文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
1月末に完成したブラックバードに続いて、
湾岸MIDNIGHT の登場車を作ろうと思い、
どちらにしようかな、と。
Zは、この種の付加パーツ追加キットのお約束で、フィッティングに手間がかかりそうです。対してテスタロッサはタミヤのノーマルのキットを改造
するので、もっとタイヘンです。ホイールを探してきて、GTウィングをつけて、までならともかく、マンガの設定はリトラクタブルライトを固定化
してるんですね!! ケーニッヒ仕様みたいな感じです。(マンガの中で本当にケーニッヒなのかな?) 改造、楽しそうではありますが、8月末の
大阪のオートモデラーの集いまでに1つ完成させたいので、Zを作ることに決めました(^_^)
組み立て説明書の最後がこの「11番」。フロントスポイラー&
オーバーフェンダーは最後につけたらいいんですね・・・・・
・・・なワケない!!
自称中級モデラーたる私はもちろん仮組みから始めますよ!
かっこいいですねぇ!
スポイラーの天地幅もオバフェンのワイド感もいい感じ♪
で、何をするか?
※バンパーをスポイラーから切り離し
(白線部分)
※エアーインテークが「壁」になって
いて空気が入れないので開口
※フォグが「くぼみを銀で塗るだけ」
という乱暴な設定なので細工
(赤○部分)
※インタークーラーの別体化
※ウィンカーモールド落として自作
(赤○部分)
といった辺りを修正しましょう!
スジボリを深める要領で削りこんで切り取りました。
バンパー前面からピンバイス〈12〉で貫いて、
真鍮線を刺せるようにします。
バンパーに真鍮線を接着して、前面のハミだし
はカットして研磨して均してしまいます。
軸打ち完了(^_^)
あれこれ〈4、10、21〉使って、
自作&置き換えする部分を切り落とします。
インテーク部にはパテ〈35〉を盛ります。
置き換えのインタークーラーパーツを接着する
基盤となるプラ板を接着。
細かいミゾのあるプラ板をこう置きます。
塗装しやすくするために別体化したんですから、
もちろんまだ接着はしませんよ。
パテの中心にガイドとなる穴を開けてからルーターで削って
インテークっぽくします。
フォグのスペースを彫って広く・深くします。
ジャンクのライトをパテに押しつけて型を取って、
できた型を埋め込んで、
← 均して面一にして、
こうなりました。→
ウィンカーはクリア素材で作りたいですが、方法は保留中。
とりあえずパテで作っておきましょう。
続いてオーバーフェンダーの整形。
マンガに似た形状の実車の画像です。このマンガは車の細部を描き込まない
タッチの絵なので、似た感じの実車写真を資料にするしかないんですね。
さて、フロントの前部はスポイラーに連続していく形状。
他の部分はロワボディーとの境辺りまでです。
(マンガのオーバーフェンダーはこの写真とは違ってボルト留めじゃありません)
一方、キットのパーツはこんなの(^^;)(T_T)
まずはがっちり接着・固定して、
ナイフや彫刻刀でラフに削って、
粗いペーパーでガシガシ整形します。
とんでもない厚みなので(写真左)、
まずはラフに削って(右)、
ルーター → ペーパー の順に整形します。
足らない部分をパテで補って、
おおざっぱには形ができました。
模型が一番汚いのはこの辺りの
作業の時ですよね。完成後の自己陶酔
を目指して苦難の時です(^^;)
汚いし、粉だらけだし、仕上がり具合が分からないので、一度サフ吹き。パーティングラインの処理もしないうちにサフ吹いたの初めてです。
遠目に見ればかっこいいかな、ですが、もちろんまだまだアラだらけ(下の白丸部分)。溶きパテ→研磨→サフ のループへGO! ですね。
同時進行でパーティングライン処理やスジボリもやっていきます。