文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
実車のホイールはこんなにキラキラではないので、メッキを落とします。
キッチンハイター〈9〉に漬けましたが全然落ちないので、トヨタ2000GTの時の悪夢が
頭を過りました。容器に原液を大量に注ぎ足して濃くしたら落ち始めたのでホッ!!
それでも普段より長くかかりました、原因不明。
メッキが落ちたら水道水でジャアジャア洗います。
このパーツも成型色は黄色だったのね。
もうこの黄色見たくありません! 早く塗りたい(^^;)
塗装の持ち手に、割り箸+両面テープ を使います。今回はホイールの裏からも塗装できる
ように写真の位置にくっつけました。
タミヤのシルバーリーフを吹いて、丸一日乾燥後にデカールを貼りつけ。
ドーム状の曲面にデカールフィット〈22〉を使って馴染ませます。
タミヤ内製のデカールでは以前にも R32カルソニックスカイライン で
経験しましたが、薄くて弱くて軟化剤ですぐに破れます。
危なそうだったので、綿棒〈29〉に少量つけて慎重に馴染ませたつもり
でしたが、やっちゃいました(右のデカール) カルトがいいなぁ・・・
エナメルでタッチアップして乾燥させて(2日間)から、
デカール保護のためにアクリルのツヤ消しクリアを、デカールの上の
部分だけ筆塗りしました。
これでホイール完成です!
ブレーキディスクの塗装は簡単に済ませます。
スポーツカーでもチューニングカーでもない実用車、という設定で作るので
派手な色のキャリパーでは変ですもんね・・・
シルバーで塗装 → キャリパーを半ツヤ黒のエナメル筆塗り です。
普段ワイパーはエッチングに置き換えるコトが多いんですが、
今回はパーツのモールドが繊細でいい感じなのでそのまま使います。
塗装前に、ウィンドウに沿うようにクイックイッと曲げておきます。
で、ツヤ消し黒で塗装。 (エナメル、筆塗り)
キットのままでかっこいいワイパーです!!
今まで作った中で一番かも?
前後のエンブレムは 大き過ぎ & 厚過ぎ で凹モールドに全然ハマらないので、裏から削ってフィットさせます。
フィッティングできたら、表側のメッキをそのまま活かしてスミ入れ。
・凹部分にメタルプライマー
・エナメルのブルー (どちらも筆塗り)
・はみ出しをフィニッシュマスター〈29〉& ホワイトスピリット〈22〉
の組み合わせで拭き取り
の手順。 写真右が拭き取り後です。
エンブレムのバックは黒が普通(純正?)のようですが、アクセントにしたくて青にしました。
実車画像で青も見つけたので許容範囲ってコトで (^_^)
ドアハンドルも筆塗り。
キーシリンダーは頭の径が0.8ミリのリベット〈23〉を刺して表現。
ピンバイス〈12〉φ0.6で穴を開けてから、リベットの頭が奥に引っ込むように
φ0.8で少し掘りました。 ちょっとの手間ですが、効果大と思いませんか?
前後ライトカバーのフチは、接着跡が見えないように赤で塗装。こういうクリアパーツの裏を塗った場合、キレイに塗ったつもりでも、表から見たり
違う角度から見たりすると一部スケたりしますよねぇ!(左2枚の写真) 重ね塗りして → はみ出しを拭き取り → 右のようにできあがりました。
クリアパーツにクリアカラーを塗装するのは(も?)苦手です。
筆塗りでもスプレーでもムラにしてしまいます(T_T)
そこで、場合によりますが、クリアレッドやクリアオレンジフィニッシュ〈13〉を
使うコトもあります。セロテープでラインを写し取って(上左)、フィニッシュの裏に
貼って切り出して(上右)、クリアパーツに貼ります。(今回は裏から2枚重ねです)
白いピンセットはHOZANの プラチップピンセット〈3〉。
難接着性なので、「つまめるけどくっつかない」んです!
製作記①で削り落としてしまった、ドアミラー下のウィンカー。
①の時点では日本仕様にはないモノだと思いこんでいましたが、マイナーチェンジする前の
「前期モデル」ではここにウィンカーあるようなんです。
そこで、 カッティングプレート〈10〉を使って
0.4ミリの透明プラ板にウィンカーの形をケガいて、
カッターナイフで格子模様を彫って、
こんなふうに作りました。
クリアオレンジで塗って、フチは黒く塗ります。
と、いろいろやって、 クリアパーツの塗装完了 !!
リヤコンビライトはクリアレッド&オレンジ 自作のウィンカーは裏から フロントフォグはポジション フロントウィンカーも裏は
フィニッシュを裏から二重貼り。 エナメルクリアオレンジ塗装、 ライト風にクリアブルーで。 エナメル、表はフィニッシュ。
表からフィニッシュ貼り付け。 裏からエナメル筆塗りで。 写真上が裏、下が表。
写真上が裏、下が表。
最後にリヤフォグ&後退灯。フォグは表からクリアレッドフィニッシュ。
これらの灯火類のパーツは、ボディーに取り付ける際は「裏が銀色」状態にして光らせます。
パーツ裏を塗装・ボディー側を塗装・金属シートを貼り付け、といろいろな方法がありますが、
光り具合やボディーへの接着の仕方でその都度決めます。製作記の最終回で紹介しますね!
最後は、これまた①でモールドを落とした、
ハイマウントストップランプの製作。
右の2枚〈13、18〉を貼り重ねてお手軽に作ります。
愛用のHOZANのヘラ型ピンセット〈3〉は、薄いフィニッシュシリーズを台紙からめくる時でも、スカっと一発! きっちりツマメます!
上の方のリヤコンビの作業の時は、ツマんだフィニッシュをそのままパーツに位置決めして貼りたいので、離れやすい難接着性のピンセットを使い、
こちらは金属シートの上にラフに貼り付ければいいだけなので、「離れやすさ」より「めくりやすさ」のためにコレを使うワケです。
どちらも、なければないで作業ができないワケではないですが、あれば作業の効率は格段に上がると思います。
切れ味抜群!なタミヤのデカールハサミ〈4〉で角のRをカットして完成 !!
お手軽な割にはいい感じじゃないですか?
「断熱模様シール」は名前の通りシールですから、ボディー塗装が済んだアトで
貼ればいいだけ。リヤフードの曲面に追従してくれるので、その点でもお手軽です!
冬季で気候条件が悪く、屋外塗装のチャンスがなかなかありませんでしたが、明日は塗装作業予定です(^_^)
1回塗装をしたらやれる作業が、増えるのでちょっと進捗しそうです !!