文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
内装とシャーシが仕上がったので、残すは外装の仕上げと組み付けです。まずはキャノピーをなんとかしなくては!
製作記②でここまで。パテで形ができた所です。
はがしたマスキングとの境目がガタガタしてるような気がしますが、
半透明な光硬化パテなのでよく分かりません。
そこで、ボディーと同じピンクサフを吹いて様子見。
やはりあちこちに、こういう穴やらガタつきがあります。
一つ一つ溶きパテで埋めて、サンディングしました。
またペーパーキズだらけに・・・。
また研磨だぁ、めんどくさすぎる!!
1000番。
1500番。
2000番で研磨後、ラプロス♯6000。
タミヤの青キャップのコンパウンドをポリッシャーでジャーって
かけました。わかりにくいですが、黒丸の所のように、
深い磨きキズや曇りが残ります。
そういう場所を重点的にコンパウンドがけを繰り返して・・・
・・・・最後に白キャップコンパウンドで仕上げて、
やっと完全透明が復活しました。
で、またマスキングしてピンクサフ吹いて、
クリア吹きまで終えてマスキングをはずしたのがこちら。
太い矢印の部分はハミ出し。薄め液とコンパウンドを併用して修正します。
でも青の直線の辺りはハミ出しではなく、わざとマスキングを少しずらした結果です。
フレームの両脇にミラーフィニッシュを貼るので、ハミ出しOKなんです。
こうして広めの範囲に塗料を吹くことで、フレームのサイドにしっかり色を回らせる
ことがねらいです。
写真はわざと極端なものを選びましたが、ミラーフィニッシュ〈13〉の
細切り、ギザギザになりやすいです。デザインナイフの刃を新品にしても
なかなかスパッとは切れない。
で、裏返して、台紙の側から刃を当てたらスーっと切れました。
これって私が知らなかっただけで、常識ですか?
キャノピーの完成後の写真です。
クドクドと同じ部分の写真ばかりお疲れ様
でした。これで終わりです。
内側をくり抜いてプラ板で作り直したパルテノングリル。
メッキ塗装してみたら、グリルの幅のバラツキがとても気になります(T_T)
この時点でバラツキ分かりますよね。
ここで立ち止まってやり直さずに
塗装までやっちゃうから、あとに
なって手間食うワケです。
毎度の私の失敗パターン、情けない。
失敗の理由も分かってます。
接着剤が背板を溶かした
せいで反っちゃったんです。
(写真はやり直しを決心してベリベリとはずしたもの。)
そこで、今度は反らないように1.2ミリ厚のプラ板を背板に使います。(前回は0.5ミリ)
マス目ツール〈34〉を貼って1ミリ幅にケガキ線を入れて行きます。
0.5ミリ厚のプラ板を貼り込み、0.5ミリの間隔を開ける。=1ミリ間隔、というワケです。
ところが、14,5本けがいたところで、断念。 幅が均一になりません。 で、今度はこういう作戦・・・
0.5ミリ厚のプラ板 & 0.5ミリ径の真鍮線 を交互に接着。これで根元部分はきっちり0.5ミリ間隔です。
同じ厚さのプラ板を挟みながら1枚ずつ貼り込んでいけば綺麗に並ぶハズ!
なんとか許容範囲にできたかな。背板の厚みが頼もしい、反りそうにないでしょ(^^;)
← こんな風にはみ出して貼っておいて
成型します。→
黒→クリア、と吹いた所。 うん、これなら綺麗にまっすぐに見えそうです!
メッキ塗装して、スミ入れもした所。 うまくいきました。 嬉しくて涙出そうです!!
(愛用のタクミのAMCは乾燥後エナメルでスミ入れ、拭き取りできるんです)
涙出ました (T_T) (T_T)
と、ここまで失敗のやり直しの工程ばかりが続きましたが、お次は新しい作業。ボディーサイドのモールの塗装。これが最後のヤマですね。
ミウラの窓枠の時以来の真剣さで
マスキングしました。
ここに来てボディー汚したら、
絶対間に合いません!!
気力も続かないだろうし・・・
色・光沢はOKです。
ドキドキしながらはがすと・・・
おおっ、はみ出してないぞぉ!!
おおおっ、1か所もハミだしなし!
マスキング下手な私としては
快挙です!!
あー、嬉しい。
号泣 (T_T) (T_T) (T_T)
製作記は以上です。組み付けは特に変わったことはなし。
よごさないように、はみ出さないように丁寧に接着しただけです。
ただ、こんなのがあるので、ちょっとオマケを計画してます。
うまくできたら紹介しますね。とりあえず完成!! 搬入に間に合いました!