文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
タミヤのニュービートル。私の地元の町で開催される 草生(くさわ)郵便局 模型展 (局長さん主催・局舎が会場)のテーマ作品です。
局長氏が「たとえプラモデルに詳しくない人が見ても、製作者一人一人が工夫を重ねて作っているコトがよく分かるように!」という願いをこめて
企画したワンメイクモデリングのお題(^_^)!! ふだん様々なジャンルの模型を作っている人たちが、それぞれのジャンルのテクニックを使って
同じキットを作るとどうなるか?という刺激的な企画♪♪ 私も参加をお願いしたので、がんばって作ります!! 展示会は5月1日開始ですので、
4月末までに完成しなくてはなりません。 プレッシャーです・・・・・・・素組み で 1か所だけ改造する という方針で製作開始 !!
期限があるので、珍しくハナからテキパキ
手が動きます(^^;)
まずは仮組み。
タイヤ位置・クリアパーツのフィッティング
ともに良好です!!
クリアパーツが合うの、すごくありがたい !
上の写真でも、この写真でも
フロントタイヤ奥のスキマが気になりますねぇ。
目隠しの工夫いるかなぁ・・・
全体的にパーツのフィッティングは良好ですが、
気になったのはフロントフードがボディーから浮き気味なコト。
別パーツなんですよ!
リヤも同じ・・・ っていうか、リヤの方が目立ちます。
原因の1つとして、両フードのエッジが薄くとがっていて、ボディーとの連続感を
損なっている、と感じたので、エッジをサンディングして丸めてみました。
フロントに関してはフードのキャッチ部分4カ所を少し削って、
浮き防止の調整もしてみました。
合わせてみると・・・
かなり改善!(した気がする)
リヤは改善がより分かりやすい!!(ような気がする)
これで行きましょう。
ナンバープレートの付くスペースは欧米用の幅があります。
輸入車で、左右にスペースを余らせた状態て日本のプレートを
付けてるのよく見かけますよね。
こんなふうに→
ジャンク〈43〉から日本サイズのナンバープレートのパーツを探して、
裏側から320番のサンドペーパーで削って薄くしました。
もとのままだと 1ミリ×24=2・4㎝。
「枠」がついてるっていう設定だとしても厚過ぎですので。
ナンバープレートの準備はOK! プレートの文字の趣向をどうしよかなぁ? って考えつつ仕事帰り・・・・・・・
すぐ前がニュービートルだったので「実車観察♪」って見てたら、何か違和感が・・・・・何だ? 何か変だなぁ・・・・・あらら!!
バンパー上のプレートスペースが狭いぞぉ !!
日本用プレートがピッタリはまる形状です。VW社がお得意様の日本のために専用バンパーを付けてくれてるワケね。
メンドウですが、見つけてしまったモノはしょーがないので、修正します (T_T) (素組みのハズだったのに・・・)
修正にはエポキシパテ〈35〉を使います。 こんな風に練ると混ざりやすいです →
タミヤのエポキシパテは硬化の早い(6時間)のと遅い(12時間)のがありますが、
今回は早い方を使用。こちらの方がカチっと固まるので、切削・研磨は気持ちいいです。
どちらのタイプも指にくっつくので、カップ等に水を用意して指先を濡らしながら練ると
いいですよ。
だいたいの形にパテを盛ります。
最近購入した難接着性のヘラ〈38〉を使いました。
少し水で濡らしながら作業するとほとんどくっつきません!
ストレスなかったです♪
硬化後整形。
カッターナイフ&600番 を使いました。
サフ吹いて一発OKなら嬉しいなぁ・・・・
続いてネットで日本仕様のフロント画像も検索。真っ平らな面にプレートがくっついてるようです。
キットのフロントには横長プレートがモールドされてるので、削り落とさなくては!
これを削り取って無かったことにします →
簡単簡単って思ってたら・・・・・・
青い線の間の部分はプレートのモールドがあった所で、
削り取っただけでは左右からつながる凹モールドはもちろんありません。
根気よくヤスリ〈20〉やらペーパーやらをかけて再現しました。
あー手間かかる!!
無視してもいいかな? 程度のスキマですが・・・
せっかく練ったパテが余ってたので、ついでにスキマ埋め。
これは やってよかった !!
ドアミラー下のウィンカーは日本仕様にはない(※製作記③に補記)ので削り落とし。
リヤのハイマウントストップランプは自作パーツで置き換えたいので、これも落とします。
こんなふうにアチコチいじりながら、パーティングライン消し・スジ彫り も同時進行していきます。
全体を一皮剥き終わりました。
迷ったんですが、フロント・リヤともに
フードはこの時点で接着。
研ぎ出しはやりにくくなりますが、
チリがきっちり合った状態での
仕上がりを優先です!
この後・・・サフ(兼 下地塗装)→ 必要に応じてサンディング → 色塗装 → デカール貼り → クリアコート → 研ぎ出し です。
塗装と塗装の間の乾燥待ちも含めて長ーくかかるので、ボディー塗装の工程は製作記の最終回にまとめて紹介します。次回は内装にいきますね!!