文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
製作記④もあちこち飛びそうですが、とりあえずはエッチングのフィッティングから始めます。これを一通りやっちゃわないとボディの塗装に
かかれませんから。
③でお見せした写真をもう一度。
サイズはOK。でも、磨き終わったボディに
瞬着でこれをくっつけるって・・・・・
・・・大失敗の元です
と言うより、汚すか位置がズレるかの
どっちかですな(^^;)
裏から接着できるように、開口して薄々します。
プラの厚みが2ミリ以上あって、作業大変でした。
← ルーターで左のように削っていって、
彫刻刀や320番で右のように仕上げ。→
開口部のフチは、直線&直角が出るように丁寧に丁寧に。
左ぐらいまでラフに削ってから、
デザインナイフや600番で右の状態まで。
やってよかった♪♪
ここにあるフューエルリッドはエンブレムになっています。
63年式はこんな意匠。
アイキャッチな部分なので、まじめにフィッティングしましょう!
ボディに置いてみると・・・うーん、なんかショボいなぁ。
実車との違いは・・・・・厚み不足。それからフチの金属フレームの丸み不足。
エッチングの彫り自体は充分緻密なので、ちょっと追加工作したらかっこよくなりそうです。
0.8ミリ径のアルミ線でリングを作って、
接着します。
底面を平らに研磨してから軸打ち。
こうしておけば最後の接着も安心 (^^)
満足!!
アルミなので曲げるのも削るのも
とてもラクちん。
細工前より格段にカッコよくなった
と思いませんか?
続いてフロント & サイド のエンブレム。
フロントのはボディの曲面に沿って湾曲。
サイドのは結構厚みがありますね。
こんなに小さいモノを3次曲面に。。。
本当に微妙な加減の作業でした。 たぶん30分以上やってた。
その甲斐あってピッタリ♪
これも軸打ちしときました。
サイドの厚みはプラ板で。
0.3ミリのプラ板に貼り付けてから輪郭をカットして整えます。
う~ん、ちょうどいい厚み (^^)
Corvette Sting Ray のロゴも軸打ち。こんなのを接着剤ハミ出さずに貼れるウデありません。だったら手間でカバー、ですよね。
お次はドアハンドル & キーシリンダー。
← 実車はこうで
キットはこれ(^^;) →
マジックで落書きして位置決め。
直径1.5ミリ。
こんなちっこいモンのバリ取り、
そもそも保持できません。
そこで同径のプラ棒の先に接着して、
ルーターで回して一気に研磨しました。
楽ちん♪
接着も簡単になって一石二鳥♪
※ルーターを使う時は、面倒がらずに必ず保護メガネ(花粉症用の安いヤツです)をつけています。
この作業で、先端のエッチングが目に飛んできたら (>_<) 想像しただけで怖いでしょ。 ルーターにはメガネ必須ですよ!!
ドアハンドルとその下のボタンは、0.5ミリ径の真鍮線の先に プラ板 & プラ棒 で成形。テクニックも工夫もなし、努力あるのみ。
キットにミラーのパーツは入ってません。
アメリカでは運転席側のみドアミラーが付いて
るのが普通みたいです。
ジャンクから「脚」の形の似てるのを探して
きて、扁平な鏡に改造しました。
削って削ってなんとか形になりました。
ワイパー行ってみよう!!
KA MODELS のワイパーセットからサイズ & 曲りの合うのを選んで組みました。 頭を丸く研磨した、0.8ミリ径の真鍮線を軸にします。
フロントガラスに合うような角度に、真鍮線を刺す穴を開けます。
ワイパーの長さも位置関係も概ねこんな感じでよさそうですね。
ワイパーは真鍮線ごとプライマー&メッキ塗料でクロームに塗装予定。
ここも最初に仮り組みした時から直すつもりだった箇所。 リヤバンパーを差し込むダボ穴が上にズレちゃってるんです。
これじゃあ、完成後にダボが丸見え。絶対このままではイヤです。
← 穴の上半分をパテで埋めて
整形。
↓
で、バンパー側のダボも半円形に削って、 これでOK♪
これでもか、の一体成形パーツ!
なんと、ブレーキライト・マフラー・ナンバープレートのベース
が一つになってます。
合わないだろうなぁ、バラバラに切るハメになるんだろうなぁ・・・。
えっ!!
まさかのバチピタ!
タミヤみたい(^^;)
後ろ姿、カッコいいですねぇ!
前のバンパーもフィッティング
は良好です。
これまたカッコいい!
ガラスのフィッティングをこのページの最後にします。
写真分かりにくいんですが、矢印の辺りが少しスキマっていうか、
ガラスが奥に引っ込んでるっていうか。 後もよく似た状態です。
ガラスのパーツは前後一体なんですが、
別個に調整できるように分割。
で、ルーフに当たる部分の凸を削ったり、
イロイロやって合わせたら、
これまた写真分かりにくいですが、最初よりかなり改善しました。
ただ、厚みに激しくムラがあって向こうが歪んで見えます。
前作の86のガラスとは大違い (^^;) 研磨すべきかな? しばらく保留。
リヤも合うようになりました。
窓の面積が小さいので、リヤは歪みがあまり
気になりません。
Rのキツイ曲面なので、パーツが合って
よかった。
サイドのガラスはパーツ
入ってません。
ガラス自体はプラ板で
作りますが、ボディ側にも
こんな細工をしときます。
ボンネットの開口と同様、まずはルーターで粗削り、
彫刻刀&ペーパーで整えます。
削り過ぎた箇所はパテで補充もしました。
アトで型紙にもできるように、とりあえず白プラ板でガラスの形を作ってあてがってみます。
よさそうですね。
以上で④は終了。⑤はテンポ良く進みますように!!
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