文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
現在ボディは全身シンナー浴してすっぴん状態 (T_T) 下地から作り直しです。その前に製作記③ではシャーシ完成までの工程を紹介します。
このキットはタミヤの商品PRでもわざわざ床下の写真が使われてるほど、シャーシの部品構成が凝っています。
展示会に便利なので、ここ数年はベースに固定するようにしてて、「真っ黒に塗って終わり・ベースに固定だからいいのいいの」ってコトが
多いんですが、今回は組説の塗装指示を(ほとんど)守ってちゃんと色を塗るコトにします。
長々と一体成形の排気管、特徴的な形状の
パワープラントフレーム等、ちゃんと塗り
たくなる魅力的なパーツ群♪
ホイールの色は散々考えたんですが
結局ライトガンメタルで塗っただけ
です。
で、ボルトはこんなに
奥まった所にあるんですが →
16回息を止めてエナメルのロイヤルブルーをちょんと載せました。
インレットは真ん中に貼るの難しそう、って思ってましたが
やってみたら自然にいい位置に納まる感じでラクでした。
細いスポークのホイールでブレーキが丸見えなので、ディスクを簡単工作します。ついこの間、敬愛する模型電動士さんが感動のディスク工作
をされてたのに比べると、あまりにお粗末ではありますが。。。今作はデキのいいキットを素組みで素早く、がテーマなので、なるべく隘路に
入り込まないようにね。
長らく右のサークルカッターを愛用してますが、
今回は最近買った左のパンチコンパスを初使用。
「直径1.5ミリの円がスパッと」
という謳い文句に違わず、シャープに切れる感じです。
切り出したドーナツを回しながら、240番の研磨材で
キズ(ミゾ)をつけます。
ミゾが埋まらないようにクロームシルバーを薄く
塗布しました。
で、キャリパーを避けるようにディスクに切り込みを入れます。
フロントとリヤ、それぞれ現物合わせで。
ホイール越しならなんとかセーフかな。。。
タイヤ/ホイール完成♪
ボディカラーが青系なので随所に青を使っていきます。
多くの部品が、セミグロスブラックとフラットアルミの
塗り分けの指示になってますが、私は黒をグロスに
します。
背景となる床面がツヤ消しの黒なので、グロスの黒で
対比をはっきりさせた方が模型映えすると思うんですよ。
黒を缶スプレー、フラットアルミはエナメル筆塗り。
ラッカー上のエナメルなので、矢印のようなハミだしは、
乾燥後に爪楊枝でコリコリってやれば取れます(^^)
この2つはメッキ塗装。
これらのパーツははじめからエラくツヤツヤ状態。
ひょっとして、メッキ塗装を想定してるのか!?
ゲート処理した部分だけは磨き直しましたが、
それ以外は箱から出したまま。
それでこの光沢に仕上がるんですから、パーツの
平滑具合スゴイでしょ!
パワープラントフレームの左端部分は
フラットアルミで塗り分けました(指示通り)
これらのパーツはマスキングして塗り分け。
床下のパーツをマスキング。。。何年ぶりやろぉ!
2つは黒を隠してシルバーリーフを塗布。
左のパーツのマスキングは面倒くさかった。
右のパーツはツヤ消しクリアを吹きました。
シャーシ本体はグレーと黒の塗り分け指示ですが、青を意識して勝手に色を変えました。
タミヤのネイビーブルー
とクレオスのファントム
グレー。
右写真は見やすいように
明るめ画像ですが、実際
はどちらの色ももっと
濃色です。
フロント&リヤのアップライトを組み立てて、シャーシに組み込んだ所です。本当に立体的な造形で見ごたえありますねぇ。
このあと排気管と補強材のパーツを付けると、パワープラントフレームがほぼ見えなくなってしまうので、ここに記念写真を置いときます(^^)
最後の2つのパーツを付けてシャーシ完成 (^^) あと、ボルトのモールドにシャンパンゴールドを載せときます、あんまり見えないかもですが。
せっかく床下をちゃんと塗ったので、完成後も見える展示を工夫します。使うのは10年近く前に購入して放置してた展示台。
ガラスと鏡の2枚を、段差・角度を
つけてセットできるものです。
初めて大坂のでんでんタウンに
行って、プラモグッズを買い漁った
時に在庫処分半額、とかになってた
ので二つ買ったのを覚えています。
10年ぶりに日の目を見ました (^^)
両サイドのプラ製の桟にガラス&鏡を差し込む構造。
このように角度をつけることも、平行にもセットできます。
難点は本物のガラスなので、穴を開けたりできない。
上に載せる模型を固定する工夫が難しいです。
そこが使いにくくて放置してたって感もあります。
ここ数年、完成作はすべてWAVEのMケースに固定してます。おととしにはMケースの台座のサイズに合わせてアルミ製の展示台も作ったので、
今作も統一したい。そこで、このミラーベースをMケースに組み込むコトにします。
Mケースの台座にこのように切り込みを入れました。
慎重に寸法を決めてカットし、押し込んでやっと嵌るぐらいの
キツキツ具合に。
グイって押し込んでぴったり嵌ります♪
これで、他の完成作と同じ
ようにアルミ展示台にも
載せられます。
模型の固定はやっぱり
難しいので、展示する時は
置くだけかな。
もう少し考えよ。。。
完成したシャーシを載せてみます。
当然ながら、ひっくり返して直接見るほどハッキリとは見えませんが、裏側を見せる展示として努力賞はもらえませんかねぇ?
↑ で固定はあきらめかな、って書きましたが、
アイデアが浮かんだのでやってみることにしました。
これを使って、ガラス越しの固定を。
磁石と同径の5ミリのポンチをグリグリ。
速攻で抜けました! 予想外の簡単さ。。。
磁石をはめて、瞬着を流し込んで固定。
台座のガラス越しにくっつけてみたら、強度十分!! 横にしても逆さにしてもきっちり留まってます。うまくいった、あー嬉し♪
磁力が強くて、真上に引っ張って
外したらサスごと持ってかれそう。
こんなふうに転がして外すように
します。
で、外すたびに下の磁石が落ちたら
面倒なので、ガラスに瞬着でつけて
おきました。
というワケで③はここまで。さあ、残すはボディの塗装です。うまく行くかどうか、キャンディ塗装に挑戦!!