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悪魔のZ製作記 ③盛って削って

 

なかなか整わないボディーをとにかく仕上げ

 

なければ!

 

 

溶きパテをちょんちょんと盛って、

 

600番で整えていきます。根気仕事ですね。


 

 

 

   4回目のサフ、

 

 

 

   これでOKとします。

 

 

 

   長かった(^^;)

 

パネルラインのスジボリの様子もクッキリできました。             スリットもこれだけ彫っておけば、最後まで残ってくれそう!

スリットはサフを吹くたびにスジボリをし直して、埋まるのを防止

 

しました。めんどくさいですが、塗装完了したボディーにタガネを

 

当てるのは剣呑ですもんね。


 

ボディーカラーはタミヤのマイカブルーを選択。この車のイメージによく合ってるかと♪  2回重ねていい色味になった後、数ヶ所付いて

 

しまったホコリを1000番で削り取ってからクリアを吹いたら、研磨跡が醜く残りました。ソリッドカラーだと、クリアを吹いたら1000番程度の

 

研磨跡は消えちゃうんですが、金属粒子を含んだ塗料なのでダメだったんですね(>_<)  よく使うシルバーリーフではそうなるコトを知ってた

 

んですが・・・。  仕方ないので、もう一度マイカブルーを吹いてから改めてクリアコート。クリアはたっぷり5回重ねました。

 

 

 

私としては珍しく、ゆず肌も最低限で

 

綺麗に塗り終わることができました。

 

スジボリも埋まってませんね(^_^)

 

 

 

 

磨く前にしっかり乾燥時間を取ります。

  (夏なので5日程度以上)

 

 

 

磨き終わってから、フロントのインター

 

クーラー・窓枠・リヤパネル、

 

とマスキング&塗装の難関が待ち受けて

 

ます。

 

 

ボディー塗装を終えて、一山越えた気持ちです。で、いつものように乾燥待ち時間に、各パーツの整えをチマチマと進めましょう! 

 

地味でガマンのいる工程だけど完成後の満足感に大きく影響すると思うんです。

 

まずはストラットタワー。

 

フチが鋭角であまりにも不自然。

 

いじればキリがないですが、ちょっとカドを

 

丸めるだけでもかなりマシ。 →  →  →


                                                 この部分の面の荒れがひどいですね。

                                                 押し出しピン跡もしっかりあります。

                                                 入り組んだ形なので、研磨するより

                                                 隠す方がラクだと判断しました。

 

 

 

 

 

        型紙を作ってプラ板に貼り付けて、

 

 

 

 

                   切り出して目隠しにします。

 

 

                   金属のパネルがはまっているっていう

 

 

                   コトにするので、

 

 

 

 

 

               ガンメタルで塗って完成。

 

 

 

 

               ロールゲージの銀や内装の黒と

 

               ちょうどいい相性の色合いを狙いました。

リヤバンパーは段差が付いた形状なんですが、

 

 

モールドが曖昧(白線部分の辺り)なので、

 

 

ガイドテープを貼って、


 

 

 

 

彫刻刀で少ーしずつ段差をつけて

 

 

シャキッとさせます。


 

 

 

     地味な作業ですが、

 

 

 

  こうなると嬉しいんですよねぇ!

手当たり次第にパーツの荒れを直していきます。

 

このパーツも面の乱れがスゴイ ↓& →。

 

600番で直す(白↓部分)とスッキリでしょ(^_^)

 


 

 

 

 

 

 

     まだ手つかずのパーツもありますが、とりあえず1回目の大量塗装です。

 

 

 

 

 

 

     そろそろ地道な作業の連続がイヤになってきてるので、モチベーションを

 

     上げるためにいくつかのパーツを完成させていきます。

 

 

 

    ラバーブラックを砂吹きしました。

 

 

 

 

この塗料はもともと樹脂感というかゴム感というか、

 

そういう質感が出るように作られているそうですが、

 

砂吹きするとより強調されます。

 

最近、ダッシュボードはこのパターンです♪

 

こういう小さい丸いデカールは

 

タミヤのデカールハサミ〈4〉

 

限ります。少しずつ回しながら

 

多角形にカットするとうまく

 

いきますね。


 

 

 

 

 

       ジェルクリア〈27〉でガラスを入れてダッシュボード完成です。

 

 

 

 

       こうやって完成パーツができると、やる気が湧いてきます(^^)

 

 

 

次はシート。S30Zのシートがよく再現されてます。

 

 

実車はややツヤ感のある黒ですが、マットブラックを一吹き、できあがり!!

 

 

・・・そういやシートベルトはノーマルのままだったっけ? ってマンガを

 

 

めくって見ると・・・あらら、4点式ベルトに昔風のセミバケットシート

 

 

じゃないですか!!!

←プラ板を貼り付けてガイドにして、パテを盛り

 

↓カットするラインを適当に描いて

 

  マンガの形に整形します  →


(マスキングテープはモールドを削らない用心です)

 

 

  ベルトの通る穴を開けます。

 

 

  ピンバイスで各開口部の両端に穴を

 

 

  開けてから、デザインナイフやら

 

 

  精密ヤスリやら600番やらを使って

 

 

  整えました。


 

 

   様子見のサフを吹いてみると、

 

  

   案の定アラだらけ。

 

 

   ボディー以外でもこのループにハマる

 

 

   なんて予想外だぁ(>_<)

 


 

 

 

 

 

 

       シートの改造と並行して、フロアカーペットを貼ったりして、

 

 

 

       「部分完成」に備えます。

 

 

 

製作記③の最後はこちら(^_^)

 

 

 

自作したロールバーとストラットタワーバーを

 

組み付けました。嬉しい部分完成の図です♪

 

 

 

ストラットタワーバーにはジャンクのエッチングから

 

それらしく見えるのを選んできて、取り付け金具っぽい

 

表現をしてみました。

 

 

 

カラーリングいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

シートベルトは、こんな風に2本まとめて、

 

 

 

 

アンカーボルトに引っかけるパターンに。

 

 

 

 

ベルトはライトグレイに着色予定です(^_^)

 

 

 

         こういう小細工に色が入って組み付けたのを眺めれば、これだけでご飯3杯はいけます(^_^)  

 

         苦しい時はこの部分や綺麗に塗れたボディーを眺めてやる気をかきたてることにしましょう♪

 

                  

 

 

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