文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に

                   緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.

MAZDA 787B製作記 ④ デカール貼りまくり

エンジンも室内もディテールアップしたい所だらけなんですが、まずはシートをいじります。

(エンジンもほんのちょっと始めてるんですが、まだ紹介するほど進んでません)

 


シートベルトのモールド。

マスキング&塗り分けより・・・

 

落としてベルト追加の方が早い!

荒れた表面をペーパーで整えて、

削り過ぎた所をパテで補修。

ベルトの通る穴(合計5コ)

も開口します。


 

 

消えてしまったモールドを

 

彫り直して、

 

シートベルトは赤、

 

あとで黄色の sabelt の

 

ロゴを貼り付けます。

(実車通りの組み合わせ)


 

 

 

・・・実はこのアト、仕事も体調もいっぱい×2の毎日が続き、頭を使うしんどい作業をやる気が出なくて、単純&好き、なデカール貼りに

行ってしまいました。本当はエンジン周辺の細工も終えて、「組む」ことのメドをつけるのが先なのは百も承知ですが、好きなコトして気分転換

せずにいられない感じだったんです(^^;)

 


複雑に面の入り組んだ部分ですが、チマチマとカーボンデカールを貼り込んで行きます。シートの右にも左にもいっぱい細工したいコトが残ってますが、後回し!! アトで悔やむだろうなぁ・・・  シートは綺麗に仕上がりました。

 

 

続いて本丸のボディーのデカールを!

製作記①で紹介したキット付属のデカール。

 20年放置されていたモノなので、劣化が

 超心配です。でも、グリーン&シルバーの

 部分を塗装でやるのも大変そうなので、

 使ってみます。ダメならマスキング・・・

 

 

    カラーリング以外のロゴやマークは

    黄ばみのない(当然)買い足した

    方のデカールを使います。    →

 

    特に白い□□□のデカールはタミヤ

    の黄ばみが落ち切らなかったので

    ありがたいですね!!


 

 

デカール周辺の「余白」が大きいので丁寧に切り出します。

 

デカールハサミ〈4〉でなければとても無理!

 

 

カルトグラフのデカールの評価が高いのは、馴染みやすさと

 

強さのバランスがいいコトはもちろんですが、余白が最小で

 

こういう切り出しが不要なコトが大きいんでしょうね。

 

 

ちなみにstudio27の方は余白最小、切り出し不要です♪


約2時間でこれだけ貼りました。右の写真の の辺りを馴染ませながらなので、どんどん時間が経ちます。一晩2時間で少しずつ・・・

 

心配していた劣化は全く問題なし。軟化剤で過度にふにゃふにゃにもならないし、凹部にもかなり馴染みます。むしろ良好なぐらいです♪

  


 

 のような所を軟化剤〈22〉

 

 

 

蒸しタオルならぬ「お湯ティッシュ」

 

 

 

を使いながら馴染ませて、5日目

 

 (連続じゃありません。

  時間の取れる日にとびとびで)

 

でここまで。

 

 

 

 

       7日目。

 

ここまでの写真でお気づきと思いますが、

タミヤのグリーンとシルバーのデカールは上に重ねるデカールに「透け」が起こらないように白抜きがされてます。カユイ所に手が届くグッジョブ!

 

上に貼る studio27のデカール と 白抜き部分 のサイズの不一致が心配でしたが、バチピタでした。20年前のタミヤのも STUDIO27のも優秀ですね♪


 

 

 

10日目。

 

 

約20時間でボディー

 

貼り終わりです。

 

 

あー楽しかった♪

 

精度の高いデカールでしたが、タッチアップの必要な箇所は随所にあります。

 

調色してピッタリの緑色を作らなければ!

 

一度軽くクリアを吹いて、デカールを保護してからタッチアップするコトにします。 

                                            ※ここは開口したので合わなくて当然です ↑

                                             (タミヤデカールの名誉のため付言)

 

 

   デカールついでにハチマキを貼りましょう。まずはガラスのブラックアウトの塗装を裏から筆塗りで。

 

←ブラックアウトの塗装のはみ出しをいつもの

 ホワイトスピリット〈22〉で拭き取ったら

 モンモンが残りました。

   塗装面だと大丈夫ですが、クリアパーツだと  

 見えちゃうんですね。

 コンパウンドで軽く磨けば綺麗に取れます。

 

 

    今回はハチマキは裏から貼るので、

    デカールのノリはジャマ! 

          筆で洗い落とします。→


 

 

 

 

 

       ガラス3枚完成!

 

 

 

ページの上の方に載せた写真をもう一度確認。

 

 

この部分、パーツはたった3つ!!

 

 

*床に消火器(?)が一体モールドされたコクピット

*ドライバーズシート

*シフトレバー。

ところが実車の写真を見るとエラくにぎやかなんです。知ってしまうと、まったく無視!  というのも気が済まないというかツマランというか・・・

ボディーかぶせたら見えなくなるのはお約束ですが、少し追加工作することにします。

 

 

シフトレバーは運転席の右側。

いかにもレーシングカーらしいムキ出し感

ですね。

で、パーツはこれ。

悪くないけど、この部品のパーティングライン

を処理して、白・黒・銀に塗り分けるのって

手間のワリに満足感少なそうです・・・



 

 

     ・・・というワケで自作に決定!! 



1・5ミリ径のプラ棒に

1ミリ径のプラ棒を刺します。

真鍮パイプ・真鍮線〈25〉・プラ板 

を使ってこんな風に作って・・・

赤いコード〈11〉もあしらって・・・



(1ミリプラ棒には0・5ミリの                                         ↓

 穴を開けて真鍮線を刺せる                                           ↓

 ようにします。黒く塗って、                                          ↓

 プラ棒の中心を分かりやすく                                          ↓

 してピンバイスを回すと                                            ↓

 うまくいきます。)                                              ↓   

 

 

 

 

 

              塗装して組み付けるとこんな感じです。

助手席側にはシートはなく、

代わりにECUのユニットが

デーンと。

パーツは影も形もないので、

プラ板やらホースジョイントの金属パーツやらで

自作します。

コードは実車とかなり雰囲気が違ってしまい

ました・・・



                                  ↑                  ↑

                                 ECUユニットの下の金属板パーツは下の写真を見て追加したモノです。

 

 

シートベルトやインテリアの様子をこの写真で確認してたら、

 

 

 

 

なんとなく銀色だと思っていた

 

消火器(ですよねぇ?)が赤いコトを発見!

 

      ↓

      ↓

      ↓

      ↓

      ↓

      ↓

      ↓

  これまた、マスキングして

  赤で塗って、ラベルを貼って、

  固定ベルトを黒く塗って・・・

・・・よりは、置き換えた方がラクでキレイ

にできそうです。

今さらですが切り落として(T_T)

金属のちょうどいいのが手持ちジャンクの中に

あったので採用! プラ板に穴を開けて少し床に

食い込むように細工しました。



 

 

  組み付け完了! 自分なりには気に入りましたよ♪ 先にカーボンデカールを貼ってしまい、手順としては × なんですがうまくいきました。


自作パーツはどれもおおざっぱですが、「完成後にガラス越し」 なコトを考慮して決めた妥協線です。

構想・成型・塗装・組み付け、全部で10~12時間ぐらい。例えば倍の25時間かければ(技術の巧拙はさておき)、もっと精密感が出るでしょうが、

いつまで経っても完成しませんよねぇ! しかも、妥協線をもう少し高くしたい、エンジン周辺の工作が控えてますし・・・

 

 

内装完成!って言いたい所ですが、一番手強いこれがまだです。

 

 

製作記④はここで終わって、コレの塗装は(塗装で済むかなぁ?)

 

ページを改めるコトにします。

 

 

 

 

                                        

 

 

 

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