文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
細工・キズ消し・面の整え を終えて、
最終サフ代わりの ライトサンド
オレンジ
クリアー
の順にスプレーしました。
私にとって一番カッコいいミウラは
オレンジボディー&金ホイールなので、
タミヤカラーのオレンジです!!
まあまあキレイに吹けましたが、特別なクリアー塗装ではなく、ラッカーの
缶スプレーですから、ゆず肌はあります。
いつもの手順で研磨してピカピカになるまで研ぎ出しました。
実車の窓枠はクロームメッキなので、メッキ調塗装しますが、 今回は下地の黒を
省略して、オレンジ色の上にエアブラシでAMC〈19〉を吹いてみました。
この種のメッキ調塗料〈19〉は、どれもすべて「黒塗装&ツルピカ研磨」の下地を作りその上から塗装する、という手順が定着しています。
(塗料の説明書にもそう書いてあります)
その通りなのでしょうが、私のようにマスキングがヘタで、「いつもハミ出しの恐怖と隣り合わせ」なのならば、リスクを減らすために
‘ 黒塗装 ’ は省略してもいいのでは? と考えたんです。
ボディーの研磨と同時に窓枠もツルツルに磨き、
過去最高の気合いでマスキングして塗装した結果が右です。
金属感・色味は私なりには満足で、黒下地にしなかったデメリットは
感じませんでした。
(下地の色によっても結果は違うんでしょうねぇ、要研究!)
マスキングをはがしたらハミ出しゼロ!! (自分基準では)満点に近い窓枠塗装ができました(*^_^*)
こうして私にとって最難関の窓枠は成功しましたが、そうそう順調続きなワケはなく・・・
購入したばかりの「旋盤のように使えるルーター〈21〉」は前々から欲しかった道具で、今回のミウラの製作には使いまくりなのですが、
タイヤのバリ取りにも使用しました。
ルーターにタイヤをつけて回転させておいて、600番のペーパーをあてがいます。
(写真ありませんm(_ _)m ルーターの旋盤風使用の写真は今後ちょくちょく紹介していきます。)
おぉ、薄皮がめくれるように削れるなぁ、楽ちん楽ちん♪ ・・・・・・・・
・・・・・・・溶けました。(T_T) 原因は過大な回転数です。
いかにも旧車っぽい風船みたいな扁平率のタイヤなので、手持ちジャンクの中に
代わりになるようなのはありません。仕方ないのでそのまま使いました。
毛羽立ち・荒れを目立たなくしようとモデリングワックス〈22〉を塗ってみましたが、
気休め程度の効果でした。
~~~内装にいきましょう。
ダッシュボードはツヤ消しの黒で塗装することが多いですが、
今回はちょっと気分を変えて、ラバーブラックを使用。
思いっきり遠くからスプレーして(砂吹き)、ザラザラシボシボの
質感を表現しました。
メーターのデカールは緻密な印刷で、グッドです!
スイッチ類はモールドを削り落として穴開け。
アトでリベットを刺します。
砂吹きの効果出てますね →
合計8個あるメーターを、全部ジェルクリア〈27〉でコートします。
ガラスがはまっているように見せるためです。
(同時にデカール保護の効果もあります)
実車の写真を見て、スイッチ類を細工。
リベットの頭にエナメル塗料をポテッと置いて乾燥させました。
リベットの頭を下にしてぶらさげて乾燥させると、
塗料が「丸く」固まってくれます(^_^)
・・・と細工をしても、センターの部分は手前にかなりスラントしてるので、
完成後はほぼ見えませんが・・・
まず全体を 「※明るめのグレー」 で塗装後、写真のようにマスキングして
コンソール部分をダッシュボードと同色・同質感に塗装しました。
↑↓「※」
前にも触れましたが、室内パーツの同系色での塗り分けは、
実物より色の濃淡やツヤ感の差が極端になるようにしています。
実車とは違うワケですが、模型的には窓越しにのぞいて分からないとツマラン!
と思うからです。
モールドされているスイッチ類はちょろっとマスキングして
エナメル筆塗りです。
土台のラバーブラックに対して、「※ツヤ有りの黒」で。
最近は、完成後にベースに固定することが多いので、‘ 床下 ’ はがんばらないです。
でも、排気管の取り回しが立体感があってカッコよかったので、シルバー塗装だけは
しました。
ダッシュボード上のリングはキット付属のインレットです。
これって何なんでしょう? シート後の隔壁にも2つあるんですが、
何なのか分かりません。
組立説明図では黒で塗って上からインレットを貼る指示でしたので、
プラ板で円盤を作って黒く塗り、インレットと組み合わせてから
ダッシュボードに接着しました。
ドアオープナーはモールドを落として、それらしい形のエッチング〈5,6〉を
手持ちから探してつけました。
シフトゲートはキット付属のインレット。
シフトレバーは0.8ミリ アルミ線〈25〉に置き換え。
サイドブレーキの隣に見えるコンソールボックスのフタのボタンもアルミ線です。
サイドブレーキのブーツ&助手席のグリップはエナメル黒を筆でとんとんネチネチ
と置いて、デコボコ感のある皮っぽくしました。
~塗り分けたツヤ黒のスイッチ、いい感じかと・・・。どうでしょうか?
内装完成です!!
ダッシュボードからセンターコンソールに続く・・「ツヤなしの黒」
サイドシルやシート後ろの隔壁の・・・・・・・・「明るいグレー」
フロアマットの・・・・・・・・・・・・・・・・「赤」
小物の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「クローム、銀、ツヤ黒」
実車の本来の色は「ダークグレー」や「セミグロスブラック」に近いとしても、
ボディーをかぶせて、窓越しに見ることを考えると、これぐらいの色の差が
ある方がいいと思うんです。
~反省:ステアリングのスポークをもっと薄く削るべきでした。
気付くのが遅い(-_-)
隔壁とガラスを隔てただけで、シートのすぐ後に12気筒エンジン!!
うるさくて熱いでしょうねぇ(^^;) しかもエンジンルームは、
リヤのルーバーのスキマ を通して、遮るモノなしに「外」とつながってるし!
さすがは スーパーカー@@@