文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
フロントウィンドウは、仮組みしたときに 「ちょっとスキマが開くけど、接着の時に強引にやれば大丈夫なレベルやね!」
と思ってたんですが、ボディーカラーを吹いたアトで念のため合わせてみたらイメージ以上のスキマが・・・。
何のための仮組みやら (>_<)
でも、合わないモノは仕方ないので、いつかはチャレンジしなければと考えていたヒートプレスをやる時だ!! と勝手に闘志を燃やします。
幸い、模型電動士さんが、とても安価かつ易しいやり方を丁寧にHPで紹介されてますので、100%マネします。
ただし、「やり方が易しい」のであって、私でも「易しくできる」かどうかは別問題ですけど・・・。
プレスする ‘ 型 ’ にはもとのパーツをそのまま使用することにしました。
足らない部分にパテ〈35〉を盛って → 削って面を整えて → ボディーに当ててみて
を何回も繰り返します。
ピッタリ合うまで繰り返して、写真のようになりました。
が
ピッタリでいいのでしょうか???
型が少し小さめじゃないと、
プレスして出来たガラスが大きすぎるハズですよねぇ??
とにかく初めてなので全く見当がつきません。
とりあえずピッタリ状態で一回絞ってみよう!
100均で買ったフォトフレーム(熱を考えて木製)に
同じく100均で買った塩ビ板をセロテープで留めます。
(塩ビ板の元の姿は「カードケース」です。)
台所のガスコンロで塩ビ板をあぶって
型に押しつけると同時に、これまた100均のミニタッパーで押さえます。
こういう・・・
ことです!
やってみたら、型の強度が足りず、押さえつけた時に型がたわんでしまい、当然できたガラスの形も変に・・・。
で、裏からたっぷりパテを盛って型を固くしました。写真の型が真っ黄色に見えるのはそのためです。光硬化パテの無駄遣いだ・・・
ビビッて炙りが弱いので、塩ビ板の ‘ 軟らか具合 ’ が足りなくて
絞りきれない失敗多数。
でも、溶けてガスコンロにボトって落ちる恐怖はかなり大きいですよ!
充満するにおい・コンロの掃除・あわててヤケド、頭をよぎるんです(>_<)
出来たガラスは予想をはるかに超えてデカ過ぎだったので、
型を削って少しずつ小さくしながら、合うまで20回以上絞りました。
ついに合った!!! できた!!!
のですが、両脇の曲率の高い部分にブツブツが・・・
型を研磨し直したり、勇気を振り絞ってしっかり炙ったり、
何回か試しましたがブツブツはなくなりませんでした。
上の写真だと目立ちませんが、
この角度からだとよく分かります。
幸い、完成作を眺めていて即気付く、というほどは
目立ちません。これで行くことにします。
気力の限界・・・
このミウラの完成後間もない時期に、全長10㎝ほどの戦闘機をスクラッチ(!)で作ってみえる方にお会いする機会が
ありました。めちゃくちゃ曲率の高い、小さな小さなキャノピーをヒートプレスでたくさん作っておられたので、
コツを聞いてみたところ、
「なるべく薄い材料を使うといいよ。私は試行錯誤の結果、ワイシャツを買った時にエリに挟まっているヤツを使ってます」
とのことでした。
今回は ‘ 合うガラス ’ を作るので精一杯でブツブツはあきらめてしまいましたが、今度挑戦する時は材料の厚さや素材を
いろいろ試して、きれいなガラスを作ってやろうと思います。
・・・・・・・薄い塩ビ板かぁ、車の窓にはワイシャツのエリ芯は小さ過ぎ・・・・・・・・・・・。
(でも、本当はもとのパーツがバチピタなのが嬉しい・・・)