文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.

Ferrari 365GT4/BB 製作記 ②インテリアの小細工。

 

 

黄色いスーパーカー企画を始めた時、

 

子どもの頃に作ってたアルバムをブログで

 

紹介しました。(【 280 】

 

 

私と世代の近いおじさん達から、いっぱい

 

メール&コメントいただきましたよ、

 

懐かしいですもんねぇ。

 

写ってる子どもの服装が昭和なこと! 

 

全員シャツの裾はズボンの中 (^_^)

 

 

で、これは同じアルバムの 512BB。

 

紺色のボディに無着色のウィンカーカバー。

 

昔作った 512 はこのカラーだったワケです。

 

その時に既に 365 のキットも購入してて、

 

「こっちを作る時は、王道の赤ボディに

 

オレンジカバー」って決めてました。

 

 

時は流れて、黄色で作るコトに

 

なりましたが。。。

 

 

内装の見え方を確認したくて引っ張り出して

 

きました。

 

 

めちゃくちゃ室内が見えるんですね。

 

それなら今作の内装もちょこっと頑張るコトに

 

しましょう♪

 

 

まずは色の選定。ボディが黄色なので、真っ黒けの内装と相性いいのは分かってるんですが、タン・ベージュ系の色の方が模型映えはします。

 

黄色のボディカラーとメリハリつけるためには、茶色に近いぐらい濃いめか、逆にオフホワイトに近いぐらいがいいでしょうね。

 

でも、実車に存在しない色合いにするのは、今作にはそぐわないし。この辺りの色かなぁ? 迷った末に右側の白に近いようなベージュに決定。


 

 

いつものように缶スプレー塗装で、調色はしない

 

ので、手持ちのベージュ系の中から

 

クレオスのキャラクターフレッシュに決定です。

 

 

 

 

 

淡色に決めたので、発色をよくするために、下地は白サフ。

 

 

 

室内全体がボンヤリしないように、床やバルクヘッドには

 

濃いグレーのシートを貼って、引き締めようと思います。

 

 

 

 

 

もう一度 512 を確認。

 

ダッシュボード上面のエアコン吹き出し口が

 

目立つコト!!

 

 

ここはテスタロッサの時にやった、

 

「ルーバー開」で行きましょう。

 

 

 

こういう感じを目指します。

 

 

モールドを落として平滑に整えるのが難しそうなので、くり抜いてしまい、丸く切り出したプラ板で置き換えます。


 

 

 

ふふ、ぴったりの円盤できました (^_^)

 

 

続いて薄いプラ板から切り出した円盤を、半分に切ってルーバー作製。


細工はこれでよしとしますが、ルーバーの接着&塗装の順番が悩ましいです。

 

「塗ってから接着」だと接着剤汚れが心配。「接着しちゃってから塗装」ならその心配はなくなりますが、吹き出し口だけ色合いや質感を

 

変えるならマスキングが難しいし面倒だし。しばらく考えます。。。

 

 

 

お次はコンソール。

 

キットのパーツで一番気に入らないのは、7つ並ぶ丸いレバースイッチ。実車の丸いスイッチはレバーの「脚」の上についてます。


 

 

「丸」の幅がちょうど良いし、ワイパーのエッチングのこれに

 

置き換えればいいや、って簡単に考えてたんですが、

 

「脚」が横に平たくて実車と違う。

 

 

これにしたら違和感強そう・・・却下!

 

 

 

じゃあ、作るしかない。。。

 

また、おバカな工作に突入です。

 

 

ピンバイスの刃がズレないように、ニードルで凹みを打っておいて、

 

 

 

0.3ミリの穴を開けて、

 

 

 

アルミ線を差し込んで瞬着。

 

 

作業がしやすいように、ここまではプラ棒のままで

 

進めておいて、軸打ちできてから輪切りにします。

 

 

 

で、600番で両面を削って薄く整形。

 

 

 

こんな感じ。

 

接着する時は、「脚」を適度な長さ分だけ出して固定します。

 

いじっているうちに、3列並んだスライドスイッチのスリットの所がガタガタになってしまった。(もともと乱れ気味でもあったんですが。)

 

直すのは難しそうなので、ジャンクからミゾのあるパーツを探してきて組み込むコトにしました。うーん、我ながら不毛な工作だなぁ。。。


 

 

手間ひまかけて、元のパーツの状態に

 

戻っただけという・・・。

 

 

キットのシフトレバーのパーツは、ノブが少し小さいように感じます。ちょうどいい「丸」が手元にないので、パテだんごを作りました。

 

エポキシパテをカッターマットの上で、コロコロと指先で転がして丸めただけですが、意外と簡単にまん丸になるもんですねぇ♪


 

 

 

今度は0.5ミリのアルミ線。

 

穴を開けるために、パテだんごを「保持」するのが難しかったです。

 

 

 

実車のシフトノブの印象に近づいたでしょ?

 

 

 

自作パーツ達を差し込んで様子見。

 

 

スイッチの頭、もう少し薄い方がいいかな。

 

 

 

完成後はフロント&サイドのガラス越しに、こういう角度で

 

見えるコトになります。

 

 

ギリギリ、「やって良かった」って言えますかねぇ。

 

 

 

レバースイッチ、一個どこかへ飛んでってしまった。

 

いまさらもう1個作るのメンドくさいぃ~。

 

作るしかないですけど。

 

 

気分転換に楽ちんな作業を少し。

 

グリルの跳ね馬エンブレムは、キットの部品ではレリーフのように立体的な造型になってますが、実車は平ら。研磨して平らにします。


 

メッキを落として、

 

サフ吹いて、

 

クリアを吹いて表面を

 

テロテロにしておいて、

 

 

愛用のタクミ〈19〉でメッキ塗装

 

しました。

 

 

元のメッキより一段落ち着いた

 

光沢になってちょうどよかった。

 

 

ついでにマフラーエンドもメッキ塗装。

 

 

6連のテールライトとマフラー、365 のアイコンですね。

 

組み付けた所を早く見たいもんです♪

 

 

リヤカウルの分割線を変更したボディ。最終サフを吹いて、ほぼ合格ライン!


 

で、染み上がり対策にシルバーリーフを一吹き。

 

 

 

ところが、仕上がったハズだったのに、点々とエクボが。

 

 

シルバーを吹く前に1000番を当てたんですが、

 

その時にラフに削り過ぎて、穴埋めをしたパテが

 

取れちゃったようです。

 

 

溶きパテをさらに薄めたモノで埋め直します。

 

もう1回シルバー重ねないといけませんね。

 

相変わらずの牛歩。。。

 

 

アチコチとっちらかってますが、製作記②は以上。

 

内装も外装小物もボディも、③ではもう少し「進んだ感」をお見せできるといいんですが (^^;)