文中の茶色い文字は、「アラカルトー工作howto」に
緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
オープンカーなので、内装はがんばりました。 でも製作に必死で、写真を撮るのを忘れまくり(T_T)
特に、メーターパネルはプラ板からの自作で、製作記を書くならば、絶対触れるべき部分なのに・・・一枚もありません。
実際にした作業を最低限だけですが、再現して説明することにしますね。
これがキットのパーツです。モールドもくっきりしていて、実車の画像と比べても正確。
「スミス 7連メーター」は、コブラの内装の特徴的な部分です。
で、問題は7つのメーターのクロームの縁取り。パネル本体は艶消し黒で、縁取り部分のみ
残してマスキングしてメッキ塗装・・・どう楽観的に見積もっても、
私の腕ではうまくいくとは思えません。
そこで、極細ワイヤー〈11〉でメーターリングを作ります。(手芸用品店で売ってますよ。)
大きなメーター2つは筆の軸、小さな5つは爪楊枝がちょうどのサイズでした。
くるくる巻き付けて・・・
らせんから1周分を金属用ハサミ〈4〉で切り取って作ったリングを、
パネルの形のプラ板の上に置いて・・・
(実際の作業の時はこのあたりを慎重に進めましたが、これは内容説明
のための再現なので雑です。リングの直径も大き過ぎですね。)
リングの内側から瞬着を流し込みます。
リングの外側に接着剤が付くと、サンドペーパー等で取ることになりますが、そのうちに肝心のリングが
外れたり、メンドウです。内側ならばどうせ穴を開けちゃうので、どんなに汚くてもいいワケ!!
ピンバイス→棒ヤスリ→400番のペーパーを筒状にしたもの、の順に使って穴を広げます。
リングの内側と穴がツライチになるまでグリグリ回します。
この作業で7つのうち1つだけリングが外れました。1つぐらいならイヤにならずにできますね!
最終的には3枚の同じ形のプラ板を切り出します。
「リング付きの穴の開いたパネル」「透明プラ板」「黒く塗った上でメーターデカールを貼ったプラ板」
この3枚を重ねて、メーターに ‘ガラス’ がはまっているように見せるワケですね!
(他のキットの画像ですみません。でも 「メーターの上にガラス」っぽい感じ分かっていただけますか?
完成後の画像です。
一番上に来るプラ板はリングごと艶消し黒を吹き付けて、乾燥後にリングに
付いた塗料をとがらせた爪楊枝でこそげ取りました。(すんなり取れます)
スィッチ類は金属パーツ〈23〉を差し込み。 赤と緑のインジケーターランプ
(ステアリングの上部の辺り)は志賀針の頭にエナメル塗料をのせました。
お次は
プラ板からこんな形を切り出したり。。。
いろいろな太さのプラ棒で形を作って、極小の軸打ちもして・・・
車載消火器をでっちあげ!!
実車画像を見ると消火器を積んでいることが多いようなんです。
塗装して、
ガンダム用のデカールから、らしく見えるものを貼って、
(ガンダムは作りませんが、デカールの文字が小さいので、こういう時に使えます。
ディテールアップ用にデカールのみで売ってるものを購入してありました。)
細切りした布ベルトでシート後方に固定、という風に仕上げました。
(後ろの白い lllll の所は、製作記②で裏から目隠しした部分です。)
続いてABCペダル。
手持ちのエッチング〈5,6〉からペダルを調達して、そのままプラ板に接着。
で、それらしい形に切り出します。
エッチングには黒の塗料をさっと塗って拭き取り、凹部に黒を残します。(スミ入れ)
この辺りも作成中の写真忘れました。
シートには0.3ミリのプラ棒を貼り付けてパイピングを表現。
シフトブーツ周囲の ‘輪’ はプラ板をポンチ〈15〉でくりぬいて作りました。
メッキ塗装→リベット〈23〉打ち。
フロアには赤のフェルトを敷いてカーペットに!
ドア内張はパーツなし(!)でした。プラ板を重ねて自作。
実車の画像を調べましたが、イマイチはっきりしません。こんな国産車みたいな
内張じゃないかもしれませんが・・・ ひょっとして内張なんかないとか!?
シートベルト〈5,6〉はエッチングも使って丁寧に作りました。
この画像だとシートのパイピング分かりやすいですね。