楽しみに♪