文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.

NSX 製作記 ②並行、インテリア。

 

慎重にボディの塗装・研磨を進めるので、乾燥の間には常に他の部分を並行して作っていくことになります。②は主に内装と並行。

 

 

  

インテリアの各パーツは、合いも良好で、色さえ塗ればOKって感じなんですが、

 

唯一の欠点がシートバック。

 

 

完成後も見えるのに、ヘッドレスト・シートの裏側ががらんと抜けっぱなし。

 

86 も ロードスター も同様でした。「ヒケ防止のために裏を肉抜けさせとく」

 

は分かりますよ、でも「フタ」のパーツを用意してほしいですよねぇ!

 

 

光硬化パテ〈35〉とプラ棒の芯を使って、右のようにラフに埋めておいて、

 

左のように整形。ヘッドレスト下の穴を確保しつつ埋めるの面倒くさかった。

NSXの内装はカラーや素材のチョイスができます。30万円とか45万円のオプション価格

 

ですが (^^;)  カーボンブレーキ120万、インテリア45万って、これだけで1台買え

 

ますやん !! で、赤とか白とかサドルカラーと黒の2トーンが選べるんですが、自分勝手

 

仕様でいきます。                        選んだのはこれ→     


 

 

 

シートの塗り分けのラインもちょっと面倒です。

 

 

 

←まずは曲線への追従性を重視して0.4ミリ幅の

 マスキングテープ。

 

 

 

  続いて、1ミリ幅のテープでマスキング

  の幅を増して             →


 

 

         1時間以上かかった。

 

   シート中央はラバーブラック砂吹き、ドア内張はセミグロス黒、

   コンソールはマットの黒で塗り分けました。


 

 

さらにシートの横から後にかけて黒く塗るため

のマスキング。

 

 

   ここを黒くするのは、マスキングが面倒だったので、メモ用紙の切れ端で現物あわせの

   型紙を作って、つや消し黒フィニッシュ〈13〉を切り出して貼りました。


ステアリングはセミグロの黒をスプレーしてから、ちょいとマスキングしてエナメルのクロームシルバー筆塗りです。

パドルシフトも同様にチタンシルバー筆塗り。

 

 

  インレットも貼って、お手軽に完成。

 

 


 

 

 

 

メーターの上のヒサシ部分は、オプションの

 

カーボンじゃなくて、標準の起毛スエード

 

っぽくしました。

 

 

 

って言ってもラバーブラックを思い切り

 

砂吹きしただけですが。。。

 

 

 

   ナビはデカールを貼ってからジェルクリア。

 

 

 

   全然平らになってませんねぇ (^^;)

 

   まあ、オープンじゃないし、ちらっと反射すればいいかと。


 

 

 

 

フロアはいつものお手軽工作で、フエルトを貼ります。

 

内装色に合わせてこんな色のを使ってみました。

 

 

 

 

貼り付けは100均の「強接着」タイプの両面テープの細切り。

 

チマチマとしか使わないので、100円で買ってから

 

10年以上経ってます。

 

 

 

 

 

  

 

   最初にフエルトを貼ってしまってから、これらを接着。

 

 

 

   シートベルトのキャッチはワンパターンの細工です。

               (ロードスターの時と同じね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メッキが嬉しいインナードアハンドルを

 

 

つけたドア内張りをくっつけて、

 

 

 

 

 

 

残りのパーツもつけてバスタブ完成♪

 

 

 

 

なんちゃってカラーですが、いい感じの

 

色合いになったと自己満足。

 

 

と思ったら、ここのデカール貼ってないのに気づいた!

トンガリ綿棒とマークセッターでなんとか貼れました。

 

 

   クリアコートはさすがに不可能なのであきらめます。クリアを吹くか、

   ジェルクリア垂らすか、何らかの保護は必ずやってるんですが。。。


 

 

 

             で、ボディの方はと言うと・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

製作記①では影の形をマスクして、

 

クリアブルーを3層重ねた所まで

 

紹介しました。

 

 

 

 

 

今度は文字のマスキングシートを貼って

 

2層吹きます。

 

 

 

 

 

 

 

 影がぼやけて、字が無塗装で残る。

 

 

 

 

 

 この上からさらに2層吹いて・・・・・

 

 

 

・・・・・こうなりました。

 

これで色つけは終了。

 

 

 

 

このあと、

 

 ルーフとサイドシルにカーボンの

 デカールを貼り、

 

 クリア&研磨で、文字部分の段差を

 なくして行き、

 

 全体を鏡面になるまで磨く。

 

と続きます。

 

  

 

まだまだ吹きつけ&乾燥の道のりは

 

長いですね。

 

 

ボンネットを俯瞰で撮影した上の写真では、光の拾い過ぎで薄い水色に見えますが、実際は下の写真ぐらいの色合いです。いや、もっと濃い青かな?

 

とにかく、狙ってた色&反射の表現ができたので一安心 (^_^) 製作記③ではシャーシ・エンジンを進めます。