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TOYOTA 86 製作記  ⑤ 外装後編。

 

         86製作記の最終回です。外装を仕上げて完成までの工程をまとめますね。

 

    まずは灯火類。新しい車らしく、各ライトは凝った造形でカッコいいんですが、それだけに模型での再現には一工夫要ります。

 

    手間をかけ過ぎることなく、なるべく実車に似せるよう細工してみました。以下、実車画像と並べて紹介していきます。

 

 

 

 

 

        実車の リヤフォグ & 後退灯 がこちら。

キットのパーツなりです。

 

光の反射具合がうまく表現できた♪ 

 

裏からメタルシートを貼って光を拾わせました。


 

 

        実車のテールライトはこんな風です。

 

 

  A:ストップランプの赤が周囲に写り込んで真っ赤に見える。

 

 

  B:周囲を黒いゴムが囲んでるけど、幅が一定には見えず、

    複雑な見え方。でも確かに黒で囲まれてる。

 

 

        この2点に注意しました。

 

黒い部分はモールドも境界線もありません。塗装では難易度高そう。

 

 

どうしようか3日ほど考えて、ツヤ消し黒フィニッシュ〈13〉

 

細切りを貼り込みました。

 

 

何回もボディにはめて、黒い部分の露出幅を確認。

 

自分なりに納得の状態になるまで3、4回張り直しましたよ。

 

 

 

 

 

       写真では伝えにくいんですが、こんな見え方。

 

 

       黒い部分の幅の変化が表現できたので良しとします。

 

 

 

          こんな感じになりました。

 

 

 

 

      A、Bともにまずまず再現できたと自己満足。

 

 

 

 

    ④で紹介した自作ウィンカーバルブも効いてますよね?

 

  

            お次の光り物はヘッドライト。

 

 

   いろんな角度からの実車写真を眺めると、周囲を囲む黒ゴムはリヤ以上に

 

   幅が変化する複雑な見え方のようです。

 

 

   また、GTグレードのヘッドライトは下部がクロームではなくて黒色になります。

  ヘッドライトの出来映えは完成後の

  写真をお楽しみに♪

 

 

 

← ツヤ消し黒で塗装。

 

 

      周囲のゴムはリヤ同様に

 

      ツヤ消し黒フィニッシュです。 →


 

 

     最後はフロントのウィンカー&フォグのユニット部分。

 

 

 

     ウィンカーはバルブが目立ち、周囲にオレンジ色が乱反射してますね。

 

     フォグもバルブが結構存在感アリです。

← このパーツを塗装して、

 

        こうなりました。 →

 

      オレンジ、乱反射とまでは言え 

 

      ないけど、何重かには写り込み

 

      ましたよ (^^)


 

 

     4か所のライトの細工ができたので、ガラスに行きましょう。

 

 

 

     タミヤキットの美点、クリアパーツの透明度は抜群です。

 

     でも、作業中にどうしても小傷はついてしまうので、まずはコンパウンド。

 

 

 

     で、嬉しいマスキングシート付属なのでさっさと貼ります。あーラクちん♪♪

 

 

 

 

 

 

 

              私はいつも裏から筆塗りです。

 

 

 

 

 

こんなにキレイになるんだから、筆塗りでいいと思うんですよ。

 

 

 

 

ちょこちょことハミだしがあるので息を止めて拭き取りました (^^;)

 

面倒なコトに、オーナーさんの車はプライバシーガラス仕様。

 

 

 

右はネットで拾ってきた画像ですが、実車はかなり濃いスモークで、

 

周囲のブラックアウトがはっきり見えない程の濃さなんです。

 

 

 

 

 

       表からスモークグレーをスプレーするコトにしましたが、

 

 

2回重ねてもこんな着色具合。一度に厚く吹くと100%ムラになるので、薄めに吹き重ねていきますが、実車の濃さになるのにどれだけかかるやら。

 

うーん、今回の転倒ポイントになりそうな予感が。。。 ある程度の濃さで妥協するのが賢明でしょうね。


 

 

     と、思いながら6層吹き重ねたら、しっかり濃くなりました (^^)

 

 

     ちょうど実車のスモーク具合に近いぐらい。

 

 

 

 

     調子に乗ってさらに重ねてたら黒くなりすぎる所でした。

 

 

     しっかり乾燥させてから鏡面に磨きます。

 

 

ボディとガラスの磨き前の乾燥待ち時間がたくさんあるので、小物のやり残しを済ませておきます。

 

 

ボディ同色塗装の済んでいるドアミラー

 

は黒い部分を塗り分けました。

マフラーカッターは形もメッキも良好なのでそのまま。ただし内側をツヤ消し黒でツブして自然に見えるようにしときます。

鏡はサイズも形もピッタリのインレットが付属。

 

手間なしで綺麗に仕上がってありがたい (^^)


 

 

 

最終のクリアを吹いてから1週間、しっかり乾燥したので磨きましょう。

 

 

 

 

パール塗料なのでゆず肌具合が分かりにくいんですが、2000番までやる必要

 

はなさそうなので、バフレックス(3000番相当)から始めました。

 

 

 

写真の右側がバフレックスで研磨した状態。

 

で、その後いつもの手順で、ラプロスのグレー → 茶色 → タミヤコンンパウンドの青キャップ → 白キャップ で磨きました。 

 

 

 

 

 

 

 

クリアコートでパール感が弱まるのが心配でしたが、

 

 

 

 

 

 

           ギラッといい感じでしょ?

 

 

           鏡面具合も合格♪


 

 

 

 

 

 

 

 

  サイドウインドーのサッシュの塗装を忘れてました(^^;)

 

 

 

 

窓枠&ルーフのモールの

 

塗装をして、

 

スジボリにスミ入れも

 

して、いよいよ組み立て。

 

 

 

 

一番楽しい工程ですね!

 

 

 

  アトの作業のジャマになりにくいパーツから順にくっつけていきます。

 

 

                 最初がこれ。


 

なんでリヤのガラスだけないのか? 接着剤ハミだしたんです。本当にどんくさい。特にこのキットはクリアパーツの接着代がしっかり取ってあって

 

接着がとても容易にしてあるのに。。。。。 ひぃひぃ言いながらハズして、接着剤削り取ってスモーク塗装やり直しです(T_T)

 

製作記は以上。リヤガラスの塗料が乾いたら、磨いてくっつけて完成です。

 

 

 

最後にプレゼント用のおまけを少し。

 

完成後はWAVE の Tケースにセットしてお渡しします。アクリルカバーは、普段はホコリ除けと割り切っていますが、今回はケースごと部屋の

 

インテリアにされるでしょうから、ちょっと小綺麗に、真ん中の凹みを隠しました。 


 

 

 

 

 

TOYOTAエンブレムはネットで拾ってきた画像を透明ラベル紙に印刷

 

してプラ板に貼ったものです。

 

 

 

 

他にも車のデータカードや86エンブレムも印刷して・・・


・・・アルミ板に貼ってベースの飾りに

 

します。貼る時にすぐに気泡が入って

 

しまうので、印刷は余分に。今回、四角い

 

方は4枚目でやっと成功でした (^^;)


 

 

           完成写真のページにこのベースにセットした様子も載せますので、よろしければまたご覧ください。

 

 

 

 

 

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