文中の緑色の文字は、「愛用道具紹介」に、画像&紹介記事があります。〈 〉は記事NO.
再販キットが手に入るまでお預けだった、シャーシの完成とボディの工作に進みます。その前に2、3やり残しのあった内装を仕上
げましょ。
やり直しを一つ。リヤシェルフ(トノカバー)の位置が低いので直します。初期の仮り組みで、ちょうどいい位置のハズだったんですけど、バルクヘッ
ドの工作なんかをしてるうちに取り付け位置が変わっちゃってたんです。
水平を保つコトと、接着(固定)強度のあるコトを
両立しないといけません。難しいのでこんな
マヌケな方法でやることにしました。プラ板を
箱に組んで、その上に乗っける作戦です。
水平になるまでの微調整がしやすいでしょ。。。
80’sっぽいでしょ(^-^)
後席の乗員はヘッドレストもなくて、事故の際には
スピーカーが後頭部に飛んできますなぁ。原付は
ノーヘルOKだったし、確かシートベルトも義務じゃ
なかったと思います、この時代。。。
背が高いクルマで、窓も上下に大きいので、室内がよく見えます。エアコンの吹き出し口の細工もムダじゃなかったかな。。。
フロントはこんな構成。Hマーク欲しさに再販キットを
購入して、フロントにもリヤ用のホイールを使うこと
にしたので、こちらもシャフトに刺すようにして、
ステアはあきらめます。私の模型、フロントタイヤが
ステアしない率、結構高め。。。
昔のも再販品もキズが見えるホイールは、メッキを
落としてキズを消して再塗装します。
旧キット(白成型の方)はコートしてあって、メッキが
なかなか落ちませんでした。モールドをなるべく
くっきり残すため、下地塗装もクリアコートもせずに
プラ自体にコンパウンド掛けまでやってメッキの
下地とします。
さて、リヤはもともとシャフトの通り道が
ありますけど、フロントはないので、シャフトの収まる
「受け」をパテで作りました。トンネルになって
ないのでシャフト丸見え。。。なんとも雑な床下に
なっちゃいました。得意ワザですが。。。
クルマもモトコンポも白成型になった再販品ですが、
ヒケやキズは旧キットと同じでした。金型のクリー
ニングとか流し込む樹脂の進歩とかで改善してるの
を期待してた部分もあったんですけど、古い金型には
新しいクオリティは望めないんですね、やっぱり。
サイドガラスのウェルドラインがなくなってるコトが
一番の期待でしたけど。。。
修正とディテールアップを同時進行で行きますが
あちこちいろいろ気づくので、気づいた時に
気づいた場所をやりましょう。いつもの出たとこ
勝負です。キーホールは削って均しちゃうまえに
目印の穴を開けながら。
パネルラインのスジ彫りはいつものように。
サバンナで塗り分けラインのケガキをさぼって
エラい目にあったので、今回は意地になってケガキ
ます。矢印の所や、モールとサイドスカートに
挟まれたボディ色の所の境い目もね。左サイド、
だいたい整った。
パワーバルジとフードの間にゴムパッキンが
挟まります。ちゃんとモールドありますが、塗り分け
しやすいようにここもケガキ。幅1ミリもないので
このケガキは慎重を要します。3時間ぐらいかかった
かも。。。おかげで、モールドそのものもくっきり
真っ直ぐに整ったと思います。
インレットが手に入ったので、安心してリヤの
エンブレムもモールドを落とします。リヤも全体に
面の乱れが強くて、変に丸みを帯びてるトコなんか
をコツコツ直しました。最後に気になったのが
ナンバープレート灯。内側にレンズがあるのを
表現したいですが、このままで細工するの
難しそうです。
サフ吹くまでにやることてんこ盛り。嫌いな工程ではないですけど、あんまり多いと飽き飽きしてきて塗装したくなるのが悪いクセです。今作はゴー
ルがHSで、さすがにまだ時間に余裕があるので、短気を起こさずに丁寧な下準備をする決意ですよ。製作記③に続きます。
まだです。 まだです。
・