文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
ボディーの改造・フィッティングを続けます。とりあえずサフを吹けるまでがんばり所ですね。
うまくいくと楽しくて、失敗するとイヤになる、の繰り返しの日々です!
ウィングのフィッティングを。
使うのはタミヤのディテールアップパーツ
シリーズのウィング。
イモ付けでは心許ないので、軸打ちします。
まず、位置を決めたら印をつけて・・・
・・・その印に合わせて穴を開けます
で、もう一度ウィングをあてがって、裏からピンバイス〈12〉でグリグリとやって
ステーに開ける穴の目印をつけます。
で、目印の位置にしっかり穴を開けて
真鍮線を差し込み接着。
無事軸打ち完了!
今回のように、上から一発で穴を開けられない場合、面倒ですがこんな手順で
やれば、ぴったりの位置に穴を開けられてズレずに済みます。
かっこいい♪♪
ドアのキーシリンダーはぼんやりした凹モールドがあるだけ。
実車はこんな風です。→
そこでモールドにはピンバイスで穴を開けて、
プラ棒をこんな風にして→
黒で塗って、真ん中には丸いインレットを貼る予定。
実車に近づいたでしょ?
さて、このキット、上下合体はただのイモ付け!
ボディ裏のキャッチにシャーシをはめ込む構造じゃないんです。
787B もそうでした。この時期のタミヤはイモ付け方式が多いんでしょうか。
最後の最後に接着剤で汚すのイヤなので、軸打ちしときます。
軸打ちして固定できたので、ボディとサイドシル
の段差をキッチリ合わせるのもやりやすく
なりました。
矢印の辺り、サイドシルがハミ出すので、
こんな感じに整えました。
ホームセンターの虫ピン。
フェラーリのボディサイド
のウィンカーって、そっけ
ない小さな丸。この虫ピン
がちょうどいいんです。
バリもあって雑なモノですが、
愛用のルーター〈21〉に装着して
ペーパー掛けしたら・・・
ご覧の通り!
ウィンカーのモールドを落として、そこに穴を開けて、虫ピンを刺します。
クリアオレンジを塗って完成。
鬼門になることが多い、クリアパーツの
フィッティングにかかります。
フロントはOK。
リヤも良好です。バチピタ。
はい、鬼門!! 透明プラ板でなんとかなるかなぁ?
(写真ありませんが、フロント&サイドの窓は
ピッタリ合いました(^_^) )
クリアパーツをランナーから切り取るついでに、全パーツ切り取って整理しました。
なんか部品多いんですけど(^^;) 部品少ないのが3作続いたあとなので、軽いメマイが・・・
そこでチョット現実逃避。
手持ちのインレット&エンブレムの
ステッカーから使うのをチョイス。
これらを貼る楽しみをモチベーション
にしましょう。
やっとファーストサフ。
今回はプラの成形色が赤で、
仕上げは白という、
染み上がり危険度100%の
条件なので、サフの代わりに
シルバーリーフです。
どうか染み上がり起きません
ようにm(_ _)m
磨きキズも多いですが、接着したインテークの部品の
継ぎ目(横向きの矢印の所)がしっかり残ってました。
溶きパテ〈35〉で埋めて修正します。
←キットのタイヤです。細いと
思ってましたが、実車の写真を
検討して、許容範囲と思った
のでこのまま使います。
ホイールはジャンクから選んだ
これ→
を使いますが・・・
・・・リヤはこんなに幅が足りません。
リムの一番外側を一段削って、
0.3ミリのプラ板を巻いて、
プラ板の細切りを作って、
貼り付けます。
足回りのパーツがヤマほどあるの
で、仮り組みどうしよう?って
思ってましたが、実際にホイール
位置に関係するのは、2、3の
パーツだけ。 あー嬉し!
横から見たホイール/タイヤ位置
ほぼ調整不要です。
タミヤ偉い!
テスタロッサのタイヤは、BBみたいなオールドモデルと
最新のスーパースポーツの中間ぐらいの扁平率。
キットのタイヤはちょうどいい感じです。
タミヤ偉い!
リヤは少しハミだしますが、ハブを削ってやればいい程度。
今回は足回りの調整ラクできそう♪
深リム、いい感じです。
右がキットのドアミラーのパーツ。
2本ステーでそれらしい形状なのはいいですが、運転席側の1個しか
入ってません。 日本の車検通らないじゃないかぁ!!
タミヤ様、2個入れといてください!!!!!
で、チマチマとスリットを開けて、幅を
広げて、整形完了。
この作業を2個、3時間もかかりました。
仕方ないので、ジャンクのミラーを2本ステー
に整形します。
大体のラインをペンで描いて、カット。
~ もう少し追記します ~
毎日飽きもせずにボディ周辺の下拵えを続けていると、いろんなことに気付き始めます。見落としていたアラを発見したり、実車の資料を見て工作
の間違いに気付いたり。こういう発見は効率第一・次々と先の工程へ、というペースで進めているとなかなかできません。今回のように期限なしで
作るといいコトもあるんです。
消え残った継ぎ目に溶きパテを載せて
サンディング。
経験上、まだ完全には消えていない気も
しますが、とりあえずこんな感じに・・・。
テスタロッサには左フロントのみに
←こんなエアインテークが開口しています。
シャーシと合体してこうなるんですが、→
イジッているうちにシャーシの角が欠損していることを発見!!
(30年近く前のキットですから、金型の荒れも進行してるんですね。)
欠けている部分をパテで補修しました。
気付かず進めていたら、完成後にインテークから地面が見えてる所でした(^^;)
この期に及んで新発見!
←リヤバンパーとボディの
間にしっかりパネルの
切れ目があります。
キットはつるりん →
こんな風にスジボリ追加。
色塗る前に見つけてよかった!
リヤカウルの両サイドにメッシュのモールド。
開口まではやらずに黒く塗って済ませますが、
モールドが浅くて、塗装を重ねていくうちに
埋まりそう。マスキングしておきます。
こんな所も、牛歩やってるおかげで見落とさず
に済んだと思います。
というワケで、製作記②の最後は2回目のサフ(の代わりのシルバーリーフ)吹いた写真です♪
あとちょっとだけサンディングしなければならない所もありますが、概ね完了!
染み上がり対策のため塗装の重ねを慎重にやりたいので、この後シャーシ・エンジン・インテリアの製作と並行して、ゆるゆる塗っていきます。