文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
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2015年最初のキットは1963年式の シボレー コルベット スティングレー。私と同じ生まれ年の車です。スーパーカー世代の私は、
ヨーロッパ車に強烈な思い入れがあり、国産車にはまた別種のシンパシィを感じます。で、アメ車は・・・。と刷り込まれてるん
ですが、コブラ と C2コルベット は別格。C2の 63年式はリヤウィンドウのセンターにピラーがあり「スプリットウィンドウ」
というニックネームがつく人気車です。実車で印象の強いボディカラーの赤メタリックで仕上げたいと思います♪♪
箱にはデカデカと スナップ タイトって書いてあります。
パーツ割りも細かくなくて、組むことは簡単そうなので、
どこをどう改造するか考える所から楽しみですね。
ところでこの箱絵、よく見てみてください。
ウエストラインから下はキットの完成写真なんですが、
ワイパーやフロントウィンドウの辺りはイラスト!!
写真と絵を合成してあるんですよ。こんなの始めてです。
そのまま作ったらウィンドウ周りが格好悪いって、
メーカー自らが宣言ってか(^^;) なんとか格好良くするぞ!
仮り組みを始めてみたら、さすがスナップフィット。
15分もかからずに組めちゃいました。マスキングテープも不要。
パチパチとはめたら出来上がり。佇まいはカッコいいぞぉ♪
ワイパーはボディにモールドです。そりゃ、イラストにしたいわなぁ。
コブラもそうでした。レベルってこのパターン多いんですかね?
過去最高に仮り組みがラクチンだったので、嬉しがって写真たくさん撮りました。
複雑に面が入り組んでて、ワイパーの削り落としが面倒そうです。
横からの雰囲気もいい感じ。
この角度が一番好きです。格好いい!
スプリットウィンドウ!!
ドアハンドルも削り落として自作ですね。
実車写真を見ると、フロントタイヤ後 と Bピラー のスリットは
ダミーで、開口してません。
ここは改造不要。ホッとしたような物足りないような・・・。
Corvette Sting Ray のモールド、どうしましょう?
超薄っぺらいモールド、塗れないでしょうねぇ!
難関発見です。
タイヤ位置は・・・
フロントは少し車高が高くて、
リヤは前に寄りすぎ。
矢印方向に修正します。
グリコのおまけ状態なので・・・
・・・調整と言っても簡単簡単。移動させたい方向に穴を広げ、元の穴をパテ〈35〉で塞ぐだけです。
ほんの少し尻下がり気味かな。
これ以上前を下げるとペタンコ過ぎ
なので、後を上げましょう。
簡単なのでアトでちょちょいとやっとき
ます。
アメ車といえばピカピカメッキ。 きっちり仕上げたいのでまずは
キッチンハイター〈9〉(濃いめの2倍希釈にしました)にドボン。
アメプラのメッキって速攻で落ちますね。
あっという間に落ちますが・・・
・・・メッキの下地がトロリと雑に塗ってあるのもアメプラのお約束。
サンディングで落とします。
ホイールの修正は、
なんとスピナーが一体モールドされちゃってる
ので、削り落として自作。
フィンとフィンの間の部分(外周)を開口。
の2点とします。
ピンバイス〈12〉でちまちまと穴を開けます。
余計な所を傷つけないように、
裏からルーター〈53〉で削って、
穴をつなぐように開口します。
このスピナーは許し難い。絶対回らんやろ!
そこでまず、頭の部分を削り落として、
羽根は彫刻刀〈4〉で落とします。
やっかいなのは段差の再現。
彫刻刀&400番〈1〉の細切りで整えて、
なんとか整形。あとはスピナー作らなきゃ。
実車の画像を見ながらサイズを決定。
センター部分は3ミリ、フィンの外径は6ミリ径。
0.5ミリ厚のプラ板をそれぞれの径のポンチ〈15〉で4枚ずつ
抜きます。
6ミリ径の方のプラ板をホイールにあてがって、各フィンの等角の目安を描きます。
この時点で3ミリ径のプラ板を接着してしまい、目安の角度に従って
3枚のフィンをおおざっぱに切り出して、
ちまちまと整形してできあがり。
ホイールに置いてみます。
OKですね♪
製作記①はここまで。気がつけばまだボディが手つかずです(^^;) ついホイールに夢中になってしまいました。
まだまだこれから削ったり、穴を開けたりといった下拵えがてんこ盛り! ②をお楽しみに!!
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