文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
製作記の②もまだ下拵え中心。今作の力点、エンジンルーム周辺の工作を紹介します。 まずはキットなりに仮り組みから始めましょう。
*エンジンの前方が持ち上がるように傾いてて、
しかも前に寄り過ぎ。ラジエターにエキマニがぶつかってます。
*サイドもバルクヘッドも筒抜け!
これでは「ルーム」じゃありません。。。
まずはエンジン位置を調整。
傾きを水平にして、マウント位置を後にずらします。
エンジン前方にクリアランス取れました。
「ルーム」にするためにプラ板とパテで3方向にフタします。
最初はこの1枚。
現物合わせで適当にプラ板で囲んでいって、
あちこち切り抜いたりして、
合わせ目・スキマをパテで埋めて、
整形して、
パテ&研磨を3ループぐらい繰り返して、
こんな感じ。まだ乱れがあるので、もう1回整えます。
ボディ面から一段下げた所にプラ板の細切りを貼ります。
ボンネットの受け部分ですね。
というワケでこんな状態に。
これでディテールアップが楽しみに
なりましたな♪
← ヒビ、分かりますか?
左右ともに全く同じ場所が割れ
ました。
ボディが歪んでて、シャーシに
はめるたびにここに力が加わった
結果と思います。
接着剤だけでは心許ないので、
裏からプラ板を貼って補強して
おきます。 →
製作記①でも話題にしましたが、プラの弾性が不足気味のようです。研ぎ上げたあとでひび割れとか起こりませんように (^^;)
ボンネットの脱着をどうしようかと考えてましたが、ネオジム磁石を初めて使ってみることにします (^^)
ボディの厚み越しでは少し磁力が物足りないので、ボディ裏は二つ重ねに。 フード裏は引っ張られて磁石が外れないようにがっちり固めます。
この辺までフードを持っていって手を離すと、
パシャって感じで定位置にくっつきます。
うまくいったので上機嫌 (^^) クッツキ具合がちょうどいい強さで、脱着を繰り返しても ボディ / フードを傷めずに済みそう。 OK OK!
さて、ちょっと気分転換で違う所をいじります。
接着面にスキマ。ダボを落として整えます。
こちらは接着が難しすぎなので、リベット留めにして安全策。
ド派手ですねぇ、かっこいい!
シートベルトは、実車では運転席直後の横バーに固定されるようです。
キットのパーツにプラ棒で横バーを追加しました。
パテで適当に溶接跡を表現。 大げさ気味にね。
昔の無骨なレーシングカーの雰囲気出ましたかねぇ?
ボディはこれで最終
サフです。
子どもの頃、この車
とポルシェ935 の絵
を何回描いたことか
(^^)
うーん、完成が
楽しみ♪♪
ゴツイ!
かっこいい!
モチベーション
上がってきました
よ!!
続いて、このパーツをいじっていきましょう。
ボンネットはずした時にこれでは説得力ないと思うので。
まずはキドニーグリル。
白く見えている線の所でスライスします。
← 切るのタイヘンだった!
整形して、グリルの上に乗っかる
部分をプラ板で補いました →
10年前、購入して箱を開けた時に、このパーツを
見て、そのままフタをした覚えが (^^;)
小スケールのミニカーならともかく、このままで
はあまりにもリアリズムに反しますよね。。。
← ルーターで掘って
底が抜けたのでプラ棒を刺して →
(5ミリのがピッタリよ ♪)
さらに掘って、反射板のお椀完成です。
ハセガワのカッティングツール〈10〉
を使って円盤を切り出して、
ここに使います。
実車の画像を検索してたら内側のヘッドライトを外して
カバーを付けてるのが結構あるんですよ。
どのレースではどうだった、っていう考証はナシ!
この方が面白い!っていうだけの根拠でこうします♪
というワケで前面はこうなりました。
今度は上面いきましょう!
実車の写真を見ながら、パーツに直接
落書きして細工の手順を考えます。
ラジエターもこのままでは表情足らない
のでいじることにします。
こんなの作って
くっつけて
プラ板のデッチ上げパーツを
追加していって
こんな風にしてみました。
そもそも土台になってるパーツの形状が実車とかなり違うので、
実車の再現をしようとするとあちこち矛盾しちゃいます。
真っ黒に塗ったらそこそこ雰囲気は出る(と思う)!
実車に倣って、ラジエター上部には丸みを持たせます。
で、注入口のキャップ & ホースのジョイント部を
金属パーツも使って表現。
ホースバンドもあしらって、こんな感じに (^^)
どうでしょう?
最初の状態に比べて
成果はあったと思うんですが ♪
まだまだやるコトいっぱいです。ページを改めて、製作記③で続きを紹介しますね。
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