文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
オートモデラーの集い in 名古屋 をはさんで、
ずいぶん間が開いてしまいましたが、製作記を再開
しましょう。
②でここまでいってたドアの内張から。
つや消しの黒を吹いといて、
いつもの平リベットを刺します。
縦横に走るクロームのモールは
フィニッシュ〈13〉の細切りで表現。
ミラーフィニッシュでは光りすぎると
思うのでジュラルミンフィニッシュ。
マットブラックとかの背景だと、
ちょうどいいクローム感になりますよ。
モールドの上に軽く貼り付けたら、
とんがり綿棒で馴染ませます。
モールドの丸みに追従して、
簡単にそれらしくなります。
完了。
グロスの黒 → クリア としっかり吹きました。
小さいうえに壊れやすいので磨けません。
吹きっぱなしでもツヤが出るように、気をつけて塗装を重ねました。
最後にタクミ〈19〉でメッキ塗装です。
実車資料を見ると、
ドアグリップは両サイドが
金属でカバーされてて、
握る部分はツヤのある
皮革っぽい素材なので、
グロスの黒のまんまに。
本当はセミグロスぐらいなん
でしょうが、見えにくい室内
なのでコントラストは
大げさにね (^_^)
赤の塗装を終えて、
マスキングを
はがしました。
ここらで、ちょっとやる気を加速させるために、大好きなデカール貼りをやりましょう♪
有名なクアドリフォリオのステッカーと、
小さい方は AUTODELTA のステッカー。
こんな並びで貼ってる実車画像をネットで
見つけて、かっこいいのでマネします。
S.HEMMI さん、箱に入ってた、
AUTODELTAのデカールもありがたく使わせて
いただきました。
塗り分けライン、ギザギザだあ。
そっとサンディング & 必要ならタッチアップ
もして、スッキリ直線に直します。
ちなみにマネした実車画像は、かの有名なオークションの「サザビー」のサイトで見つけたモノです。
オークションですから、いつまで写真が載っているかは不明ですが(2018年1月上旬時点でジュリアの画像消えました。売れたのね。)、細部に至るまで画像を
たくさん載せてて、とても参考になりました。①で作った前後の牽引フックもこの実車のマネです。
完成するまで写真残っててほしいなぁ。画像コピーできない設定になってるんですよね。さすが(なのか?)サザビー。(完成直前まで残ってたワケですね。)
それから、AUTODELTA (日本語読みはアウトデルタ)はアルファロメオのワークスレーシングチーム名なんですって。ネットでにわか勉強 (^^;)
こちらのデカールは、貼る か やめようか ずっと迷ってたんですが、
ボディ前部の白と相性がよさそうなので、貼ることに決めました。
段差消すの大変そう。。。
ジャンクデカールから、赤と緑の1ミリ幅の細切りを切り出します。
同じ1ミリ幅のマスキングテープを貼って、
そのテープをガイドにして、細切りデカールをこういう配置で貼ります。
今作のお遊びはイタリア国旗カラーのアクセント。
この3色をボディのどこかにあしらった実車画像はいくつか
ありましたが、この配置そのものはオリジナルです。
作り始めた頃に思いついて、早くやりたくて仕方なかった!
またまた にわか勉強。フランスの三色旗はトリコロールって
言いますよね。
イタリアのこれはトリコローレって言うんですって。
というワケで、デカール完了。ギザギザだった塗り分けラインもスッキリ修正できました。
今後、クリア・乾燥・研磨の繰り返しです。2巡ぐらいでいけるかな?
毎度の手順ですが、ボディの
乾燥待ちが何回も続く、
この期間にいろいろ作ります。
まずはベースへのシャーシの
固定。
固定の細工はワンパターンで、
毎回紹介するのもくどいので、
最近省略ばかりですね。
一番詳しく紹介してるのは
このページです。
ホイールはフラットアルミの塗装指示ですが、
ちょこっと光沢も欲しい気がしたので、
シルバーリーフ & クリアコートで。
クリアかけると金属粒子感が弱まって、
やや落ち着いた色調・光沢になってくれます。
エアバルブ追加しました。
センターキャップは、ありがたいことに別パーツ。
デカール貼って、保護のためにジェルクリア〈27〉でコートしました。
ボディに戻って・・・
1回目の研磨で思いの外デカール段差消えた♪
これなら次のクリアで最終にできるかも。
ダッシュボードはしっかり手を入れます。
*4連メーターの見栄えをよく
*キーシリンダーをそれらしく
*ただのポチになってる、3連のトグルスイッチ作製
*グローブボックスの開閉の把手金具作製
それと、これもでっち上げようと思います。オーディオの入るスペースのカバーですね。
ラジオなり カセットなり が装着されてる実車画像もたくさんありましたが、オーディオレスで
このカバーをつけてるのもいっぱい発見。今作はバンパーレスですから、オーディオもないのが
気分でしょ。きっとオーナーはカムの音を聞きながら走ってるに違いない (^^)
工作開始。
キーシリンダー・トグルスイッチ・グローブボックスの把手
のモールドを落として、穴開け。
全体をサンディングして整えます。
オーディオカバーは透明プラ板を土台にしてスタート。
なんで透明プラ板かというと、光硬化パテを使いたいから。
凹曲面に付くパーツなので、パテで曲面にフィットさせよう
と考えました。
土台ができたら、周囲に0.3ミリ径のアルミ線を貼って、中央の雲形の部分はプラ板を切り出して、最後にシルバーで塗装しました。
真ん中のアルファのマークはあきらめます。シルバーのアルファマークのデカールなんか無いんだもん。
うーん、イマイチどころか、完全にダッシュボード上の汚点になりそう (T_T) 作り直します、2時間無駄にした。。。
気を取り直してメーターの開口。
こちらは慣れた細工なので失敗はしません(ハズ)!
ピンバイス → 棒ヤスリ → 筒に丸めた600番 の手順。
クロームの輪っかの部分だけ残して穴開け完了。
裏からメーターのデカールをあてがってみると、奥に引っ込みすぎなので、裏から削って厚みを減らします。
手前の2つぐらいの薄さに削り込み。
こんな感じです。
キーシリンダーは、プラ棒の先にエッチングを
つけたモノ。
メーターの加飾リングはここで接着しました。
塗装後に瞬着で汚すのイヤです。
トグルスイッチのベース部分のエッチングも
接着。スイッチはアルミ線の端をヤットコで
つぶして作りました。
つや消しの黒を砂吹きしてから、爪楊枝で金属の上に乗った塗料を
こそげ落とします。
裏から0.2ミリ厚のプラ板を貼って、
メーターのガラス完了♪
トグルスイッチはつぶした先端部分のみ黒で塗って差し込み。
グローブボックスの把手は洋白板を曲げて作って、キーシリンダーと
同じ細工の鍵穴をつけました。
オーディオのフタ、やっぱりカッコ悪いわ。。。
メーターは5ミリ径と3ミリ径のポンチでプラ板を抜いて黒く塗装。完成後にプラ板の白色がのぞいたらガックリなので。
ステアリングの中央のエンブレム部分は1.5ミリ径のプラ棒で別体化。 で、デカールを貼りました。
もう一がんばり。ステアリングもちょっと修正。左が元の状態。スポークを薄く削ります。
金属スポークの薄さの表現・中央の丸い部分との段差の表現・スポークの軽め穴のモールド消し、の一石三鳥です。
ライトサンドとレッドブラウンの筆塗りで木目塗装しました。
スーパー7と同じやり方です。
スポーク薄いでしょ、強度ピンチ(^^;)
軽め穴は2個に。エンブレムの場所にはプラ棒を刺すので
開口しときます。その周囲のボルトも虫ピン刺すので穴開け。
シフトレバーとサイドブレーキの「棒」の部分をアルミ線に
置き換えました。これも毎度の細工ですね。
ちまちまとマスキングして、メッキ塗装します。
ステアリングコラムにつく2本のレバー。(ウィンカーとワイパーのスイッチだよね?) これもパーティングラインを処理するより作った方が
早くて綺麗なので、アルミ線の先にパテ団子をつけて、ルーターで回転させて整形。
しんどくなってきたので、ちょっと仮り組み
して様子を見てみましょう。
ふむふむ。
ふむふむ。
まあ、いいかな。
めちゃ嬉しいってコトはないけど、
全然ダメってワケでもない。
(オーディオカバーを除く)
2000GTA 用のデカール。
白が黄変しちゃってます。
上に乗ってるタミヤのと比べると色の差分かりますね。
これを有効利用してフロアマット作ろ。
スーパー7でやった、サンドペーパーを使ったフロアマットが気にいったので
今回も。
生まれて初めてサンドペーパーにデカール貼ってみました (^^;)
行けそう♪
マークセッターをジャブジャブつけて、
綿棒でとんとん。
サンドペーパーのツブツブの黒が顔を出す
ぐらいまでとんとんしました。
フロアマットの織り模様っぽく見えますか?
ちょっと嬉しい (^^)
完成後にはあんまり見えないし
気づいてもらえないだろうけど。。。
やってて楽しいからいいんだ!
後でツヤ消しクリアかけときましょ。
内装、あとはシートベルトのキャッチと、オーディオカバーの作り直しぐらいですね。キャッチの画像探さなくちゃ。
画像を見た結果で、「なしでは済まないなあ」と思ったらベルトも作るかもしれません。
製作記③はここで終わります。④では、後回しにして逃げ続けてた、前後ウィンドウのクロームモールの表現をやらくちゃいけません。
どうなるコトやら。。。 ガラス、傷だらけにするのイヤだなあ。。。
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